醍醐倉庫株式会社
EC通販およびネットショップ事業者向けに物流アウトソーシングサービスと販売代行サービスを提供する専門物流会社です。
単なる商品保管や発送代行にとどまらず、検品、セット組み、在庫管理、返品対応などのバックヤード業務全般をサポートし、貴社の業務効率化と売上アップに貢献いたします。さらに、当社の販売代行サービスを利用すれば、商品を預けるだけで楽天市場やYahoo!ショッピングでの販売が可能となります。
これにより、売上向上と物流支援を包括的にサポートいたします。
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この記事の目次
- 1 はじめに
- 2 設問１. 月に何回程度オンラインショッピングを利用しますか？
- 3 設問２. オンラインショッピングをする際、商品レビューをどのくらい重視しますか？
- 4 設問３. 商品の購入を決定する前に、商品レビューをどれくらい読みますか？
- 5 設問４. 商品レビューを読む際に、特に重視する点は何ですか？
- 6 設問５. 商品レビューが商品の購入意思決定に与える影響はどのくらいですか？
- 7 設問６. ネガティブなレビューがある場合、購入を見送る可能性はどのくらいですか？
- 8 設問７. ポジティブなレビューが多い場合、購入を決定する可能性はどのくらいですか？
- 9 設問８. レビューの信頼性を高めるために重要だと感じる要素は何ですか？
- 10 設問９. どのような特典があればレビューを書きたいと思いますか？
- 11 設問10. レビューを書く際に重要だと感じる要素は何ですか？
- 12 まとめ
はじめに
商品レビューは、消費者が購入を決定する際に大きな影響を与える要因の一つです。本調査では、消費者がオンラインショッピングにおける商品レビューをどのように活用し、どのような要素を重要視しているか、そしてレビューを書く際の動機がどのように購買行動に結びついているのかを調査し、分析しました。
事業者様の参考になれば幸いです。
調査期間：2024年９月20日
調査対象：10～60代以上のネットショッピングの利用経験者男女300人(男性151人、女性149人)
設問１. 月に何回程度オンラインショッピングを利用しますか？
結果を見ると、全体の約66％の人が月に数回以上オンラインショッピングを利用しているという結果が出ています。
このことから、オンラインショッピングの利用頻度は人によって異なるものの、月に数回程度の利用が一般的な傾向にあることがわかります。また、頻繁に利用する人も一定数いることから、オンラインショッピングは現代社会において、多くの人にとって身近な消費行動の一つになっていると言えるでしょう。
設問２. オンラインショッピングをする際、商品レビューをどのくらい重視しますか？
結果を見ると、「非常に重視する」と「かなり重視する」と回答した人が全体の約62%を占めており、多くの人がオンラインショッピングにおいて、商品レビューを重要視しているとわかります。
次に約34％が「ある程度重視する」という回答おり、この選択肢を選んだ人を含めると、9割以上の人がレビューを少なくともある程度参考にしていることを示しています。
このことから、オンラインショッピングにおいてレビューの影響力は非常に高く、購入意思決定の際には重要な要素であることが明らかになっています。
設問３. 商品の購入を決定する前に、商品レビューをどれくらい読みますか？
約半数の人が「一部を読む」と答えており、特に必要な情報をピックアップして確認することが一般的な行動となっていることが示されています。このことから、効率的に必要な情報を取得しようとしていることが読み取れます。
一方で約4割の人は「大半を読む」と答えており、比較的多くのレビューを読み込んで慎重に判断する層がいることも確認できます。
「一部を読む」、「大半を読む」、「必ずすべて読む」と答えた人をあわせると97％の人々が何らかの形でレビューを読んでおり、購買意思決定においてレビューが欠かせない役割を果たしているという結果になりました。
設問４. 商品レビューを読む際に、特に重視する点は何ですか？
約60％の人が「商品の品質や性能に関する評価」を選択しており、消費者が購入する際に商品が期待どおりの品質であるかどうかや、性能が説明どおりかどうかを特に重視していることを示しています。
次に多いのは「使用感や使い心地」で、全体の約34%です。消費者は商品がどれほど使いやすいか、あるいは快適かどうかも購入決定において大きな影響を与えていることがわかります。
以上の結果は、消費者が商品についてより詳細な情報を得たいという欲求が強いことを示しています。特に、実体験に基づいたレビューは、商品の品質や使い心地などを具体的にイメージしやすく、購入の決め手となることが多いと考えられます。
設問５. 商品レビューが商品の購入意思決定に与える影響はどのくらいですか？
「購入を検討する上で重要な参考になる」と「購入を決定する大きな要因となる」と答えた人が59％おり、半数以上の人が商品レビューを購買行動の重要な要素として捉えていることを示しています。さらに「購入を決めるときの参考の一つ」と回答した人も約40％いることから、ほとんどの消費者がレビューを何らかの形で参考にしているということがわかります。
この結果から、商品レビューが購入意思決定において重要な役割を果たしていることが明らかになりました。
設問６. ネガティブなレビューがある場合、購入を見送る可能性はどのくらいですか？
「必ず見送る」と答えた人は少数ですが、「場合によって見送る」と「大半の場合見送る」と答えた人が約9割を占めることから、ネガティブなレビューは、消費者の購入意思決定に大きな影響を与える要素であり、多くの消費者はレビューの内容を慎重に検討していることがわかります。
一部の消費者はネガティブなレビューがあってもあまり気にせず購入を決める傾向も見られますが、全体的には商品の売れ行きに大きな影響を与えることが示されています。
販売側にとってネガティブなレビューの管理や対応は、非常に重要であるという結果が明らかになりました。
設問７. ポジティブなレビューが多い場合、購入を決定する可能性はどのくらいですか？
「場合によって購入する」と答えた人が全体の約48%で、状況に応じてポジティブなレビューが購買行動に影響する傾向が見られます。また、「大半の場合購入する」と答えた人も44%と多く、レビューが好意的であれば大多数の人が購入を前向きに検討することがうかがえます。
「必ず購入する」と回答した人は5%で、少数ながらもポジティブなレビューが決定的な要因となる層も存在します。
一方、「あまり購入しない」と回答した人や「全く購入しない」という回答はごく少数で、ポジティブなレビューがほとんどの消費者にとって、購入の後押しとなっていることがわかりました。
設問８. レビューの信頼性を高めるために重要だと感じる要素は何ですか？
この結果から、消費者はレビューの信頼性を高めるために、単なる高評価やポジティブな意見よりも、詳細で具体的な情報やネガティブなレビューで商品の欠点や問題点を確認して、バランスの取れた判断を下そうとしていることが伺えます。
また、多数のレビューがある場合、より幅広い意見を参考にできるため、商品に対する客観的な評価が得られ、信頼度につながると考えられています。
設問９. どのような特典があればレビューを書きたいと思いますか？
この結果から、消費者はレビューを書くために即座に得られる特典、特にポイントや割引に強く惹かれることがわかります。
抽選などの不確実な報酬よりも、確実に得られるメリットがレビューを促進する効果的なインセンティブとなっています。
設問10. レビューを書く際に重要だと感じる要素は何ですか？
消費者はレビューを書く際に、商品の良し悪しを正直に伝えることや、正確で他者に役立つ情報を提供することを重視していることがわかります。簡潔さや独自性を求める人は少ないものの、全体としては信頼性の高いレビューを意識して書こうとする姿勢が強調されています。
まとめ
このアンケート結果から、レビューは消費者の購買行動に大きな影響を与える重要な情報源であることが明確になりました。
消費者はレビューの信頼性を非常に重視し、詳細な情報やバランスの取れた評価、特にネガティブな要素の有無が決定的な要因となりうるという結果も出ています。また、レビューを書いてもらうためには確実な報酬が効果的であり、企業にとっては信頼性の高いレビューを促進するためのインセンティブが重要です。
この結果を踏まえ、より良いレビュー環境を構築し、消費者に信頼されるレビューを増やすことが、売上向上に繋がる重要な戦略といえます。
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