CX改善プラットフォームを提供する株式会社Sprocket(本社:東京都品川区、代表取締役:深田浩嗣)は、A/Bテストによる施策の検証回数が累計10万回を突破したことをお知らせいたします。

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10万回を超えるA/Bテスト実績
A/Bテストは、同じ期間に類似のユーザーセグメントを対象に、複数のテストパターンを実施することで効果の違いを検証するテストのことです。これにより、直感によらず施策の良し悪しをデータから判断することができるようになります。
Sprocketには、Web接客のポップアップやページ内コンテンツのA/Bテスト機能があります。内容の違いだけではなく、表示位置や表示するタイミングでのA/Bテストも実施可能です。Sprocketのコンサルタントは、A/Bテストを繰り返すことで、ユーザー視点の仮説検証により、ROIやCPAの改善を実現しています。
2016年にSprocketを正式リリースしてから実施してきたA/Bテストの回数が、2024年2月時点で10万回を突破しました。
10万回のA/Bテストから見えてきた知見の例
表示タイミングによるA/Bテスト
旅行会社のサイトで旅のテーマ別に案内するポップアップの表示までの秒数をA/Bテストしました。ユーザーがページを訪れてから5秒後に表示したパターンと10秒後に表示したパターンで比べ、10秒後に表示したパターンが効果的でした。

表示場所によるA/Bテスト
百貨店のサイトの特集ページで会員登録を促す案内を、スマホ画面の上部と下部で表示した場合のA/Bテストを実施しました。上部と下部では、下部に表示したほうが効果が高く、会員登録率に30%以上もの差が出ました。

画像とテキストによるA/Bテスト
金融機関のサイトで、カードローンの詳細ページへの誘導を促したケースにおいて、テキストのみで訴求したパターンと、画像を用いて訴求したパターンでA/Bテストしました。結果、テキストのみで訴求したパターンの方が効果的でした。

10万回のA/Bテスト実績から成果につながるメソッドを構築
SprocketではA/Bテストを積み重ね、PDCAサイクルを回すことで、ECのROIでは平均1,565%、新規獲得のCPAは平均約4分の1まで減少するなど、数字としても確かな実績が表れています。
A/Bテストから大きな価値を生み出すためには、基本的なプロセスを正しく理解した上で、PDCAサイクルを回し続ける必要があります。10万回のA/Bテスト実績から成果につながるA/Bテストメソッドを構築しています。Sprocketを活用し、成果を最大化するための実践的なメソッドは、「Sprocket活用メソッド」として導入企業向けに限定公開しています。
