なぜSNSギフティングをやるべきなのか。成果を上げる方法と事例を紹介

ハピラフデジタル代表の富田と申します。(X:@tommy_output

弊社はSNS累計250アカウント以上のグロースの実績のもとマーケティング全体の戦略設計やクライアント様のリソースが足りない部分に関しての運営代行などを行っております。特にEC事業者様の支援をする機会が多いのですが、よくいただくのが「ギフティング」ってどうなんですか?という質問です。

「やったほうが良さそうだけどどうやればいいかわからない。」
「やることによりどのような効果が出るのかがわからない。」

このような質問も多数いただきます。

今回はギフティングの実態や事例そして新しくクライアント様のリスクをできる限りゼロにしたSNSギフティングプランを開始しましたのでそちらの話ができればと思います。

なぜギフティングなのか

商品やサービスを購入する際に、生活者のクチコミやレビューを信頼しますか?
商品やサービスを購入する際に、生活者のクチコミやレビューを信頼しますか?
参照元:https://markezine.jp/article/detail/40092

上記の質問に対して男性は6割、女性は約7割の方が信頼すると回答しています。

クチコミを見て購入・来店後、該当の商品・サービス・店舗を継続して購入・来店されたことはありますか?
クチコミを見て購入・来店後、該当の商品・サービス・店舗を継続して購入・来店されたことはありますか?
参照元: https://ecnomikata.com/ecnews/36562/

全体で6割以上の方が口コミを見て購入や来店した後に継続的に購入や来店をしています。このようにSNSの口コミ経由の顧客はLTV(ライフタイムバリュー)が高いことがわかります。

購入検討時に最も影響を受けたものは何ですか?
購入検討時に最も影響を受けたものは何ですか?
参照元: https://ecnomikata.com/ecnews/36562/

たまたま検索で見つけたSNSの投稿が全体の半数、その後は友人・知人/家族と続いていきます。このようにインフルエンサーの発信ではなく身近に感じる方達の声に影響を受けていることがわかります。

インフルエンサーに投稿いただくことでより多くの方に知ってもらえたり、ファンを多く抱えているインフルエンサーだった場合は購入に繋がることもありますが、基本的には有償投稿なことが多いため投資対効果で見ると合わないことも多いです。

またインフルエンサーの投稿はあくまでブランドの認知拡大やブランドリフトとしての指標で見るべきと弊社では考えています。

アルゴリズムの変化によるインフルエンサーマーケ

TikTokが台頭してきたことによりその他のSNSのアルゴリズムにも変化が起きています。

2年ほど前まではフォロワー数が多ければリーチも大きく出て、売り上げへの影響が大きかったのですが、直近では逆転現象が起きています。

エンゲージメント率など既存のフォロワーに対してどれくらいの反応が取れるかという質のほうが重視されるようなアルゴリズムになってきています。

そのためフォロワーの数を問わず、むしろフォロワーが少なくても反応が取れるほうがリーチも伸びるようなことが増えてきている印象です。

弊社で考えるギフティングはこのようなエンゲージメント率が高いような方をクライアントの商材と合わせながら見つけ、投稿していただくということを考えて実行しています。そのため単純にフォロワー数や反応率だけで見ていないので成果に繋がりやすいです。

ではギフティングとは何かについて話します。

ギフティングとは

ギフティングとは

ギフティングとは投稿の確約はないが、商品提供をし、使って良かった場合などに提供者に投稿をしてもらう(UGC/口コミ創出)手法です。

費用などの支払いはないため、かかるリソース、コストは【商品原価+発送費+ギフティングにかかる人件費】です。

そのため通常のインフルエンサー施策と比較して大幅にコストカットし、実施ができます。

ギフティングの投稿イメージ

内側からでは難しい第三者視点の「UGC(口コミ)」は生活感のあるクリエイティブを生成してもらえるため、新たなリーチ獲得によるブランド認知や商品遷移数の向上などが見込めます。

ギフティングにおけるステマとは
参照元:https://yakujihou-marketing.net/archives/4483#index_id3

商品の無料プレゼント=ギフティングを行い、ハッシュタグをつけてなどの事業者のお願いがある場合にはきちんとPRの明記をしないとステマになるため、注意が必要です。

ギフティングの目的


ギフティング施策単体ではROAS、CPAで評価していくことは難しいです。比較検討・購買で悩んでいる層を後押しするための口コミの創出や広告の効果最大化が目的です。

弊社クライアントでもギフティングを実施してから自社での広告用のクリエイティブ制作がなくなり、かつUGC/口コミ投稿を広告に活用してからパフォーマンスも向上しています。

あくまで第三者視点でのリーチによる商品認知/比較検討・購買意思決定としての口コミ、それを活用した第三者広告での活用がギフティング施策の目的です。

ギフティング施策の詳細

ギフティング施策で効果を最大化させるためには3つのことがあります。

①送付先の選定
②送付DMの内容
③投稿の活用

です。

ギフティングで中止したいDMの送信数制限

ギフティング施策を実施する上で1点注意することがあり、プラットフォームによって新規のDMの数に上限があります。

DMの数が増えて相互のコミュニケーションの数が増えてくると1日あたりのDM数も徐々に増えていきます。そのため、定常的かつ中長期でやり続けることが大事です。

またDMをすることでその方とのシグナルがたまり、親密度が上がるためその方達へもリーチが出やすくなったり、かつ投稿へ反応ももらいやすくなります。

ここから実際にどのような事例があるのかを紹介します。

ギフティング施策事例

鎌倉ライフのギフティング事例

ギフティングを実施し、半年でwebサイト遷移数が実施前と比較し420%向上、リーチ数が300%向上、フォロワー数が250%向上しました。

ギフティングの成功事例

ギフティング施策で投稿していただき、1投稿で前後比で売上が200万円増加、またブランドの指名検索数も前後比で16倍に増加しました。

このようにアルゴリズムの変動により、エンゲージメントがつく投稿であればギフティング施策でもバズを起こすことができ、売上への貢献もあります。

ギフティングによる指名検索数向上事例

ブランドの立ち上げ後に他施策を何もせずギフティング施策のみを実施し、2か月ほどで指名検索数が増加した事例です。

このようにSNSでのギフティングはインターネット(Google/Yahoo)などの指名検索数向上へも貢献します。

単月広告CPA比較

元々ブランド側からの広告出稿のみで実施していたところをギフティングを実施し、ギフティングの投稿を広告に活用した結果、広告の成果も大きく改善しました。

上記を見てSNSギフティングの効果がわかっていただけたかと思います。

成果にコミットしたSNSギフティングはハピラフに相談を

ハピラフのギフティングの強み

弊社の強みとしましては、クライアント様に合わせてDM送付先を選定し、その上で数万件DMを送ってきたノウハウから返信率/投稿率が高く出るDMの送付、そしてただギフティングをして終わりではなく、ギフティングで出てきた投稿を活用してマーケティング施策の立案や提案までご支援できる点です。

Instagram/Xギフティング運営代行

SNSギフティングをやってみたいけどノウハウもないし、リソースもないという企業様にまずはできる限りリスクやリソースの負担を下げた成果報酬型のプランをご用意しました。

投稿確約がないギフティングですが、弊社では投稿された1件あたりの成果報酬でのご支援いたします。

クライアント様にやっていただくことはリストアップしたリストの確認可否と発送業務のみです。発送もリソースがないなどあれば別途費用で発送業務も代行することも可能です。

特にSNSに予算を大きくかけられないがSNSで成果を出したいと考えているEC事業者様に実施いただきたいと考えております。

興味をお持ちいただけた方は下記のXアカウント宛にDMをお待ちしています。
X:@tommy_output

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