企業のマーケティングDXを支援するアライドアーキテクツ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:中村壮秀、証券コード:6081)で中国進出支援事業を展開するクロスボーダーカンパニー(カンパニープレジデント:番匠達也)は、株式会社キングジム(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:宮本彰、以下キングジム)に対して、キングジムの子会社である錦宮(上海)貿易有限公司(中国上海市、董事長兼総経理:鈴木信雄、以下、キングジム上海)が実施した中国人KOCプロモーション施策と同時に、当社が独自に構築する日本最大級の在日中国人コミュニティ「BoJapan(ボージャパン、以下BoJapan)」を活用した在日中国人プロモーション施策を行い、通常在庫数の4.5倍を完売しましたのでお知らせいたします。

- 支援背景
キングジムはファイルと電子文具を核とした、情報整理用品のメーカーです。日本のオフィスにファイリングという文化を創り出した「キングファイル」、ファイルのタイトル表示を作るという発想から開発したラベルライター「テプラ」など、そのジャンルのパイオニアとして新しい市場を開拓してきました。2019年からはキングジム上海が天猫旗艦店にて販売を開始しています。
そのような中、販売増加に向けて中国SNS上に商品の口コミを増やすことを目的に、中国側のプロモーション施策はキングジム上海、日本側のプロモーション施策は当社という形で2021年より日中両方での施策を実施してまいりました。そしてこのたび、2022年の独身の日に向けた施策として、日中同時に中国人KOC、在日中国人KOCを起用したREDプロモーションを実施しました。
- 日中KOCのRED投稿により商品評価が大きく膨らみ、通常在庫数の4.5倍の販売を実現
キングジム上海側にて中国人KOC、当社にてBoJapanに所属する在日中国人KOCを起用して、商品体験の機会を提供し、REDへの投稿を促しました。今回のプロモーション対象商品である「ツールスタンド(https://www.kingjim.co.jp/sp/spot/toolstand/)」は、ポケットにサッと道具を入れるだけで、いつでも取り出しやすく、収納を快適にする三角型立て看板のような収納スタンドです。在宅ワーク用のツールやガジェット、文房具、雑誌、眼鏡などの収納に使用されることが多く、既存のUGCもそのようなものが多かった中、今回のプロモーション施策では在日中国人KOCが考案した独自の使い方がRED内で話題になりました

これまで公式には紹介していなかった化粧品やメイクブラシの収納をBeforeAfterで分かりやすく紹介したり、子供の画材収納という新たな使い方のアイデアを動画で紹介するなど、既存のUGCにはなかった新たな切り口のUGCが生まれたことで、商品に対する評価が大きく膨らみました。また、キングジム上海にて起用した中国人KOCのUGCは在日中国人KOCのUGCとは異なり、商品のブランディングを高める洗練されたものが多く集まりました。日中で違った視点でのUGCが創出されたことにより、商品の魅力を多面的に伝え購買意欲を掻き立てるプロモーションが実現、通常在庫数の4.5倍という売上成果に繋げることができました。
- ご担当者様のコメント
当社の利点(中国拠点を構える・日本でのブランド力)とローカルユーザーの関心ごと(口コミ・日本の文具など)を活かせる施策が「BoJapan」でした。BoJapanの情報発信と中国側の施策が相乗効果を生み「ブランド認知と製品に対する評価が大きく膨らみ」これまでにない実績につながったと思います。なお今回のプロジェクトは、ゆとりのない期間での作業でしたがアライドアーキテクツ様のスムーズな進行と細やかな配慮もあって、より良い結果を引き寄せることができたと思います。
中国市場は、激しい変化を伴いますので今後もアライドアーキテクツ様のサービスに注目し、活用の機会を探っていきたいと思います。
キングジム共同プロジェクトチーム様
日本最大級の在日中国人コミュニティ「BoJapan(ボージャパン)」
サービス詳細:https://www.cnmlab.jp/bojapan/
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