【連載企画】物販メディアの中の人が初期費用0円でネットショップ月商100万円目指す 第4回 商品選定編

前回のおさらい

お店のコンセプトはオンライン上のコストコとなり、NETSEAを利用しロットで商品を仕入れて無在庫で販売していきます。

前回は無事ショップオープンを果たし、早速商品を1つアップしました。ロゴの作成も完了し、今度は商品数を増やしていかないといけません。

ルール

初期費用をかけずにネットショップの月商100万円を目指していきます。

利益を残しながら100万円以上の月商を2ヶ月続けられたら、この企画のゴールになります。

毎週金曜日に記事を投稿し、進捗を報告する。

販売する商品を決めよう

まずはNETSEAの仕様について把握する

今回NETSEAで仕入れてドロップシッピングで打っていこうと決めたものの、どのサプライヤーから商品を仕入れていくかがまだ決まっていませんでした。NETSEAではサプライヤーと取引をするために、取引申請を行う必要があります。取引申請を行い、サプライヤーに承認してもらうことで、初めて卸値を確認することができるのです。バイヤーとして新規会員登録を行う際に、一括取引申請を行うと会員登録時の情報で全サプライヤーに一括で申請を送ることができます。

承認されることが多いですが、実店舗を持っていないと取引できないケースや販売実績が伴っていないと承認されないケースがあるため、どうしても取引したいサプライヤーを事前に把握している場合、一括での取引申請は避けたほうが良いでしょう。なぜなら、取引申請が承認されないと、拒否されたサプライヤーへ再申請や問い合わせが一切できなくなってしまうからです。

どのジャンルの商品にするか

今回のコンセプトが「オンライン上のコストコ」なので、ある程度まとめて購入をしてもらっても困らない商品を選定していかなければなりません。となると、いわゆるリピート商材や消耗品になってくるかと思います。美容・健康系の商品や日用品を販売しているサプライヤーから良い価格で仕入れられるところを探していきます。

サプライヤーを探していく

良い条件で商品を販売しているサプライヤーはランキングにいるに違いないと考えました。ランキングに掲載されている商品はおそらく良い条件で仕入れられるに違いないとは思いますが、その一方で市場に多く出回っているため利幅が小さいでしょう。しかし、良い条件で商品を卸しているサプライヤーであればランキング掲載商品以外もきっと良い条件で販売しているに違いないと思い探してみました。

▼NETSEAの美容・健康ランキング

https://www.netsea.jp/ranking/3
https://www.netsea.jp/ranking/3

ランキングの載っているサプライヤーを見ると、ネイル系やメーカー、日用品を販売している問屋など多様な店舗が並んでいます。

NETSEAに機能としてドロップシッピングを行うために必要な条件を絞り込むことができます。

  • 画像転載可
  • 消費者直送可

の2点の条件で商品を絞り込むとドロップシッピングとして利用できる商品を選択できるようになります。

サプライヤーを探していく1

また、確認しないといけないポイントとしては、後払い決済・クレジットカード決済のどちらかが活用できるか、送料はいくらかという点です。コストを発生させずに運営していくためには前払いの決済を利用することはできません。また、卸値が低くとも送料が著しく高いと販売価格が上がってしまい、価格に優位性をもたせることができません。

以上の条件から、サプライヤーを調べたところ、ハリマ共和物産株式会社が非常にコスパよく仕入れられ、取引条件も良いことがわかりました。

ハリマ共和物産株式会社

商品の値段を設定する

商品を仕入れる先が決まったので、次に必要なことは商品の価格設定です。

今回は出品している商品の情報をまとめて管理するために管理表を作成しました。記載する項目は

  • 商品名
  • 商品URL
  • 商品説明
  • 仕入れ値
  • MOQ(最低注文量)

今回はまとめ販売なのでまとめて仕入れられる最低量を入れています。

  • 送料
  • 販売金額

上記7項目を入力するとBASEの手数料や総額でかかる費用、販売金額に対する利益率を計算するような表を作成しました。

▼エクセルの内容

商品の値段を設定する

自動となっているところは上記の項目を入力すると自動で表示されるようになっています。商品名(掲載用)は商品価格から情報を抽出してコピーペーストするだけで商品名を入力できるようにしています。添付したユンケルの場合、「ユンケルローヤルC 30ml 374円/個 10個セット 3740円 最安値に挑戦価格 まとめ買い 業務用」と表示されるようにしており、コピーペーストで商品登録できる仕組みになっています。

この調子で商品をどんどん登録していきます。まずは商品数を登録していき、その後集客に舵を取っていきましょう。

次回予告

次回は集客編です。ゼロから集客を行うため、地道なアクションが必要です。どうやってサイトに人を集めるのか。悩んでいる暇はない!手を動かし続けるのだ!

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