
株式会社フージャースコーポレーション(東京都千代田区、代表取締役:小川栄一)が展開する「欲しかった暮らしラボ」が、60歳以上の男女248名を対象として、老後の生活に関する意識調査を実施しました。
本調査の結果、老後の過ごし方として「趣味を楽しみたい」と考える方が約7割に達することが明らかになりました。その一方で、「できる限り働きたい」「空き時間を利用して軽く働きたい」という回答を合わせると約半数に上り、老後においても社会との接点を保ち続けたいと考える方が多数存在することが判明しました。また、約4割の方に「推し」が存在しており、趣味を続けたい背景には「健康のため」「社会とのつながりを維持したいから」という理由が上位となりました。趣味や好きなものは単なる娯楽にとどまらず、高齢期における健康維持や人間関係を支える重要な要素として認識されているようです。
本調査から、自分らしい楽しみや人との関係性を大切にしながら暮らしたいと願うシニア世代の実態が浮き彫りになりました。
老後の生活に関するアンケート調査の主要なポイント
今回の調査で明らかになった主要なポイントは以下の通りです。
- 約7割の方が「趣味を楽しみたい」と回答しています
- 60代においては「働き続けたい」という希望も顕著に見られます
- 趣味を楽しみたい理由の上位は「健康のため」「社会とのつながりを維持したいから」となっています
- 推しがいるシニアは約4割に上り、推しの対象はアイドルや俳優に限らず、孫、スポーツ選手、動物、歴史上の人物、仏像など多岐にわたっています
老後の過ごし方について
老後をどのように過ごしたいかという質問(複数回答)に対して、最も多かった回答は「趣味を楽しみたい」で69%となりました。年代別で見ると、60代では69.7%、70代では70.0%、80代以上でも52.9%と、すべての年代で過半数を超える結果となり、年齢を重ねても趣味や好きなことを楽しみたいという思いが幅広く見られました。
加えて、「できる限り働きたい」(15.7%)と「空き時間を利用して軽く働きたい」(30.6%)を合計すると46.3%となり、特に60代では合計で51.0%に達しました。

年齢を重ねても「趣味を楽しみたい」は各年代で半数以上を占めており、老後においても自分らしい楽しみや生きがいを追求したいという意識の高さがうかがえます。60代では働く意向を持つ方が半数を超えており、従来の「老後=引退生活」というイメージとは異なる実態が見られます。一方で、80代以上では「子ども・孫と過ごしたい」や「一人(または夫婦)でゆっくり過ごしたい」が増加する傾向が見られました。
多くのシニア世代の方が、年齢を重ねても趣味や好きなことを楽しみたいという共通の意識を持ちながら、年代ごとに仕事や家族との時間への関心度合いにも違いが見られ、自分らしい過ごし方を模索している姿がうかがえる結果となりました。
老後の過ごし方を選んだ理由について

前問でそのように考えた理由を尋ねたところ(複数回答)、最も多かった理由は「健康のため」(69.4%)で、次いで「社会とのつながりを維持したいから」(58.1%)となりました。
趣味や仕事は単なる時間の使い方ではなく、その背景には健康維持や社会とのつながりを保ち続けたいという思いがあることがうかがえます。
推しの有無について

「あなたには今、推している人物やこと・ものがありますか?」という質問に対して、推しがいると答えた方は37.5%となりました。「推し活」は若年層だけのものではなく、シニア世代にも広がりを見せていることが分かりました。
推しの対象について

推しがある(いる)方、またはこれから始めたい方に対して、「あなたが推している、推したい対象はなんですか」と質問したところ(複数回答)、推しの対象は歌手やスポーツ選手、俳優だけにとどまらず、孫や友人といった身近な存在にまで広がっていることが明らかになりました。
推しや推し活による生活の変化について

推しがある(いる)方、またはこれから始めたい方に、「推し」ができたことや「推し活」をすることで毎日の生活に変化はありましたか」と質問したところ(複数回答)、「気分が明るくなった」(56.3%)、「暮らしに張り合いが出た」(42.2%)、「外出する機会が増えた」(32.8%)、「毎日が楽しくなった」(31.3%)といった暮らしや行動面での変化が見られることが分かりました。
「推し」の存在は、日々の楽しみだけでなく、外出や交流のきっかけにもなっており、シニア世代の生きがいや外出などの行動のきっかけとなっていることがうかがえました。
まとめ
今回の調査から、シニア世代の方が「好きなことを続けながら人とつながれる暮らし」を求めていることが見えてきました。趣味や推し活、仕事などを通じた交流の場へのニーズが高いことから、今後の住まいには居住機能だけでなく、人とのつながりや生きがいをはぐくむ役割も求められていくと考えられます。人生100年時代の住まいづくりにおいては、年齢を重ねても自分らしく暮らせる環境づくりが重要になりそうです。
欲しかった暮らしラボについて
欲しかった暮らしラボは、2018年より社会や皆様が求める"欲しかった暮らし"の追求を目的に、さまざまな研究を行っています。
調査概要
- 調査名称:老後の生活に関するアンケート
- 調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
- 有効回答数:248件
- 調査期間:2026年4月3日(金)~2026年4月12日(日)
- 調査対象:フージャースコーポレーションのマンションにお住まいの方、過去にフージャースコーポレーションの物件に資料請求をされた方、欲しかった暮らしラボのHPに訪れた方
※本調査結果では、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
※年代別分析については、年齢属性が「その他」と回答した6名を除いた、60代・70代・80代以上の242名を対象に集計しています。
出典元:株式会社フージャースコーポレーション「欲しかった暮らしラボ」
















