SNSのフォロワー購入者300名に調査、約半数が「アカウントの見栄え整備」が目的と回答─インスタエンサー

InstagramやX(旧Twitter)、YouTubeといったSNSプラットフォームにおいて、フォロワー数や再生回数はアカウントの第一印象を大きく左右する要素となっています。これらの数値を効率的に増やす方法として、フォロワーやいいねの購入サービスが存在しています。

しかし、実際にこうしたサービスを利用した人たちが、どのような目的で、どれくらいの予算で、どのような基準でサービスを選んでいるのかという実態は、これまであまり明らかにされてきませんでした。

こうした背景を受けて、SNSのフォロワー・いいね・再生回数などの購入経験がある20代から50代の男女300名を対象としたアンケート調査が実施されました。本記事では、購入動機やサービス選択の実情について、調査結果をもとに詳しく紹介していきます。

【調査概要】

・調査対象:SNSのフォロワー・いいね・再生回数などを購入した経験がある20〜50代の男女

・調査人数:300名

・調査期間:2026年8月4日〜8月10日

・調査手法:インターネット調査

・調査実施:インスタエンサー/ソーシャルアドバイザーズ株式会社

フォロワー購入の主な目的

「Q1.フォロワーなどを購入した主な目的は何ですか?(複数回答可)」という質問では、以下のような回答結果が得られました。

フォロワーなどを購入した主な目的

最も多かった回答は「アカウントの見栄え(数字)を整えるため」で49%となりました。続いて「アカウント開設初期の伸び悩みを解決するため」が37%、「個人の知名度やブランディングを強化するため」が35%という結果になっています。

また、「企業案件やプロモーションの依頼を受けやすくするため」という回答も26%あり、フォロワー数が仕事獲得に直結しているケースが少なくないことが分かります。実際、フォロワー数は企業がインフルエンサーを選定する際の重要な判断材料の一つであり、報酬額の決定にも影響を与える要素です。プロフィール画面を開いた際に最初に目に入る数字であるため、まずその基盤を整えたいと考える利用者が多いことがうかがえます。

購入したアカウントの種類

「Q2.フォロワーなどを購入したアカウントの種類は何ですか?(最も近いもの)」という質問に対する回答結果は次の通りです。

フォロワーなどを購入したアカウントの種類

最も多かったのは「趣味・プライベートの個人アカウント」で46%でした。一方、「事業用(企業・法人)のアカウント」が21%、「店舗・サロンなどの集客用アカウント」が16%となっており、事業関連のアカウントを合計すると約4割に達しています。

フォロワー購入というと個人の見栄が主な動機というイメージがありますが、実際には集客や販売促進のための手段として活用している事業者も相当数いることが明らかになりました。口コミやSNS検索で店舗を選ぶユーザーが増加している現在、フォロワー数は店舗や企業の印象を左右する重要な要素となっています。

購入した数値の種類

「Q3.これまでに購入した数値の種類は何ですか?(複数回答可)」という質問では、次のような結果となりました。

これまでに購入した数値の種類

「フォロワー」が57%で最も高く、次に「いいね」が50%となりました。また、「再生回数」(35%)、「インプレッション」(25%)、「保存・シェア」(19%)といった項目にも一定数の回答が集まっています。

フォロワーといいねは、どちらも過半数が購入しており、特に需要が高い項目であることが分かります。一方で、再生回数やインプレッション、保存・シェアといった指標についても一定の需要があることは注目すべき点です。

近年のSNSアルゴリズムでは、フォロワー数だけでなく、投稿ごとのエンゲージメント率もおすすめ表示の判定に影響すると言われています。数値のバランスが不自然だと購入を疑われやすくなるため、フォロワーと併せていいねや再生回数も増やす利用者が多いと考えられます。

サービス選択で最も重視したポイント

「Q4.フォロワーなどの購入サービスを選ぶ際、最も重視したポイントは何ですか?」という質問に対しては、次のような結果が得られました。

フォロワーなどの購入サービスを選ぶ際、最も重視hしたポイント

最も多かったのは「フォロワーの質(日本人フォロワー、自然な増加など)」で35%となり、「利用料金の安さ」の29%を上回る結果となりました。価格よりも質を優先する利用者の方が多いことが分かります。また、「アカウント凍結や制限を受けない安全性の高さ」も12%となっています。

海外の低価格サービスでは、外国人アカウントが一気に増加するため、フォロワー一覧を見られた際に購入が疑われやすくなります。いくら安価に購入できても不自然さが残ってしまえば本来の目的を達成できません。そのため、フォロワーの質は経験者ほど重視しているものと思われます。

価格よりも質が優先される背景には、近年のSNSアルゴリズムの進化も影響していると考えられます。単純に数を増やすだけでなく、アクティブなユーザーからのエンゲージメントでなければアカウントの露出増加につながりにくいため、質へのこだわりは今後さらに高まる見込みです。

1回あたりの予算

「Q5.フォロワーなどを購入した際、1回当たりの予算はどのくらいでしたか?(最も近いもの)」という質問に対する回答結果は次の通りです。

フォロワーなどを購入した際の1回当たりの予算

最も多かったのは「3,000円以下」で33%、続いて「3,001〜10,000円」が25%となりました。1万円以下で試している人が半数を超えており、まずは少額で様子を見る利用者が一定割合を占めていることが分かります。

まず1万円以下の低価格帯で実際の反映速度や質を確認し、問題がないと判断した段階で追加購入に進むという、リスクを回避する購入傾向が定着していると分析できます。

一方で「30,001円以上」の回答も合計で約2割あり、事業目的などで本格的に数値を伸ばそうとする層も一定数存在することがうかがえます。

購入前に感じた不安

「Q6.フォロワーなどを購入する前に、不安だった点・ためらった点はありますか?(複数回答可)」という質問に対しては、次のような結果となりました。

フォロワーなどを購入する前の不安やためらった点

最も多かったのは「本当に効果が出るか」で42%でした。次いで「購入が周囲やフォロワーにバレること」(35%)、「アカウントの凍結やペナルティ」(33%)が続き、「個人情報や決済の安全性」も18%を占めました。

「お金を払っても数値が反映されなかったらどうしよう」という不安は多くの人が抱くものです。購入者の多くは、数値を増やしたいという希望とペナルティへの懸念との間で葛藤しています。そのため、単純な安さよりも返金保証や凍結実績ゼロといった安心感が、サービス選定の最終的な決め手になっていると考えられます。

今回の調査結果まとめ

今回の調査からは、フォロワーなどを購入する利用者の具体的な姿が明らかになりました。約半数が見栄えを整える目的で購入しており、1回あたりの予算が1万円以下という回答も半数を超えています。また、サービス選びにおいては、価格よりもフォロワーの質を重視する人が多いことも分かりました。勢いで購入するのではなく、価格や質、リスクを踏まえながら、慎重にサービスを比較検討している様子がうかがえます。

出典元:インスタエンサー/ソーシャルアドバイザーズ株式会社

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