成田空港2024年7月実績、外国人旅客数が過去最高の195.4万人を記録 国際航空貨物量も好調

成田国際空港における2024年7月の運用実績が公表されました。国際線旅客数は286.8万人となり、特に外国人旅客数が7月として過去最高を更新するなど、活況を呈しています。

航空機発着回数の推移について

2024年7月の国際線旅客便発着回数は13,567回となり、前年同月比で93%の水準となっています。韓国や香港、欧州方面などが堅調な伸びを示した一方で、一部の路線では減少が見られているとのことです。

具体的には、中国線の発着回数が1,415回で前年同月比51%に留まったほか、グアム線も206回で前年同月比77%となりました。また、アジア路線全体では、フィリピン線やタイ線などで減便の影響が出ており、3,404回で前年同月比92%の実績となっています。

航空旅客数の動向について

2024年7月の国際線旅客数は286.8万人を記録し、前年同月比101%と前年を上回る結果となりました。旅客の内訳を見ると、日本人旅客数と外国人旅客数で異なる傾向が見られます。

日本人旅客数については70.7万人となり、前年同月比99%とほぼ前年並みの水準を維持しています。一方で外国人旅客数は、訪日需要の高まりが継続している影響により、195.4万人で前年同月比104%を記録しました。この数値は7月として過去最高の実績となり、インバウンド需要の強さを裏付ける結果となっています。

貨物取扱量の状況について

国際航空貨物量は18.6万トンとなり、前年同月比104%と好調に推移しています。2024年4月以降、継続して前年同月を上回る傾向が続いており、航空貨物需要の回復と拡大が確認されています。

成田空港統計グラフ
成田空港統計データ表

(注) 1.( )内数値は、前年同期比。2.航空機発着回数は、出発・到着でそれぞれ1回ずつカウントしており、回転翼機を除く。3.航空旅客数は、出発旅客(国際線の場合、通過客含む)・到着旅客の総数で、それぞれ1人とカウントしている。4.通過客は、外国から到着し、そのまま入国せずに第3国へ出発する旅客で、到着・出発でそれぞれ1人とカウントしている。5.国内線旅客数は、回転翼機によるものを除く。6.国際航空貨物量は、東京税関の資料による。7.仮陸揚は外国から到着し、通関せずにそのまま第3国へ輸送される貨物(トランジット貨物)。8.給油量は、単位未満を四捨五入して表示している。

成田空港統計グラフ2

今後の展望について

今回の統計データからは、成田国際空港における旅客便の発着回数は一部路線で減便の影響を受けているものの、外国人旅客数の過去最高記録達成により、全体としては堅調な回復傾向が見られることが分かります。特に訪日外国人旅客の増加は、日本の観光産業にとって明るい材料となっています。

また、国際航空貨物量も順調に増加を続けており、グローバルな物流の回復と拡大が確認できます。2024年4月から継続している前年同月比プラスの傾向は、国際的な経済活動の活発化を反映していると考えられます。

一方で、中国線やアジア路線の一部で減便が見られることから、今後の路線展開や航空需要の動向が注目されるところです。韓国、香港、欧州方面の好調な推移を維持しながら、他路線の需要回復が進むことが期待されています。

出典元:成田国際空港株式会社による統計データ

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