
GMOインターネットグループ傘下のGMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長CEO:向畑憲良)は、2026年8月5日、ECサイト構築サービス「makeshop byGMO」における公式エージェントスキルをGitHub上でオープンソースソフトウェアとして公開しました。国内の主要なECサイト構築SaaS事業者としては、今回が最初の取り組みとなります。
今回オープンソース化されたのは、ショップ分析、商品分析・改善、クリエイターモードデザイン、ショップ開店という4つのエージェントスキルです。これらの公開により、ショップの運営者をはじめ、開発に携わるエンジニアや制作会社、パートナー企業などは、公式のエージェントスキルを無償で閲覧・導入・改変できるようになります。さらに、GitHubのIssue機能を活用して、改善に関する提案を行うことも可能になりました。
※2026年7月時点、GMOメイクショップ調べ。国内の主要ECサイト構築SaaSが公式に提供する、ショップ運営向けエージェントスキルのソースコードを、GitHub上でOSSとして一般公開する取り組みを対象に調査。
※エージェントスキルとは、AIエージェントに対し、特定の業務を実行するための手順や判断基準を定義した設定ファイル群です。
公開に至った背景
生成AIの技術が急速に発展する中、AIエージェントをECサイトの運営業務に活用できる機会が増えてきています。
しかしながら、AIを実際の業務で安心して活用するには、AIがどういった手順や基準に基づいて処理を実施するのかを確認できる透明性や、継続的に改善を行っていく体制が必要とされています。
同社では、これまでEC運営で蓄積してきたノウハウをオープンな形式で共有し、開発者コミュニティと協力しながら改善を重ねることで、より実践的なエージェントスキルを提供することを目的に、「makeshop byGMO」の公式エージェントスキルをオープンソースソフトウェアとして公開することとなりました。
公開された内容について
GitHub上で、ClaudeをはじめとするAIエージェントに対応した「makeshop byGMO」公式エージェントスキル4種類が公開されています。
ショップ運営における各種業務、具体的には分析業務や商品改善、デザイン制作、開店準備といった業務をAIエージェントが支援するスキルが、MITライセンスのもとでオープンソースソフトウェアとして提供されています。
MITライセンスのもとで公開されており、誰でも自由に閲覧・利用・改変・再配布を行うことができます。
公開されているエージェントスキルの詳細
1. ショップ開店
ショップを開設する際に必要となる各種設定の確認や、商品ページ、商品画像生成用のプロンプト、SNSでの告知文の作成など、開店に向けた準備業務を支援するスキルです。
2. クリエイターモードデザイン
チャットでの指示内容をもとに、「makeshop byGMO」のクリエイターモード機能を使用したショップデザインを作成し、インポート用ファイルの生成から表示確認までを実施できるスキルです。
3. ショップ分析
売上やLTV、RFMといった各種指標を分析し、課題の特定から改善に向けた提案、HTMLダッシュボードの作成までをサポートするスキルです。

4. 商品分析・改善
販売の状況を分析し、商品名や商品説明、SEO対策、価格設定などに関する改善提案から、商品設定の更新作業までをサポートするスキルです。

主な特徴
1. GitHubから無料で利用可能
公式エージェントスキルは、MITライセンスのもとでGitHub上に公開されています。誰でも無料で閲覧・利用・改変・再配布が可能であり、スキルの内容を自社の運用や開発業務に合わせてカスタマイズすることもできます。ショップ運営者だけでなく、開発者や制作会社、パートナー企業も、自社や支援先の業務に合わせて活用することが可能です。
2. AIへの指示内容を確認できる透明性
AIエージェントに与えられる指示だけでなく、AIエージェントが業務を実行するための「SKILL.md」、業務手順、分析基準、レポート仕様、各ショップページのひな形なども公開されています。AIがどのような基準と手順で業務を行うのかを確認したうえで、導入・活用することができます。
3. コミュニティとともに品質を向上
GitHubのIssue機能を通じて、利用者や開発者からの要望や改善提案を受け付けています。開発者、制作会社、パートナー企業、ショップ運営者など、社外の視点や現場の知見を取り入れることで、スピード感のある改善サイクルを実現し、実際のEC運営現場で役立つ、より実践的なエージェントスキルへと継続的に進化させていく方針です。
今後の展望
同社は、今回公開した4種類のスキルを起点として、ショップ運営業務に活用できる公式エージェントスキルを順次拡充していく方針です。
また、開発者コミュニティやEC事業者、制作会社、パートナー企業との共創を通じて、実際のEC運営現場で役立つ知見を取り入れ、より実践的で使いやすいエージェントスキルへと改善していく考えです。
今後も「makeshop byGMO」におけるAI活用を推進し、ショップ運営業務の効率化と、EC事業者の成長に貢献していくとしています。
GMOメイクショップ株式会社について
GMOメイクショップは「Commerce for a better future. /商取引でより良い未来に」をミッションに掲げ、ネットショップ支援事業を展開しています。EC構築支援をはじめ、ECマーケティング支援やEC運用受託にも対応しており、ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」では、多言語表示や外貨決済といったインバウンド対応を追加費用なく提供し、国内ECを起点とした越境ECを支援してきました。
14年連続で業界No.1(※)のECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」に加え、アドオン開発に対応する上位版サービスとして、「GMOクラウドEC」も提供しており、スタートアップから大規模ECまで、あらゆるビジネスのEC化をサポートしています。
同社は今後も、広範なEC領域において店舗が抱えるさまざまな課題を解決できるよう、サービスのさらなる強化を図るとともに、日本企業が追加コストや複雑な運用負荷をかけることなく、国内から海外まで販路を広げられる有数のEC基盤として、国内EC市場のさらなる活性化に貢献していくとしています。
※ECサイト構築サービス運営企業各社の発表数値よりSaaS型の数値を比較(GMOメイクショップ調べ 2026年4月時点)
出典元:GMOメイクショップ株式会社



















