
LIPS編集部が、美容アイテムの購入先として身近な存在である「ドラッグストア」と「バラエティショップ」について、LIPSユーザーを対象に調査を実施しました。美容好きなユーザーが感じるそれぞれのメリットや使い分けの実態が明らかになっています。
今回の調査は、2026年7月7日から7月14日までの期間に、LIPSユーザー2,465名を対象にアンケート形式で行われました。美容商材との掛け合わせの可能性について、興味深い結果が得られています。
ドラッグストアの利用率は95%超え、普段使いの美容スポットとして定着

調査の結果、ドラッグストアの利用状況については、「よく利用する」と回答したユーザーが76%、「利用する」が20%となり、合わせて96%が日常的に利用していることが明らかになりました。世代を問わず親しまれているお店という位置づけであることが考えられます。
バラエティショップは60%以上が利用、美容好きならではの高い利用率

一方、バラエティショップについては、「よく利用する」が30%、「利用する」が32%で、合計62%のユーザーが普段から利用していると答えています。ドラッグストアと比較すると利用率は低くなりますが、店舗数やアクセスの手軽さを考慮すると、こちらもユーザーにとって身近な存在であるといえます。
美容商材購入はドラッグストア派が約7割、それぞれの愛用理由を深掘り

美容商材を購入する場所としては、「ドラッグストア派」が全体で約7割を占めており、各世代の回答でも「ドラッグストア派」の割合が多い傾向となっています。それぞれの店舗が選ばれる背景について、詳しく調査されました。
ドラッグストアは美容のコンビニ的存在、日常に寄り添う手軽さが魅力

ドラッグストア派のユーザーからは、「近隣にある」「他の買い物のついでに購入できる」といった意見が多く寄せられ、近くで気軽に美容アイテムを手に入れられる場所として愛用されていることがわかりました。
さらに、クーポンやポイントが使えるという「お得に購入できる」点についても高いニーズがあることが判明しています。美容好きのユーザーだからこそ、たくさんの美容商材を購入するため、少しでも出費を抑えられるというのは非常に嬉しいポイントとなっているようです。
ドラッグストアで最も購入されるのはスキンケアアイテム

ユーザーがドラッグストアで特に購入している美容アイテムは、1位が「スキンケア」で43%、2位が「ヘアケア」で21%、3位が「ポイントメイク」で15%という結果になりました。特にパックを購入しているという声が多数見られました。
スキンケアをよく購入する理由としては、「消耗が早いので手軽に買えるから」(10代後半)、「取り扱いアイテムの種類が豊富で選択肢が沢山あるので」(20代前半)、「ネットよりも安く購入できる時があるから」(20代後半)、「ドラッグストアでしか購入できないスキンケアを使っているから」(30代前半)といった声が挙がっています。
よく消費するアイテムだからこそ、近くで手軽に購入できるプチプラからミドル価格帯の「ドラコス」を選ぶ人が多く、ドラッグストアで購入することが多いという意見が多数ありました。また、ドラッグストアのプライベートブランドやドラッグストアでしか取り扱いのない商品を愛用しているという声も挙がっており、「ドラコス」の需要の高さがうかがえる結果となっています。
バラエティショップは美容のテーマパーク、時間をかけて楽しむ場所

バラエティショップ派のユーザーの意見では、「気になる商品が沢山見つかる」が最も多い回答となりました。いつでも気軽に立ち寄れる場所ではないものの、その分さまざまなアイテムを比較して吟味したり、掘り出しアイテムを発見したりと、時間をかけてゆっくりと買い物を楽しんでいる様子がうかがえます。
バラエティショップではポイントメイクアイテムが最も購入されている

バラエティショップでは、圧倒的に「ポイントメイク」アイテムが45%で購入されていることが明らかになりました。ドラッグストアとは異なり、カラーコスメなどのメイクアップアイテムの需要が高い傾向にあるようです。
ポイントメイクアイテムをよく購入する理由としては、「アイテムの種類や取り扱いブランドが豊富で、比較して購入しやすいから」(20代後半)、「ブランドごとに売り場がまとまっていて見やすいから」(10代後半)、「先行販売品や、限定品の取り扱いなどそこでしか買えないものがあるから」(20代前半)、「新商品をいち早く試せるイメージがあるから」(30代前半)といった声が寄せられています。
先行販売などが多く、話題の新作商品をいち早く入手できる点や、1つのカテゴリでも取り扱いの種類が多く比較しながら購入できる点にメリットを感じている様子です。また、バラエティショップではすぐになくなるものではなく、長く使えるようなアイテムを購入することが多いといった意見も多数挙がっていました。
ドラッグストアと美容の掛け合わせ、さらなる広がりに期待

身近にある場所だからこそ、ついふらっと入ることも多いドラッグストア。そんな時にユーザーがつい買ってしまうものとして、同率で1位に「コスメ」と「お菓子」がランクインしました。
以前の質問では、目的があって購入するアイテムとしては「スキンケア」が多くなっていましたが、「買う」と意気込んで入店していなくても、店内を回っているうちに手に取ってしまう、「コスメのついで買い」がドラッグストア内ではよく起こる行動であると考えられます。
SNSでの情報がドラッグストアでの購入動機に

また、ドラッグストアで「コスメ」や「ケア用品」といった美容商材をつい購入に至ったきっかけとしては、「SNSで見たから」が30%で最も多い結果となりました。
美容商材以外にも、医薬品類はもちろん、食料品や雑貨などさまざまなカテゴリの商材を扱っており、来店のきっかけとなる動機は多様にあるなかで、「美容商材のついで買い」へ導くのは、SNSなどを使った商品の露出や認知の拡大が効果的といえます。
ドラッグストアでの初見購入、45%が経験あり

「ドラッグストアで初めて見かけて購入した美容アイテム」についてヒアリングしたところ、初めて購入した美容アイテムが「ある」と答えたのが45%でした。特に40代以上の過半数が「ある」と回答しており、年代が上がるほど多い傾向となっていました。
その初めて見て買ったアイテムの内訳として、最も多かったものが「日焼け止め」、次いで「リップ」、「化粧水」という順になりました。「日焼け止め」は各社から次々と新しいアイテムが発売されていることから、店頭で初めて見てテスターを試して購入されるケースが多いことが見受けられました。
また、「ReFaのヘアケアを初めて見て思わず買ってしまった」という声もあり、ドラッグストアでの意外な出会いが「初購入」にも結びついていることがわかりました。
異なるニーズに合わせたアプローチで美容商材購入の増加に期待

「ドラッグストア」と「バラエティショップ」それぞれの異なる形態から、異なるニーズが生まれており、美容好きなユーザーは目的に合わせて購入場所を選んでいることが明らかになりました。
また、今回の調査結果から、「ドラッグストア」は、クーポンやポイントなどを使ってお得に購入できる気軽さも相まって、本来の医薬品を買う場所から「美容商材を買う場所の1つ」として市民権を獲得していることがわかります。対して「バラエティショップ」は足を運ぶだけで楽しい「美容のテーマパーク」的な立ち位置で、両者とも非常に多くのユーザーから愛されていることが確認されました。
それぞれの特性を活かした販売方法や売り場作りなどが、美容商材購入の増加へとつなげることが期待できます。
出典元:LIPS編集部



















