Recustomer、ヤマト運輸の配送連携APIと連携開始 返品・交換時の返送手続きを大幅に簡素化

購入後体験プラットフォーム「Recustomer」を展開するRecustomer株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:柴田康弘、辻野翔大)は、ヤマト運輸株式会社が提供する「配送連携API」との連携を開始したことを発表しました。

この連携により、Recustomerを導入しているEC事業者の顧客は、返品・交換申請完了時に発行されるQRコード/バーコードを提示するだけで、最寄りのコンビニエンスストアやヤマト運輸の営業所から伝票記入なしで商品返送が可能になります。返送方法は持ち込みだけでなく「自宅への集荷」も選択でき、顧客は自身の生活スタイルに合わせて返送を完了できます。EC事業者側においては、これまで個別対応していた返送案内の手配作業が不要となります。

すでに連携を実現している佐川急便とあわせて、Recustomerは国内シェアの7割以上を占める大手配送事業者2社とのAPI連携に対応することになります。この数値は、国土交通省「令和6年度 宅配便等取扱個数の調査」における宅配便(トラック)取扱個数の構成比より、ヤマト運輸と佐川急便を合計したものです。

背景:返品体験の最後の難関、「返送」は依然としてアナログが主流

EC市場が拡大する中で、返品・交換への対応品質は、顧客がそのブランドで「再度購入するかどうか」を決定する重要な接点となっています。同社はこれまで、返品・交換の受付から返金処理までをセルフサービスで自動化することで、顧客・事業者の両者における負担を軽減してきました。

しかしながら、受付後の「返送」プロセスには、アナログな作業が残存していました。顧客は返送伝票を手書きで作成し、宛先を確認した上で営業所やコンビニエンスストアに持ち込む必要があります。伝票の記入ミスによる誤配送や宛先の問い合わせ、「返送方法が分からず後回しにしてしまう」といった負担は、返品体験全体の満足度を低下させる要因となっていました。事業者側においても、返送方法の個別案内や宛先の問い合わせ対応が、業務工数として負担になっていました。

同社はこの課題に対して、佐川急便とのAPI連携を通じて返送プロセスの自動化を提供してきました。今回のヤマト運輸とのAPI連携により対応する配送事業者は2社に拡大し、国内宅配便取扱個数の大部分をカバーすることになります。EC事業者は、現在契約中の配送事業者を変更することなく、返送の自動化・セルフサービス化を導入することが可能になります。

API連携の概要

ヤマト運輸が提供するAPIと「Recustomer」がシステム連携することで、返品・交換申請の完了と同時に、返送に必要な準備がすべて自動で整う仕組みです。

1. コンビニ・ヤマト運輸営業所への持ち込み返送に対応

申請完了と同時に返送用のQRコード/バーコードが自動発行され、顧客は最寄りのコンビニエンスストアやヤマト運輸営業所に商品を持ち込むだけで返送できます。集荷を待つための在宅は不要となります。通勤や買い物といった日常の生活動線の中で、都合の良いタイミングで返送を完了させることができます。

2. QRコード/バーコードによる伝票レス返送

持ち込み先の店頭でQRコード/バーコードを提示するだけで発送が完了し、伝票への宛先・氏名の記入は一切不要です。記入ミスによる誤配送や、手書きによる個人情報の露出リスクも解消されます。

3. 返送方法を顧客が自由に選択

「コンビニエンスストアへの持ち込み」「ヤマト運輸営業所への持ち込み」に加えて、「自宅への集荷」も申請画面上で選択することができます。日中不在が多い顧客は通勤途中の持ち込みで、大きな荷物は自宅集荷でと、生活動線に合わせた返送が可能になります。

なお、本連携は現在、返送先(到着地)が関東エリアの場合に利用可能です。対応エリアは順次拡大される予定となっています。

本連携の特徴

国内シェア7割以上を占める大手2社に対応、契約事業者を変えずに導入可能

佐川急便に続く対応により、ヤマト運輸・佐川急便のいずれの契約でも「Recustomer」の返送自動化を利用することができます。配送事業者の切り替えや追加契約は必要ありません。

返送案内の工数がゼロに

伝票発行・返送方法の個別案内・宛先の問い合わせ対応といった事業者側の業務が不要になります。返品ポリシーに沿った受付判定から返送用コードの発行までが、人手を介さずに自動で進行します。

返送ステータスの自動連携

返送荷物の発送・輸送状況が「Recustomer」の管理画面に自動で反映され、事業者・顧客の双方がリアルタイムに確認することができます。

返送リードタイムの短縮

顧客がいつでも持ち込める分だけ商品が早く戻り、検品・再販売・返金までのサイクルが短縮されます。返品商品の再販売機会の最大化にもつながります。

期待される効果

EC事業者にとって

  • 返送案内・問い合わせ対応の工数削減
  • 返送リードタイム短縮による再販売・返金サイクルの高速化
  • 返品体験の向上による再購入率・LTVの改善

顧客にとって

  • 伝票の記入不要でQRコード/バーコードを見せるだけで返送完了
  • コンビニエンスストア・営業所への持ち込みを中心に、自宅への集荷も含めて都合に合う返送方法を選択可能
  • 24時間365日、問い合わせ不要で申請から返送準備まで完結

提供開始時期

「Recustomer」の返品・交換サービスを利用している事業者に提供中です。

今後の展開

同社は「ECにおける購入体験」の向上をミッションに掲げ、返送手段の拡充を進めています。佐川急便、そして今回のヤマト運輸に続き、対応する配送事業者・返送方法の拡大を通じて、顧客が「最も楽な方法」で返送でき、EC事業者が手配業務から解放される環境を整えていくとしています。

購入後体験プラットフォーム「Recustomer」について

Recustomerは、購入後の体験向上・顧客接点創造を実現する購入体験プラットフォームです。具体的には、注文を追跡してお届け予定日を通知する「Recustomer 配送追跡」、返品・交換・注文キャンセル業務を自動化する「Recustomer 返品・交換」、「Recustomerキャンセル」、お試し購入を可能にする「Recustomerお試し購入」、再オーソリの特許技術で柔軟な販売方法を実現する「Recustomer 予約購入/再入荷確保」の5つのサービスを提供しています。特別な購入後体験を提供することで、ユーザーの体験向上を実現し、EC事業者の売り上げ向上を支援します。

Recustomer株式会社 概要

会社名:Recustomer株式会社

代表取締役:柴田康弘、辻野翔大

事業内容:購入後体験プラットフォーム「Recustomer」開発・運営

設立:2017年3月

所在地:東京都中央区銀座5丁目14-1 銀座クイント 8F

出典元:Recustomer株式会社

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