
シンガポールに本社を置くAhrefs Pte. Ltd.(エイチレフス)は、同社が提供するMCP(Model Context Protocol)コネクターがOpenAIのChatGPT公式アプリディレクトリに正式に掲載されたことを発表しました。
この掲載により、ChatGPTを利用するユーザーは、MCPサーバーを手動で登録したり設定ファイルを編集したりする必要がなく、わずか数クリックの操作でAhrefsが保有するSEO・LLMOデータへ直接アクセスできる環境が整ったとのことです。
Ahrefs MCPは、すでにAnthropic社が提供するClaude公式ディレクトリにおいて利用可能となっており、今回のChatGPT対応によって、主要なAIチャットサービス2つでの公式連携を実現したこととなります。
この記事の目次
Ahrefs MCPの概要:AIチャットからSEO・LLMOデータへスムーズにアクセス
Ahrefs MCPは、MCP(Model Context Protocol)を活用してAIチャットとAhrefsのデータベースを連携させるコネクターとして機能します。ユーザーはChatGPTの対話画面において、「競合サイトの被リンクの状況を分析してほしい」「このキーワードに関する検索ボリュームと難易度を確認したい」「AI検索において自社ブランドがどう扱われているか知りたい」といった自然な言葉で指示を出すだけで、Ahrefsが持つSEO・LLMO・マーケティング関連のデータにアクセスし、分析結果を取得することができるということです。
これまでは、AhrefsのデータをAIチャットで利用するためには、MCPサーバーを手動で登録したり、設定ファイルを編集したりする作業が必要とされていました。しかし、今回ChatGPT公式ディレクトリへ掲載されたことで、専門的な技術知識を持たないユーザーでも、わずか数クリックで接続を完了できるようになっています。
ChatGPT公式ディレクトリ掲載における主な特徴
ChatGPT公式ディレクトリへの掲載により、以下のような特徴が提供されます。
- セットアップ不要の簡単接続:ChatGPTのアプリディレクトリからAhrefs MCPを選択するだけで接続が完了します。MCPサーバーの手動登録やJSON設定ファイルの編集といった作業は不要となります。
- 自然言語によるSEO・LLMOデータ分析:キーワードのリサーチ、競合の分析、被リンクの調査、オーガニックトラフィックの分析、AI検索におけるブランドの可視性確認など、Ahrefsの主要な機能を対話形式で利用することが可能です。
- 主要AIチャットサービス2つに対応:Claude公式ディレクトリに続いてChatGPTでの公式対応が実現したことで、ユーザーは自分が好むAIチャット環境でAhrefsのデータを活用できるようになりました。
具体的な活用シーン
Ahrefs MCPは、さまざまな職種や役割において活用することができます。
- SEO・LLMO担当者:「自社サイトのキーワード順位の変動とAI検索での露出状況を確認し、改善が必要なページを教えてほしい」とChatGPTに指示するだけで、データに基づいて優先度付けされた改善提案を取得できます。
- マーケティング責任者:競合他社のオーガニックトラフィックの推移やAI検索上でのブランド言及、コンテンツ戦略を自然言語で分析することで、チャネル戦略における意思決定を迅速に行えます。
- コンテンツマーケター:「検索ボリュームが高く、キーワード難易度が低いトピック」や「AI検索で引用されやすいテーマ」を対話形式で発見することで、コンテンツ企画の精度を高めることができます。
- PR・広報担当者:自社や競合のオンライン上でのプレゼンス、AIチャット上でのブランド認知状況を把握し、メディアリレーションズ戦略に役立てることができます。
- 経営者・事業責任者:検索市場、AI検索、競合の状況を対話形式で把握することで、ROIを重視した成長戦略を策定する際に活用できます。
Ahrefs日本マーケティング統括 河原田隆徳氏のコメント
Ahrefs日本マーケティング統括の河原田隆徳氏は、次のようにコメントしています。
「AIチャットとSEO・LLMOデータの連携は、マーケティング業務のあり方を大きく変える可能性を秘めていると考えています。従来、Ahrefsのダッシュボードにログインして、複数の機能を切り替えながら実施していた分析作業を、ChatGPTとの対話だけで完結できるようになります。特に、SEOやLLMOの専門知識が十分でない方々にとっても、自然言語で指示するだけでプロフェッショナルレベルのデータ分析が可能になる点は、大きな価値があると考えています。今後も主要なAIプラットフォームとの連携を拡充していき、ユーザーの皆様がデータに基づいた意思決定をより迅速に行えるよう取り組んでまいります。」
サービス提供情報
Ahrefs MCPのサービス提供に関する情報は以下の通りです。
- 提供開始:2026年4月18日より利用可能
- 利用方法:ChatGPTアプリディレクトリで「Ahrefs」を検索して接続(Ahrefsの有効なサブスクリプションが必要となります)
- 対応プラン:Ahrefsの有料プラン(ライト、スタンダード、アドバンスド、エンタープライズ)
- 対応AIチャット:ChatGPT(新規)、Claude(既存)
会社概要について

Ahrefs Pte. Ltd.(エイチレフス)は、独自開発した大規模ウェブクローラーとデータ技術によって、正確かつ鮮度の高いマーケティングデータを収集・解析しています。SEO分析を中核として、AI検索分析、AIコンテンツ作成、ウェブトラフィック分析、SNS投稿管理などを網羅したオールインワン・マーケティングツール「Ahrefs(エイチレフス)」を開発・提供しています。さらに近年では、Ahrefsの膨大なデータと熟練のSEOスキルを統合し、SEOの常識を塗り替える対話型AIエージェント「Agent A(エージェントエー)」も提供しています。世界180カ国を超えるユーザーに利用されており、競合分析からコンテンツ戦略まで、データに基づく効果的なマーケティング施策の立案と実行を支援しています。
出典元:Ahrefs Pte. Ltd. プレスリリース











