
BEENOSグループで海外マーケットプレイスへの出店支援や新規事業開発を手がけるBeeCruise株式会社が、株式会社ラクーンコマース、ENGAWA株式会社と共同で、日本企業の東南アジア市場進出を支援する越境ライブコマースプロジェクトをスタートさせることを発表しました。
本プロジェクトでは、3社それぞれの専門領域を活かした協業体制が構築されます。ラクーンコマースは商品セレクトを担当し、BeeCruiseは越境ECの運営および販売を実施し、ENGAWAは越境ライブコマースによる販促活動を展開します。初期段階ではフィリピンとマレーシアの市場を対象として取り組みが開始され、今後は対象国が段階的に拡大されていく計画です。
越境ECサイトとして「Japan Premium Select」が立ち上げられています。
この記事の目次
プロジェクト立ち上げの背景と狙い
東南アジア6カ国におけるEC市場規模は、2024年に1590億ドル(日本円換算で約23.8兆円、1ドル150円換算)に到達しました。このうち、TikTokやShopeeなどのプラットフォームが主導するライブコマースは、EC流通総額全体の約20パーセントを占めるまでに成長し、主要な販売チャネルとしての地位を確立しています。
今回の越境ライブコマースプロジェクトにおいて、ラクーンコマース、BeeCruise、ENGAWAの3社は、それぞれが強みを持つ専門分野で連携することで、日本製品の魅力を現地の消費者に直接的にアピールし、東南アジア市場における日本発の越境EC流通の拡大を図ります。東南アジア圏の消費者にとって主要な購買チャネルとなっているライブ配信を活用することで、「日本製品の認知度向上」「市場への浸透加速」「持続的な販路の拡大」の実現を目指しています。
具体的な協業体制として、法人向け越境ECを展開するラクーンコマースが、200万点を超える豊富な商材の中から東南アジア市場の個人消費者に適した商品を厳選します。BeeCruiseは越境ECサイト「Japan Premium Select」を構築し、現地消費者への直接販売の仕組みを整備します。そして、ENGAWAがライブコマースを実施することで売上の最大化を図ります。
2025年4月より、ライブコマースが急速に普及しているマレーシアとフィリピンを対象に、アパレルやバッグといったファッション関連商品の販売からスタートします。取り扱う商品カテゴリーや展開国については、今後順次拡大していく予定です。
越境ライブコマースプロジェクトにおける各社の役割
本プロジェクトでは3社がそれぞれ異なる領域を担当する形で協業が進められます。
ラクーンコマースの役割
ラクーンコマースは商品の手配領域を受け持ちます。同社が運営する法人向け卸売りECサイト「スーパーデリバリー」に掲載されている200万点以上の商品ラインナップの中から、東南アジア地域でのライブコマース販売に最適な商材をセレクトし、出品企業との各種調整業務を実施します。
ENGAWAの役割
ENGAWAはライブコマースを活用した販促領域を担います。東南アジア市場において高い影響力を有するライバーのアサイン業務と、TikTokおよびInstagramでの配信における進行管理を行います。
BeeCruiseの役割
BeeCruiseは越境ECの運営領域を担当します。現地の消費者向けに越境ECサイト「Japan Premium Select」を立ち上げ、商品の販売と運営業務を実施します。BEENOSグループが保有する各種アセットを活用することで、国際配送やカスタマーサポート対応など、越境ECに必要な実務面もカバーします。

BeeCruise担当者によるコメント
BeeCruiseのクロスプラットフォーム事業部マネージャーを務める宮原氏は、本プロジェクトについてコメントしています。
本プロジェクトは、ライブコマースを活用した日本製品の海外展開モデルを構築するための重要な取り組みであるとしています。BtoBマーケットプレイスの先駆者として「スーパーデリバリー」を運営するラクーンコマース、外国人の視点から日本企業のグローバルマーケティングコミュニケーションを展開するENGAWA、そして越境ECのリーディングカンパニーであるBEENOSグループで越境ECサイトの運営ノウハウを持つBeeCruiseのパートナーシップによって実現していると説明しています。
東南アジアは市場規模や成長性の観点から注目を集めているエリアであり、越境EC支援サービス「Buyee」においても年々流通額が増加傾向にあります。現地消費者による日本製品の購入需要に対して、3社が協業して影響力が高まっているライブコマースという販売チャネルの開拓に取り組み、より能動的なアプローチを実施することで圧倒的な流通拡大を目指していくとしています。
BeeCruise株式会社の企業概要
BeeCruise株式会社は、アジア圏や北米を中心とする海外マーケットプレイスへの出店支援を行い、日本企業の海外販路拡大を支援しています。また、新規事業の創出やIPを活用したプロダクト開発、IPに特化したECの運営も手がけています。
会社名はBeeCruise株式会社、代表者は代表取締役社長の直井聖太氏です。所在地は東京都品川区西五反田八丁目4番13号、設立は2017年10月、資本金は1億円となっています。
出典元:BeeCruise株式会社












