
もると株式会社(本社:神奈川県横須賀市、代表取締役:湖尻純)は、EC・D2C・サブスクリプション/SaaS事業者を対象としたマルチチャネル型カスタマーサポートサービス「ぴたリプ」のベータ版提供を2026年4月17日より開始したことを発表しました。
同サービスは、メール・LINE・SMS・Instagram(審査中)・Facebook(審査中)・Shopify・ウナガス(債権管理システム)などの情報を単一の受信箱に集約し、各事業者が保有するナレッジを活用したAI返信生成(検索拡張生成)を実現することで、カスタマーサポートに求められる機能をワンストップで提供するものとなっています。
この記事の目次
サービス開発の背景
EC・D2C・サブスクリプション/SaaS事業者の多くは、チャネルごとに問い合わせが分散しているため、問い合わせ対応時に各チャネルを横断して確認する必要があり、様々な課題に直面しています。
第一に、チャネルごとに異なるツールを使用する必要があることで、応対履歴が分断されてしまう問題があります。これにより、同じ顧客からの問い合わせであっても、注文履歴や過去のコミュニケーション内容を即座に把握することが困難になっています。
第二に、問い合わせ件数の増加に対応するために担当者を増員する方法では、人件費の負担が大きく、現実的な解決策とは言えません。
第三に、ChatGPTなどのAIツールを個別に活用するだけでは、社内に蓄積されたナレッジや過去の対応履歴を十分に反映した一貫性のある回答を提供することができないという課題も存在します。
さらに、同社グループでは、MVNO事業、D2C事業、EC事業、インドアゴルフ事業、不動産事業、定期通販事業など多様な事業を展開しており、各事業の顧客から月間数十万件の問い合わせを処理する過程で見えてきた課題をもとに本サービスを開発したとのことです。カスタマーサポート対応が重大な経営課題となっており、対応のために莫大な人件費が発生している状況を背景としています。
「ぴたリプ」は、これらの課題を「マルチチャネル集約 × 自社ナレッジを学習した AI返信」によって解決する、EC・D2C・サブスクリプション/SaaS事業者に特化したカスタマーサポートシステムとなっています。
ぴたリプの主要機能
マルチチャネル対応の統合受信箱
メール・LINE公式アカウント・SMS(送信のみ)・Instagram(審査中)・Facebook(審査中)に対応しています。単一の受信箱で全チャネルからの問い合わせを管理することができ、チケット単位でステータス・担当者・フォルダを制御することが可能です。
AI返信生成・問い合わせ要約機能
この機能では、問い合わせ内容をAIが自動で要約し、要点を瞬時に把握することができます。これにより、長文の問い合わせであっても確認時間を大幅に短縮し、対応スピードの向上を実現します。
また、ワンクリックでAIによる返信案を生成することができ、そのまま送信・編集・破棄・学習データとして蓄積することが可能です。
さらに、「もっと丁寧に」「商品交換を提案して」など、自然言語で回答の方向性を指示できる「AI方向性指示」機能を搭載しており、オペレーターの意図に沿った柔軟な返信生成を実現します。
RAG(検索拡張生成)で自社ナレッジを回答に反映
ナレッジベースに登録した社内マニュアル・FAQ・返品ポリシーを埋め込みベクトル化し、AI返信時に自動で参照します。「業界ではなく"御社のルール"で答える」AIサポートを実現する仕組みとなっています。
Shopify / ウナガス連携
Shopifyと連携することで、注文・顧客・商品・配送・ポリシー情報を自動取得します(読み取り専用で安全)。問い合わせごとに注文情報を自動表示し、管理画面を開くことなく状況を即座に確認することが可能です。AIがストアのルールや商品情報をもとに、独自の内容で返信を自動生成します。
ウナガスと連携することで、顧客管理番号をキーに債権情報を自動で引き当てます。自動引き当てを実施することで各ユーザーの債権情報を確認することができます。またAI返信にも注文情報がコンテキストとして渡される仕組みとなっています。
※Shopify・ウナガスとの連携を行うには、各事業者ごとにShopifyおよびウナガスとの契約が必要になります。
LINE リッチ対応・LIFF
LINE公式アカウントの Webhook・Messaging API・リッチメニュー・画像/動画/ファイル送受信に対応しています。送信失敗時はタイムラインに明示され、ワンクリックで再送することが可能です。
さらにLINEのリッチメッセージやLIFF(LINE Front-end Framework)を活用することで、問い合わせ前にユーザー情報を取得・整理することが可能です。
具体的には、名前・注文情報・問い合わせ種別などを事前にフォーム形式で入力してもらうことで、オペレーターが対応を開始する前に必要な情報を自動で取得・紐付けすることができます。
これにより、ヒアリングの手間を削減し、スムーズかつ正確な対応を実現します。また、取得した情報は問い合わせ履歴と統合されるため、以降の対応でも一貫した顧客対応が可能となります。
LINEのリッチメッセージやLIFF
マルチブランド(ワークスペース)切替
1アカウントで複数ブランドを運営する事業者向けに、ブランドスイッチャーを搭載しています。ブランドごとに独立し、プラン・権限・顧客データを完全分離して運用することができます。
エージェント別の分析ダッシュボード
月次チケット件数、AI返信利用件数、エージェント別対応件数、AI利用件数を可視化します。料金プランの上限に対する消化状況もリアルタイムで確認することができます。
料金プラン(税抜・月額)
「ぴたリプ」の料金プランは各プランによって異なります。またベータ版となるため、状況によっては金額が変更になる場合もあるとのことです。
Starter:5,980円(税抜)
Basic:9,980円(税抜)
Standard:19,980円(税抜)
Pro:49,980円(税抜)
ぴたリプ料金プラン
サービス概要
サービス名:ぴたリプ
提供開始日:2026年4月14日
対応チャネル:メール、LINE公式アカウント、Shopify、SMS(送信)
会社概要
社名:もると株式会社
所在地:神奈川県横須賀市日の出町1丁目8番28号大和土地建物第3ビル403
代表者:代表取締役 湖尻純
出典元:もると株式会社プレスリリース(PR TIMES)













