ユーコープがオートロックマンション向け「スマート置き配」を導入、約159棟で不在時配達を実現

生活協同組合ユーコープ(本部:神奈川県横浜市、代表理事理事長:當具伸一)は、宅配サービス「おうちCO-OP」において、株式会社ライナフ(本社:東京都文京区、代表取締役:滝沢潔)が展開する「スマート置き配」サービスを2026年3月2日から開始したことを発表しました。この取り組みにより、神奈川県と静岡県の配達対象エリア内にあるオートロック付きマンション約159棟で、受取人が不在の際にも配送スタッフが各住戸の玄関前へ商品を配達する「置き配」が実現されます。

導入に至った経緯

おうちCO-OPでは、従来から「不在置き」のサービスが提供されてきましたが、オートロック付きマンションに居住している方々がおうちCO-OPの利用を検討する際、不在時における配達方法が障壁となり、やむを得ず利用を見送るケースが発生していたということです。さらに、既におうちCO-OPを活用している組合員の中にも、配達時間帯に不在となることが前もって分かっている場合には、その週の利用を見合わせたり、突然の外出予定が生じた際に商品をキャンセルしたりするなど、利便性の一つである「不在置き」を活用できずに不便を感じている方々が多数存在していることが課題となっていました。

こうした課題を解決するとともに、セキュリティの面でも安心して利用できる環境を提供するため、ライナフが提供する「スマート置き配」の導入が決定されました。ユーコープは今後においても、不在時であっても安心しておうちCO-OPを利用できるよう、利便性の向上とともに、持続可能な宅配サービスの実現を目指していく方針です。

スマート置き配の仕組み

スマート置き配は、スマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を活用して、オートロック付きマンションの共用エントランスの鍵をデジタル化することで、入館権限を付与された配達スタッフがオートロックを解錠できるようになり、受取人が事前に指定した場所への配達を可能にするサービスです。解錠の履歴は全て記録されるため、セキュリティの面でも安心して利用できるほか、マンション管理会社やオーナー、管理組合の費用負担なく導入することが可能となっています。

ユーコープの組織概要

名称:生活協同組合ユーコープ

本部:神奈川県横浜市中区桜木町1-1-8 日石横浜ビル22、23階

創立:2013年3月21日

代表者:代表理事理事長 當具伸一

事業内容:

  • 宅配事業「おうちCO-OP」
  • 店舗事業
  • 夕食宅配「マイシィ」
  • 共済・保険事業
  • サービス事業・福祉事業(かながわ)
  • 葬祭事業

ライナフの会社概要

社名:株式会社ライナフ

本社:東京都文京区湯島1-6-3 湯島一丁目ビル2階

設立:2014年11月4日

代表者:代表取締役 滝沢潔

事業内容:

  • スマートロックブランド「NinjaLock」シリーズの製造・販売
  • 不動産管理ソリューション「ライナフスマートサービス」の開発・運営
  • オートロックマンション向け「置き配対応化サービス」の開発・運営

今回の「スマート置き配」の導入により、オートロック付きマンションに居住する組合員の利便性が大幅に向上することが期待されます。配達時間帯に自宅にいる必要がなくなることで、ライフスタイルに合わせた柔軟な商品受け取りが可能となり、おうちCO-OPのさらなる利用促進につながると考えられます。

また、配送スタッフにとっても、不在による再配達の負担が軽減されることで、配送業務の効率化が図られます。これは、労働力不足が課題となっている物流業界全体にとっても、有益な取り組みといえるでしょう。

セキュリティ面においては、解錠履歴が全て記録されることで、いつ誰がエントランスを解錠したのかが明確になり、従来の置き配よりも安全性が高まっています。マンション住民にとっても、管理会社やオーナーにとっても、安心して利用できるシステムとなっています。

ユーコープでは、今回の取り組みを通じて、組合員の多様なライフスタイルに対応した宅配サービスの提供を進めるとともに、持続可能な事業運営を実現していく考えです。今後も、テクノロジーを活用した利便性の向上と、組合員の満足度向上に向けた取り組みを継続していく方針を示しています。

オートロックマンションにおける置き配の課題は、多くの宅配事業者が直面している共通の問題です。今回のユーコープとライナフの協業による「スマート置き配」の導入は、この課題に対する有効な解決策の一つとして、今後他の事業者にも広がっていく可能性があります。

出典元:生活協同組合ユーコープ

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