美容商品購入におけるAI利用は約1割。電通マクロミルインサイトとアイスタイルが調査結果を発表

株式会社電通マクロミルインサイト(東京都中央区、代表取締役社長:眞鍋 尚行)は、生活者による美容商品購入のプロセスにおいて、AI技術がもたらす影響を把握するため、「AI利用実態および美容購買行動調査」を実施しました。

調査結果によると、一般生活者全体の中で美容商品の購買プロセスにおいてAIを利用している割合は1割程度にとどまっており、依然として店頭やSNS、口コミサイトが主要な情報源となっていることが明らかになりました。その一方で、70%以上の人が「商品選びの効率化や情報収集に役立つ」と答えており、今後のAI利用拡大の可能性が示唆される結果となっています。

調査から明らかになった主なポイント

今回の調査では、以下の2つのトピックスが浮き彫りになりました。

第一に、美容商品購入におけるAI利用は現在約1割にとどまる黎明期にあるものの、70%以上の回答者が「美容商品選びの効率化や情報収集に役立つ」と高い期待を寄せていることが分かりました。

第二に、具体的な利用機能としては「AIチャットでの検索や相談」が約70%と圧倒的多数を占めており、能動的な情報収集ツールとして活用されている実態が明らかになっています。

美容商品購入のAI利用はまだ1割程度、しかし期待感は高い

美容関連の商品やサービスを購入・利用する際に参考にする情報源や方法について、購入プロセスごとに調査したところ、「AIで調べる」と回答した割合は「認知・興味」の段階で10.2%、「比較・検討」の段階で10.0%、「決定・購入」の段階では7.1%という結果が得られました。

一方で、すべてのプロセスにおいて50%以上を占めた「店頭」に加えて、「SNSや美容インフルエンサーの投稿・動画」も認知・興味の段階で50.0%、比較・検討の段階で40.2%と高い割合となっており、美容商品の認知から購入に至る情報源として、現在も「店頭」と「SNS」が強力な顧客接点として機能していることがうかがえます。

また、特に「比較・検討」の段階では「口コミ・比較サイト(@cosme、LIPS、mybestなど)」が40.1%と高く、商品を選定する際の重要な判断材料となっている様子が見て取れます。

美容に関する商品やサービスを購入・利用する際に参考にする情報源や方法

「美容」に関する商品やサービスを購入・利用する際に参考にする情報源や方法

その一方で、「AIは美容に関する情報収集に役立つと思う」「AIを使うと効率的に商品選びができると思う」との回答がそれぞれ70%を超えており、AIに対する潜在的な信頼度や期待度の高さがうかがえる結果となっています。

美容におけるAI利用への意識

美容におけるAI利用への意識

AIチャットでの検索・相談が約7割で最多、自発的な情報収集ツールとして活用

美容商品購入のプロセスにおいて実際にAIを利用した人に対し、どのようなサービスや機能を使用したかを質問したところ、「AIチャットでの検索・相談(ChatGPT、Geminiなど)」が68.0%と突出して多く、最も利用されていることが判明しました。次いで「AIを使って口コミ・レビューをまとめて確認する(要約・分析など)」が32.6%、「AIによる商品案内・接客」が31.4%と続いています。

この結果から、単なる自動おすすめ機能だけでなく、AIチャットや要約機能を生活者自身が主体的に使いこなしながら情報収集を行っている様子が推察されます。

美容関連のAIサービス利用実態

美容関連のAIサービス利用実態

調査概要

調査名称:「AI利用実態および美容購買行動調査」

調査主体:株式会社電通マクロミルインサイト

調査方法:インターネット調査

調査対象:全国15歳~59歳 男女

サンプル数:1,300名

調査期間:2026年4月15日~4月20日

出典元:株式会社電通マクロミルインサイト プレスリリース

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