
Repro株式会社は、メールおよびLINE配信への対応を拡充したことを機にツール名称を変更するとともに、製品サイトのリニューアルを実施しました。マーケティングオートメーションとして提供する価値を再定義し、AI活用を前提としたデータ構造を基盤にマルチチャネル施策を展開できる、マルチチャネル統合MA「Repro MA」として提供していくことを発表しています。
ここ数年、企業の規模に関わらず、マーケティングオートメーション(MA)の導入が進んでおり、メール配信を軸とした顧客とのコミュニケーションが一般的になってきています。その一方で、アプリやWeb、メール、LINEといった顧客との接点となるチャネルは多様化が進んでおり、複数のチャネルを前提としたコミュニケーション設計が必要とされる時代へと変化しています。
このような環境の変化の中、特に規模の大きな組織で多くの顧客接点を持つ企業においては、MAが高度化・複雑化する一方で、MAを導入しているものの十分に活用しきれていない事例が多く見られます。
この背景には、主に以下のような構造的な要因が存在しています。
この記事の目次
従来型マーケティングオートメーションが抱える課題
配信チャネルごとにツールや運用が分断されている
アプリやWeb、メール、LINEなど、チャネルごとにツールや運用が分かれてしまっており、配信設計や改善活動を横断的に管理することができていません。この結果、ツールごとに学習コストが高まってしまい、限られた人員では運用が回らないという状況が発生し、チャネルを横断した顧客コミュニケーションの実現が困難になっています。
顧客データは取得しているが、施策に活かしきれていない
従来のメールを中心としたMAにおいては、CDP(カスタマーデータプラットフォーム)やDWH(データウェアハウス)といったデータ基盤に顧客データを保有していても、データの加工や連携に手間を要し、マーケティング施策へ反映するまでに時間がかかっています。また、こうした施策の実行にはシステム部門など他部門との連携が必須となるため、マーケティング部門単独で柔軟に施策を完結することができない状況が生じています。
この結果、顧客全体への一斉配信に頼らざるを得ないなど、MAの活用が限定的になってしまっているケースも見受けられます。
顧客の状態に合わせてリアルタイムな配信ができていない
従来のMAでは、構造上の理由により顧客データをリアルタイムに取得することができず、オンライン上の顧客行動を起点とした配信ができていません。
この結果、顧客の行動や状態の変化を的確に捉えたコミュニケーションが実現できていません。
同社はこのような市場環境を踏まえ、「導入されているものの、十分に活用できていないMA」という構造的な課題に対峙し、企業が現実的に使い続けることができるMAのあり方を再定義する必要性があると考えました。
マルチチャネル統合MA「Repro MA」について
Repro MAは、前述した従来型マーケティングオートメーションが抱える課題に対応するために設計された、マルチチャネル統合マーケティングオートメーションです。
複数の配信チャネルを前提とする現在のマーケティング環境において重要となるのは、単純に顧客との接点を増やすことではなく、顧客の状況や行動に応じて、最適なチャネル・タイミング・内容を一貫した設計のもとで"現場で実行できる"ことです。
こうした背景を踏まえて、Repro MAは以下の特長を備えています。
Repro MAの特長
複数の配信チャネルが単一基盤で運用可能
アプリやWeb、メール、LINEといった複数の配信チャネルを単一の基盤で一元的に運用することができます。
チャネルごとに分断されがちな配信設計や運用を統合することによって、顧客の状況や行動に応じた最適なチャネル・タイミング・内容を一貫して設計・実行することが可能となります。
これによって、ツールの学習コストや運用負荷を抑えながら、チャネルをまたいだマーケティング施策をスムーズに展開することができます。
今あるデータ環境ですぐにパーソナライズ配信が可能
Repro MAは、Webやアプリから取得した顧客データを活用し、CDP(カスタマーデータプラットフォーム)やDWH(データウェアハウス)を用意することなく、導入直後から顧客のオンライン行動に基づくパーソナライズを開始することができます。
そのため、既存のCDPやDWHを経由したデータの取り込みや加工を待つことなく、マーケティング部門が主導となってリアルタイムな施策の実行が可能です。
さらに、主要なCDPやDWHとも柔軟に連携できるため、Webやアプリで取得したデータに加えて、オフラインデータや他のシステムのデータを組み合わせた、より高度な顧客コミュニケーションも実現することができます。
リアルタイムに配信が可能
リアルタイムに取得される行動データを活用し、顧客の行動や関心の高まりといったモメンタムを捉えたトリガー配信を実現します。
これによって、顧客の状態に応じて最適なタイミングでメッセージを届ける、リアルタイムなコミュニケーションが可能となります。また、大量配信かつ即時性が求められるアプリのプッシュ通知配信を長年にわたって支えてきた技術基盤を活かし、高速配信速度と安定性を両立しています。
従来のMAで起こりがちな顧客全体への一斉配信に頼ることのない、実効性の高い顧客コミュニケーションを支援します。


AI活用を支える「AIフレンドリーなデータ構造」
生成AIの活用が広がりを見せる中で、マーケティングオートメーションにおいても、AIを活用するための前提条件として、データの持ち方や構造そのものが問われるようになってきています。今後のマーケティングオートメーションの発展においては、ツール自体が独自のAI機能を提供することよりも、外部の専門的なAIが参照しやすい形でデータが蓄積され、学習していくことが重要になってきます。
Repro MAは、マルチチャネル統合や施策をリアルタイムに実行する基盤として、マーケティングで活用しやすいデータ構造を重視しており、結果として「AIフレンドリーなデータ構造」を備えています。今後も、現在顕在化している構造的なMA活用の課題だけでなく、AI活用において将来発生する可能性がある課題に向き合いながら、現場で実効性のあるマーケティングオートメーションの実装を支援していくとしています。
Repro株式会社について
同社は、AIフレンドリーなデータ構造を基盤にアプリやWeb、メール、LINEを統合したマーケティングオートメーションを実現する「Repro MA」、サイト高速化で収益を改善するツール「Repro Booster」、専門のプロフェッショナルチームによる収益最大化支援サービスを提供しています。
社名:Repro株式会社
所在地:東京都渋谷区代々木1-36-4 全理連ビル4F
代表者:代表取締役 平田 祐介
設立:2014年4月
事業内容:マルチチャネル統合マーケティングオートメーション「Repro MA」、サイト高速化で収益改善ツール「Repro Booster」の開発・提供
出典元:Repro株式会社のプレスリリース












