ショッピングアプリ利用者の8割が「興味に合った情報」を好意的に評価、通知頻度には抵抗感も―メグリ調査

アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe(メグリ)」の開発・運営を行うメグリ株式会社(東京都中央区、代表取締役:田代健太郎氏)が、ショッピングアプリにおけるプッシュ通知および位置情報の許容度に関する調査を実施し、その結果を公開しました。

この調査は、20代から70代の男女で、ショッピングアプリを1つ以上利用しており、プッシュ通知や位置情報の許可設定の存在を認知している671名を対象に行われました。

調査実施の背景には、拡大するアプリ市場において、利用者のプライバシー意識と情報ニーズの実態を明らかにし、アプリが企業と顧客のより良い関係構築のためのタッチポイントとして機能するための情報提供という目的があります。

なお、今回の調査は全21問で構成されており、本発表では一部の質問内容について掲載されています。

調査結果のポイント

調査から明らかになった主なポイントは以下の3点です。

1. ショッピングアプリ利用者の8割以上が、「自分の興味・関心に合った情報」であれば好意的に受け止める一方、63.1%が「1日に複数回」の通知に抵抗感を示していること。

2. プッシュ通知を後からOFFにした経験者は77.2%に上り、その理由として「頻度が多すぎた」(57.1%)と「自分に関係のない情報ばかり」(56.4%)が上位を占めたこと。

3. 約6割が位置情報の許可に消極的であり、69.7%が「常に追跡されている感覚」を実感していること。

推奨される活用対象者

この調査結果は、以下のような担当者にとって有益な情報となっています。

「プッシュ通知の最適な頻度や内容を知りたい」と考えているアプリマーケティング担当者、「通知のOFF率が高く、改善策を探している」という課題を抱える小売・EC事業者、「位置情報の活用と利用者のプライバシー意識のバランスを取りたい」と検討しているCRM担当者などが対象となります。

調査実施の概要

調査名称は「ショッピングアプリにおけるプッシュ通知・位置情報の許容度調査」で、IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査として実施されました。

調査期間は2026年2月17日から同年2月18日で、有効回答数は671名です。対象者は20代から70代の男女で、ショッピングアプリを1つ以上利用しており、プッシュ通知・位置情報の許可設定の存在を認知している方々となっています。

なお、構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならないことが注記されています。

調査の全設問内容

今回の調査では、以下21問の質問が設定されました。

Q1:ショッピングアプリから「1日に複数回」プッシュ通知が届いた場合の感じ方

Q2:ショッピングアプリから「自分に関係のない情報」が届いた場合の感じ方

Q3:ショッピングアプリから「自分の興味・関心に合った情報」が届いた場合の感じ方

Q4:ショッピングアプリから「似たような内容の通知」が繰り返し届いた場合の感じ方

Q5:ショッピングアプリから「毎回新しい発見や役立つ情報」が届いた場合の感じ方

Q6:ショッピングアプリから「夜間や早朝」にプッシュ通知が届いた場合の感じ方

Q7:「自分がよく利用するお気に入りの店舗」からのプッシュ通知が届いた場合の感じ方

Q8:「自分の購入履歴に基づいたおすすめ情報」がプッシュ通知で届いた場合の感じ方

Q9:「1日3回プッシュ通知が届くが、ほぼ全て自分に合った有益な情報だった」場合の感じ方

Q10:ショッピングアプリで「位置情報の取得」を許可することについて

Q11:「近くの店舗を探す機能」のために位置情報を許可することについて

Q12:「来店することでクーポンがもらえる機能」のために位置情報を許可することについて

Q13:「来店することでポイントが貯まる機能」のために位置情報を許可することについて

Q14:位置情報を許可することで「常に追跡されているような感覚」をどの程度感じるか

Q15:ショッピングアプリダウンロード時にプッシュ通知の許可を求められた場合の対応

Q16:プッシュ通知を後からOFFにした経験の有無

Q17:プッシュ通知をOFFにした理由(複数回答)

Q18:ショッピングアプリダウンロード時に位置情報の許可を求められた場合の対応

Q19:位置情報を後からOFFにした経験の有無

Q20:位置情報をOFFにした理由(複数回答)

Q21:「プッシュ通知」と「位置情報」どちらの方が許可に抵抗があるか

調査結果の詳細

1日に複数回のプッシュ通知には63.1%が否定的

「Q1. ショッピングアプリから『1日に複数回』プッシュ通知が届いた場合、あなたはどのように感じますか」という質問(n=671)に対して、「どちらかといえば好ましくない」が27.4%、「好ましくない」が21.5%という結果になりました。

調査結果グラフ

詳細な内訳は以下の通りです。

・非常に好ましい(うれしい):8.2%

・好ましい:14.3%

・どちらかといえば好ましい:14.5%

・どちらかといえば好ましくない:27.4%

・好ましくない:21.5%

・非常に好ましくない(不快だ):14.2%

興味・関心に合った情報には81.0%が好意的

「Q3. ショッピングアプリから『自分の興味・関心に合った情報』が届いた場合、あなたはどのように感じますか」という質問(n=671)に対しては、「好ましい」が25.2%、「非常に好ましい(うれしい)」が12.7%という結果となりました。

調査結果グラフ

詳細な内訳は以下の通りです。

・非常に好ましい(うれしい):12.7%

・好ましい:25.2%

・どちらかといえば好ましい:43.1%

・どちらかといえば好ましくない:12.2%

・好ましくない:4.6%

・非常に好ましくない(不快だ):2.2%

位置情報の取得許可には約6割が消極的

「Q10. ショッピングアプリで『位置情報の取得』を許可することについて、あなたはどのように思いますか」という質問(n=671)に対しては、「どちらかといえば許可しない」が28.2%、「どちらかといえば許可する」が23.0%という回答になりました。

調査結果グラフ

詳細な内訳は以下の通りです。

・喜んで許可する:5.8%

・許可する:13.9%

・どちらかといえば許可する:23.0%

・どちらかといえば許可しない:28.2%

・許可しない:18.9%

・絶対に許可しない:10.3%

約7割が位置情報許可で追跡されている感覚を実感

「Q14. 位置情報を許可することで『常に追跡されているような感覚』をどの程度感じますか」という質問(n=671)に対しては、「やや感じる」が31.7%、「あまり感じない」が23.2%という回答になりました。

調査結果グラフ

詳細な内訳は以下の通りです。

・非常に強く感じる:16.2%

・強く感じる:21.8%

・やや感じる:31.7%

・あまり感じない:23.2%

・ほとんど感じない:5.4%

・全く感じない:1.6%

プッシュ通知を後からOFFにした経験者は約8割

「Q16. あなたは、最初はプッシュ通知を許可していたが、後からOFFにした経験がありますか」という質問(n=671)に対しては、「数回ある」が42.3%、「何度もある」が30.4%という回答になりました。

調査結果グラフ

詳細な内訳は以下の通りです。

・何度もある:30.4%

・数回ある:42.3%

・1回だけある:4.5%

・OFFにした経験はない:14.0%

・わからない/覚えていない:8.8%

調査結果のまとめ

今回の調査では、20代から70代の男女でショッピングアプリを1つ以上利用しており、プッシュ通知・位置情報の許可設定の存在を認知している671名を対象に、ショッピングアプリにおけるプッシュ通知・位置情報の許容度について調査が実施されました。

調査の結果、「自分の興味・関心に合った情報」であれば81.0%が好意的に受け止める一方で、63.1%が「1日に複数回」の通知に抵抗感を示すことが明らかになりました。プッシュ通知を後からOFFにした経験がある利用者は77.2%に達し、その理由として「頻度が多すぎた」(57.1%)と「自分に関係のない情報ばかり」(56.4%)が上位を占めています。

さらに、位置情報の許可に消極的な利用者は約6割に達し、69.7%が「常に追跡されている感覚」を実感していることがわかりました。これらの結果から、利用者はプッシュ通知・位置情報ともに「量」よりも「質」と「メリットの実感」を許可継続の判断基準としていることがうかがえます。

調査全体では、今回公表された結果以外にも、「夜間・早朝」や「似たような内容の繰り返し」通知への評価、「来店ポイント」「来店クーポン」など具体的メリット提示時の位置情報許可率の変化、プッシュ通知と位置情報の抵抗感比較など、多角的な調査が行われています。また、アプリマーケティング担当者に役立つ具体的な示唆も含まれているとのことです。

MGRe(メグリ)について

MGReプラットフォーム

MGRe(メグリ)は、企業の変化や成長に伴走する、カスタムできるアプリ開発・運用プラットフォームです。フルパッケージではなく、従来の会員連携・SDK組込など柔軟なシステム連携開発が可能となっており、企業独自の進化に合わせたアプリ開発・運用を支援しています。

アプリのアクティブユーザー数によるMAU課金を採用しており、規模や予算に合わせた段階的なアップデートも可能となっています。

メグリ株式会社は今後も、リテール企業のDX推進と、お客様に心地よい最適な体験を提供するアプリ活用の実現をサポートしていくとしています。

メグリ株式会社の会社概要

会社名:メグリ株式会社

設立:2007年6月

代表者:代表取締役 田代健太郎

所在地:〒104-0031 東京都中央区京橋2-7-8 FPG links KYOBASHI ROOM706

事業内容:アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe」の開発・運営

出典元:PR TIMES(メグリ株式会社)

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