株式会社ネットショップ支援室（本社：東京都港区、代表取締役：竹澤 洋一）が提供するECサービス「スマレジEC・B2B」「スマレジEC・一元管理」「スマレジEC・リピート」が、このたびヤマト運輸株式会社の送り状発行システム「B2クラウド」とAPI連携を開始したことが発表されました。この連携により、受注データの直接送信が可能となり、送り状発行や伝票番号反映の作業時間短縮、入力ミスの防止など、出荷・配送業務の精度と効率が向上するとのことです。
この記事の目次
背景と連携の概要
これまでの送り状発行業務では、受注データをCSVでダウンロードし、ヤマト運輸の「B2クラウド」へアップロードするという手作業が必要でした。この方法では、データ破損や形式崩れ、ファイル取り違えなどのヒューマンエラーが発生するリスクがあり、出荷業務の大きな負担となっていたようです。
今回実現したAPI連携により、「B2クラウド」へ受注データを直接送信することが可能になりました。これにより、送り状発行や伝票番号の反映にかかる作業時間の短縮、入力ミスの防止を実現し、より正確でスピーディーな出荷処理を行うことができるようになるとのことです。
連携によって実現できること
出荷業務の効率化
従来必要だった「CSVファイルをローカルにダウンロードし、B2クラウドへアップロードする」という作業プロセスが不要となりました。また、送り状発行時に発行される伝票番号（お問い合わせ番号）についても、「B2クラウド」から自動的に各サービスへ反映されるため、手動でのアップロード作業が省略できるようになります。
データ破損や形式崩れの防止
CSVファイルを開いた際に発生していた「0抜け」や文字化けなどのデータ破損が発生しなくなり、正確なデータ連携を実現できます。これにより、データの信頼性が向上し、安定した業務運用が可能になるとしています。
ヒューマンエラーの防止
ダウンロードしたファイルを取り違えてアップロードしてしまうなどの人的ミスを防止することができ、より安全でスムーズな出荷管理プロセスを実現します。出荷ミスの減少は顧客満足度の向上にもつながるとのことです。
導入効果と利用者の声
「スマレジEC」シリーズと「B2クラウド」の連携により、すでに多くの事業者が業務効率化の効果を実感しているようです。従来はCSVデータの処理に多くの時間を要していたものが、ボタン一つで完結するようになり、特に出荷量の多い事業者にとっては大きな業務改善につながっているとのことです。
また、ヒューマンエラーの防止効果も顕著で、配送伝票の誤発行や伝票番号の誤入力などのミスが激減しているという声も聞かれます。これにより、顧客対応の質も向上し、サービス全体の信頼性アップにつながっているようです。
ECビジネスにおいては、受注から配送までのシームレスな連携が顧客満足度に直結します。今回のAPI連携は、その重要な部分を改善するものであり、多くのEC事業者にとって有益なアップデートとなっています。
API連携のメリットと今後の展望
今回のヤマト運輸「B2クラウド」とのAPI連携により、株式会社ネットショップ支援室の「スマレジEC・B2B」「スマレジEC・一元管理」「スマレジEC・リピート」を利用する事業者は、出荷・配送業務の精度と効率が大幅に向上します。特に、CSV出力・取り込みという従来の手作業プロセスがなくなることで、業務時間の短縮とミス防止を同時に実現できる点が大きなメリットとなっています。
デジタル化が進む現代のビジネス環境において、このようなシステム間連携はますます重要性を増しています。株式会社ネットショップ支援室では、今後も顧客ニーズに応じたシステム連携の拡充を進め、EC事業者の業務効率化と競争力強化をサポートしていくことが期待されます。
送り状発行システム「B2クラウド」について
「送り状発行システムB2クラウド」は、ヤマト運輸が提供するサービスで、宅急便の送り状やネコポスの宛名ラベルをお客さまがご利用されているプリンタで無料で発行できるシステムです。このシステムを活用することで、配送業務の効率化を図ることができます。
BtoB受発注をWEB化するクラウドサービス「スマレジEC・B2B」について
BtoB受発注をWEB化するクラウドサービス
働き方改革やDX（デジタルトランスフォーメーション）が求められる現代社会において、顧客の購買チャネルも変化しており、企業間取引のオンライン化へのニーズは確実に高まっています。「スマレジEC・B2B」は、「企業間取引のDXに課題があり業務効率化を実現したい」あるいは「営業DXに課題があり既存の売り上げを底上げしたい」といった経営課題の解決をサポートするサービスとなっています。
充実したBtoB取引専用機能で業務を効率化
「スマレジEC・B2B」は、取引先ごとに「指値」や「掛け率」などの価格設定が可能であり、さらに販路・決済方法や表示する商品も細かく設定することができます。これにより、面倒なアナログ作業や処理ミスが削減され、業務がよりスピーディーかつ効率的に進められるようになるとしています。
CRM機能内蔵型EC一元管理システム「スマレジEC・一元管理」について
「スマレジEC・一元管理」（旧「アシスト店長」）は、自社ECサイトやモール店舗の受注・顧客情報を取得し、一元管理・分析したデータをもとに、最適な情報をお客様に届ける1to1マーケティング施策を実現するシステムです。株式会社ネットショップ支援室では、自社ECサイトやモール店舗を運営する事業者の「攻めと守りのDX」をサポートできるよう、今後も機能拡充を進めていく予定とのことです。
D2C/定期通販特化型ECカート「スマレジEC・リピート」について
「スマレジEC・リピート」（旧「楽楽リピート」）は、ファンマーケティングを実現するリピート通販に特化した、SaaS型ECカートシステムです。化粧品やサプリメント、ダイエット補助食品などに有効な定期通販機能が充実しており、新規立ち上げから他社カートからの乗り換えまで、幅広い企業のニーズに対応できるサービスとなっています。
株式会社ネットショップ支援室 会社概要
東京都港区赤坂2-14-5 Daiwa赤坂ビル1Fに本社を置き、代表取締役社長を竹澤 洋一氏が務める株式会社ネットショップ支援室は、設立13年目を迎える企業です。EC事業に必要なシステムやサービスを開発・提供しており、業界では珍しくBtoC、BtoBの両領域のカートシステムを取り扱っています。同社は「技術力」「ノウハウ」を備えており、EC事業成功のための「提案力」にも定評があるとされています。
まとめ
株式会社ネットショップ支援室の「スマレジEC・B2B」「スマレジEC・一元管理」「スマレジEC・リピート」とヤマト運輸の送り状発行システム「B2クラウド」のAPI連携は、EC事業者の出荷・配送業務の効率化に大きく貢献するものです。従来の手作業によるCSVファイル処理から解放されることで、時間短縮、ミス防止、データの正確性向上など、さまざまなメリットが得られます。
EC業界の競争が激化する中、このような業務効率化は企業の競争力強化に直結します。株式会社ネットショップ支援室では、今後も顧客ニーズに応じたサービス拡充を進め、EC事業者の成長をサポートしていくことでしょう。
出典元： 株式会社ネットショップ支援室 プレスリリース
