ecbeingのAIデジタルスタッフがレビューマーケティングプラットフォーム「ReviCo」と連携開始、商品提案時のレビュー情報表示や要約が可能に

2025年10月28日 2025年10月28日

コマースピック編集部　プレス配信チーム

株式会社ecbeing（イーシービーイング本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：林雅也）は、Microsoftの「Azure OpenAI Service」を活用して自社開発した『AIデジタルスタッフ』と、株式会社ReviCo（本社：東京都渋谷区、代表取締役：高橋直樹）が提供するレビューマーケティングプラットフォーム「ReviCo（レビコ）」との連携を開始したことを発表しました。

この記事の目次

1 連携の背景
2 連携機能の特徴
3 AIデジタルスタッフの概要
4 ReviCo（レビコ）の概要
5 ECサイト構築プラットフォーム『ecbeing』について
6 株式会社ecbeingの会社概要
7 株式会社ReviCoの会社概要

連携の背景

近年のECサイトでは、レビューが購入判断の重要な材料となっています。中立的な立場からの信頼性の高いレビューは、消費者の購買決定に大きな影響を与えています。

実際に、ECサイトの商品詳細画面において「レビューを見た人」と「見ていない人」では注文率が約2倍変わるといわれており、ecbeingの実績だけでなく、ノースウェスタン大学の研究結果でも、注文率が1.9倍〜3.8倍まで高まったというデータが示されています。

このように売上に直結するレビュー情報を顧客へのご案内にも活用するために、AIデジタルスタッフとReviCoの連携機能が開発されました。さらに、AIデジタルスタッフはAIチャットボットからAIエージェントへと進化を遂げており、様々な情報を基に自律的に判断・行動し、質の高い接客を実現してユーザー体験を向上させています。この進化により、レビュー情報も考慮した回答生成が可能となり、ユーザー対応の品質がさらに向上することが期待されています。

※ノースウェスタン大学「オンラインレビューが売上に与える影響」の研究結果に基づく

連携機能の特徴

今回実装された「ReviCo連携機能」は、ReviCoが提供するレビューフィードを「AIデジタルスタッフ」に読み込ませることでレビュー情報を連携します。この連携では、Googleにレビューを連携するためのデータをそのまま活用することで、シームレスな統合を実現しています。

この連携によって、AIエージェントが利用できる情報が拡充され、商品提案時にレビュー情報を表示しながらの回答や、商品に寄せられたレビューを要約した回答の提供が可能になります。

AIデジタルスタッフの概要

ecbeingが開発したチャットボットシステム『AIデジタルスタッフ』は、ユーザーの質問や問い合わせに対して高度な情報検索機能を活用し、回答を自動生成するシステムです。一般的なインターネット上の情報ではなく、サイト内の情報を検索して回答を生成するため、そのサイトに最適化された回答を提供できることが大きな特徴となっています。（特許出願中：特願2025-035205）

ChatGPTを活用することで強力な自然言語処理を実現し、膨大なデータ学習により人間のような自然な対話を可能にしています。ユーザーがAIデジタルスタッフに質問や問い合わせを行うと、リアルタイムでその内容に最適な回答を生成します。

今後もAIデジタルスタッフは、その名前のとおり実際のスタッフによる接客と同等以上のデジタルスタッフを目指し、利用者に最適なサービスを提供するための機能開発を続けていく予定です。

ReviCo（レビコ）の概要

「ReviCo」は、現在350以上のECサイトに導入されているレビューマーケティングプラットフォームです。ECサイトや実店舗を問わず、商品やサービスを体験した消費者から良質なレビューを多数収集し、サイト内に掲載します。さらに、収集したデータを分析してマーケティングに活用することで、コンバージョン率の向上やユーザーコミュニケーションの促進を支援しています。

ReviCoでは、費用・抽選・発送をすべて負担して実施するプレゼントキャンペーン付きのレビュー依頼メール配信や、最短1ステップで投稿が完了する簡易な投稿フローなどの機能により、継続的なレビュー獲得をサポートしています。収集したレビューは、ReviCoが用意するタグを設置するだけで簡単に表示でき、高評価レビューランキングや画像一覧、スタッフレビューなど多彩なコンテンツ生成が可能です。

ECサイト構築プラットフォーム『ecbeing』について

ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」は、1999年のサービス販売開始以来、大手や中堅企業を中心に1,600サイト以上の導入実績を持つECプラットフォームシステムであり、国内トップシェアを誇るEビジネスの総合ソリューションです。

ecbeingは業種や業態を問わず、EC戦略立案から、ECサイト構築、デジタルマーケティング・デザイン支援、EC専用クラウドインフラ・セキュリティまでをワンストップで提供可能なサービスとなっています。単にECを構築するだけでなく、顧客ロイヤリティを高める「ファンマーケティング」、魅力的なコンテンツを発信する「メディアコマース」、会員データを活用した店舗連携やアプリなど複数の接点で最適な購買体験を提供する「オムニチャネル」など、顧客のEビジネスに合わせたサービスを提供しています。

また、変化するニーズに合わせて自社開発してきたMA・CMS・CRM・レビュー・SNS連携・動画・店舗予約・アプリなどの自動バージョンアップする「マイクロサービス」も幅広く提供しています。これらのサービスは、開発650名、マーケティング300名という国内最大規模の体制によって支えられています。

※2008～2024年度、EC サイト構築（カスタマイズ型、SaaS/PaaS）市場占有率。2022年度まで富士キメラ総研の過去の調査結果を基に自社推定、2023年度以降は富士キメラ総研「ソフトウエアビジネス新市場」より

株式会社ecbeingの会社概要

名称：株式会社ecbeing
設立：2012年10月1日
本社：東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー
代表者：代表取締役社長林雅也
資本金：2億円（2025年4月1日現在）
事業内容：ECサイト構築、ECビジネスコンサルティング、ECサイトデザイン制作、ECプロモーション・マーケティング、EC専用インフラサービスをワンストップでご提供