株式会社これからがアロインス製薬のECサイトをリニューアル支援、売上130%増・新規会員登録205%増を達成

2025年7月23日 2025年7月23日

コマースピック編集部　プレス配信チーム

ECサイト制作・支援で20,000件以上の実績（2025年7月時点）を持つ株式会社これから（本社：東京都新宿区、代表取締役：今泉雄介）が、アロインス製薬株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：橋本昭弘）の公式ECサイトリニューアルを支援したことが発表されました。

アロインス製薬は長年のリピーター顧客に支えられてきましたが、新規顧客の獲得不足やスマートフォン未対応といった構造的課題により成長が鈍化していたとのことです。リニューアル後はEC売上が前年比130%増、新規会員登録者数は205%増を達成。「守りのEC」から、事業成長を牽引する「攻めのEC」への転換を実現した背景と施策内容についてお伝えします。

世代を超えて愛されるアロインスオーデクリームS

この記事の目次

1 背景：多くの老舗企業が直面する「リピーター頼りのEC」という成長の壁
2 お客様の声：パートナー選定の決め手は「売上へのこだわり」と「伴走姿勢」
3 取り組み：売上130%増を実現した、具体的な施策と成果
4 ECサイトの成長でお悩みの企業ご担当者様へ
5 アロインス製薬株式会社概要
6 株式会社これから概要

背景：多くの老舗企業が直面する「リピーター頼りのEC」という成長の壁

世代を超えて愛される「アロインスオーデクリームS」で知られるアロインス製薬株式会社。20年以上の歴史を持つ同社のECサイトは、多くのファンに支えられる一方、事業の将来を見据えた際に看過できない課題を抱えていたといいます。

具体的には以下のような課題が存在していたとのことです。

新規顧客の不在
スマートフォン未対応
非効率な運用体制
商品の魅力が伝わらない

お客様の声：パートナー選定の決め手は「売上へのこだわり」と「伴走姿勢」

事業の転換点と捉え、新たなパートナーを探す中で「これから」が選ばれました。当時のEC責任者である橋本様は、その決め手について次のように語っています。

「数社にお話を伺ったのですが、『これから』さんの提案は圧倒的に具体的でした。『単に綺麗なサイトを作る』のではなく、『どうすれば売上が上がるか』という視点で考えてくれていると感じました。最終的には、実績や提案内容といった総合力、そして何より『一緒に作り上げていく』という姿勢が最も強く感じられたのが決め手になりましたね」。

取り組み：売上130%増を実現した、具体的な施策と成果

株式会社これからは課題解決のため、ECプラットフォーム「futureshop」の最新テーマ「コマースクリエイター」への移行を軸に、複数の戦略的アプローチを実行しました。これらの施策によって、リピーター頼みだった状況から新規顧客獲得も促進する「攻めのEC」へと転換していったとのことです。

1. UI/UXの全面刷新とスマートフォン最適化

スマートフォンでの閲覧を前提としたデザインに刷新し、誰もが直感的に操作できるUI/UXを実現したといいます。モバイルファーストの考え方を取り入れることで、多様なデバイスからアクセスするユーザーの利便性を大幅に向上させたそうです。

図1：UI/UXのBefore→After

2. 回遊性と購買意欲を高める機能導入

「お悩みで探す」という新しい検索軸やレコメンド機能を実装することにより、お客様が新たな商品と出会うきっかけを創出したとのことです。これによって、単一商品のみを購入していたユーザーが関連商品にも興味を持ち、購入につながるケースが増加しているといいます。

図2：購入導線のBefore→After

3. 信頼を醸成するコンテンツ強化

外部レビューツール導入により、ほぼゼロだったレビューが800件以上に増加したとのことです。また、企業の想いを伝える「こだわり」ページも新設し、ブランドの価値や製品への信頼感を高める工夫を施しているそうです。実際の利用者の声が可視化されることで、新規顧客の購入判断材料としても大きく貢献しているといいます。