SHIPSの公式リユースECサイト「SHIPS CYCLE MARKET」にcomveyのリユース梱包「シェアバッグ®︎」が導入

2025年7月9日 2025年7月9日

コマースピック編集部　プレス配信チーム

株式会社comvey（コンベイ、本社：東京都中央区、代表取締役：梶田伸吾）は、株式会社シップス（本社：東京都中央区、代表取締役社長：原裕章）の公式リユースECサイト「SHIPS CYCLE MARKET」に、郵便ポストに返却可能なリユース梱包「シェアバッグ®︎」およびオペレーションシステムが導入されたことが発表されました。このサービス導入により、利用者の梱包ストレスを解消するだけでなく、配送で発生する梱包ゴミを最小限に抑え、ダンボール回収やゴミ焼却時に発生するCO2排出量を85%以上削減し、EC配送時の脱炭素化を推進することが可能になります。

この記事の目次

1 SHIPS公式リユースECサイト「SHIPS CYCLE MARKET」でシェアバッグを選択可能に
2 導入ブランドの紹介
3 導入の背景：株式会社シップスからのコメント
4 「シェアバッグ®︎」サービス概要
- 4.1 バッグを折り畳んで、ポストに返却
- 4.2 シェアバッグのCO2削減効果
5 comveyが目指すもの
6 株式会社シップス概要
7 株式会社comvey 概要

SHIPS公式リユースECサイト「SHIPS CYCLE MARKET」でシェアバッグを選択可能に

商品ページの「梱包方法」でシェアバッグを選択すると、購入した商品がシェアバッグで届けられます。シェアバッグを選んだ消費者は、ゴミやCO2排出量の削減への貢献だけでなく、梱包ストレス(※)の軽減やクーポンなどの特典を獲得できるメリットがあります。

※梱包ストレス・・・梱包が過剰すぎる、かさ張る、解体やゴミ出しが面倒、環境への罪悪感を感じるなど、EC購入後に消費者が感じる梱包に対するストレス

導入ブランドの紹介

◾️SHIPS公式リユースECサイト「SHIPS CYCLE MARKET」について

セレクトショップの老舗として知られるSHIPS(シップス)が展開する公式二次流通、リユースサイトです。「SHIPS CYCLE MARKET」は、スタッフやお客様のクローゼットで眠っているアイテムを次の誰かのもとへ届けたいという想いから始まった、公式の二次流通オンラインショップとして運営されています。

導入の背景：株式会社シップスからのコメント

執行役員経営企画室 DX本部本部長　大塚祐史氏

SHIPS CYCLE MARKETは、モノの循環だけでなく、その背景にあるプロセスにも責任を持ちたいと考えています。comveyのエコ配送は、環境負荷を抑えながらも、お客様へのスムーズなお届けを実現できる仕組みです。配送における「選択」もまた、未来のためのアクションのひとつ。私たちはcomveyとの連携を通じて、より持続可能なライフスタイルを提案していきます。

管理本部社長室担当サステナビリティディレクター　高梨勝央氏

comveyのシェアバッグを導入した最大の理由は、環境配慮の意識を利用者自身が育む機会を創出できる点にあります。サステナビリティは「誰かがやること」ではなく、「自分ごと」として日常に根付かせていくことが重要です。当社では、ビーチクリーン活動などを通じて、社内外の一人ひとりが環境課題に主体的に向き合うための"気づき"の場づくりを継続してきました。今回の導入もその延長線上にあり、ダンボールじゃないシェアバッグという選択肢を持てることや、返却時の手軽さ、インセンティブ設計といった仕組みにより、持続可能な行動への第一歩を支援できると考えています。
こうした取り組みを通じて、企業としての責任を果たすと同時に、消費者と共にサステナブルな社会の実現を目指していきたいと思っています。

「シェアバッグ®︎」サービス概要

バッグを折り畳んで、ポストに返却

comveyのシステムが導入されたECカートでは、消費者は梱包方法をダンボール等の通常の方法にするか、シェアバッグにするかを選択することができます。届いたシェアバッグはポストに投函するだけで簡単に返却が可能で、返却確認ができた消費者はクーポンを獲得できるようになっています。comveyへ返却されたバッグはクリーニングと修繕が施された後、再びEC事業者へと提供される仕組みとなっています。

シェアバッグのCO2削減効果

comveyのシェアバッグは、従来のダンボール梱包と比較して、10回の配送で85%以上のCO2排出量を削減することが可能です。50回から100回程度リユースすることができ、使用限度に達した場合はパートナー企業と共にバッグ素材の95%以上を水平リサイクルし、再度シェアバッグの材料として活用される環境に配慮した設計となっています。

comveyが目指すもの

未来の地球や人間の暮らしのために今できること。それは、今後社会に必要とされるであろう文化を、少しずつ、着実に創っていくことだとcomveyは考えているとのことです。同社は「美しい物流をつくる」というミッションのもと、これまでの物流の概念を再定義し、様々なステークホルダーと力を合わせながら、「これからのEC社会にフィットした新しい物流の仕組み」の創造に取り組んでいます。