
AnyReach株式会社(読み:エニーリーチ、代表取締役:中島 功之祐)は、住所を知らない相手にも気軽にギフトを贈ることができるeギフトサービス「AnyGift(エニーギフト)」において、2025年の「母の日」当日の流通取引総額(GMV)が前年比2倍以上を記録したことを発表しています。注文数も前年比3倍以上と大幅に増加し、過去最多の利用者数となったとのことです。特に今年は、ランチチケットやエステチケット、宿泊チケットなどの体験型ギフトの需要が大きく伸びる結果となっています。

この記事の目次
主なポイント
- 2025年「母の日」当日のGMVは、前年比2倍以上増加しました
- eギフトの注文数は前年比3倍以上増加し、1日あたりの流通金額・利用者数は過去最多を更新しています
- AnyGift導入企業における平均注文件数は前年比の約1.5倍、通常時比で1.2倍〜最大13倍に増加したストアも存在しています
- ランチチケットやエステ、宿泊チケットなど体験型ギフトの需要が大きく拡大しました
ギフト市場の動向
近年、ギフト需要は増加傾向にあり、2023年の国内ギフト市場規模は前年比103.4%の10兆8,930億円、2024年には同102.7%の11兆1,880億円に達する見込みとされています(出所:矢野経済研究所「ギフト市場に関する調査を実施(2024年)」)。
相手の住所を知らなくても、SNSやメールで手軽に贈れるソーシャルギフト(e-Gift)は、若年層を中心に"当たり前"のギフト手段として定着しつつあります。ギフト専門のECに限らず、百貨店やカタログギフト各社、自社でギフトを主力としていないブランドまで、導入の動きが広がっている状況です。
流通金額ランキング上位のカテゴリー(2025年母の日当日)
特に多くのeギフト利用が確認されたのは以下のブランドです。食品やアパレルといった定番カテゴリーに加え、2025年はエステチケットなどの体験型ギフトもランクインしました。ランキングには入らなかったものの、宿泊券やアフタヌーンティーチケットなどの体験型ギフトの利用も増加傾向にあるとのことです。

カジュアルギフトだけでなく高価格帯の商品もeギフトに

AnyReach 代表取締役 中島 功之祐 氏のコメント
中島氏によると、近年、贈り物の目的や手段は大きく変化しており、季節イベントに限らず、推し活や日常のちょっとした感謝の気持ちを伝える手段として、eギフトのニーズが広がっているとのことです。特に母の日は、誕生日やバレンタインに比べて直前に気づく方も多く、「今すぐ贈れる」eギフトとの相性が非常に良い日だと言えるそうです。
また、サプライズ性よりも「感謝の気持ちを伝えること」を重視する傾向が強いため、当日にプレゼントを届けたいというニーズが高いと説明しています。今年はモノよりコトを重視する価値観の広がりを受けて、体験型ギフトの人気が顕著に伸びたとのことです。今後もAnyReach社は、こうした利用者の多様なニーズに応えるべく、ギフトラインナップの充実や自社ECへの導入支援、法人向けの活用提案などを通じて、eギフト市場のさらなる可能性を広げていく方針です。
eギフトサービス「AnyGift」について

『AnyGift(エニーギフト)』は、相手の住所を知らなくてもLINEやメールで贈れる"eギフト機能"を、自社ECサイトに組み込み・導入ができるサービスです。自社ECサイトにおけるギフト購入・ギフトリピーターを増やすことで、売上を向上し、顧客やギフトを受け取る方々をファンに変えていくことが可能となっています。
eギフトサービスは、ブランド企業にとって新たな顧客層の開拓や既存顧客のロイヤリティ向上に貢献するだけでなく、消費者にとっても住所を知らない相手への贈り物や急な贈答ニーズに対応できる便利なソリューションとして注目を集めています。
現代のライフスタイルの変化に合わせて、オンラインでのギフト体験もより身近で自然なものになってきており、AnyGiftはそうした時代のニーズに応える形でサービスを展開しています。特に季節のイベントや記念日など、時間的制約がある場面での活用が増えており、今回の母の日における実績はその好例と言えるでしょう。
従来のギフトに比べて手軽に贈れることから、日常的なコミュニケーションツールとしての利用も広がっています。「ちょっとした感謝」「お疲れ様」といった気持ちを伝える手段として、カジュアルなシーンでの活用も増えているようです。
今後も体験型ギフトやパーソナライズされたギフト体験など、消費者のニーズに合わせたサービス拡充が期待されています。eギフト市場の成長とともに、AnyGiftもさらなる機能向上や対応ブランドの拡大を進めていく方針とのことです。
AnyReach株式会社 会社概要
会社名:AnyReach(エニーリーチ)株式会社
代表者:代表取締役 中島 功之祐
事業内容:eギフト機能を導入できる「AnyGift」の開発・運営、5,000商品から選べるカード型引き出物「AnyGift Wedding」の開発・運営
出典元:AnyReach株式会社 プレスリリース