楽天市場向けレビュー解析AI「ラクレポ」正式リリース - 最大3,000件のレビューを約1分で分析し改善ポイントを可視化

株式会社ラクダは、楽天市場向けAIエージェント「ラクリプ」シリーズの第2弾として、レビュー解析AI「ラクレポ」を正式リリースしました。このサービスは最大3,000件のレビューを約1分で解析し、改善ヒントを可視化することが特徴です。同社はEC事業を営む当事者だからこそ実務に効くAI機能を開発し、問い合わせ・レビュー自動返信AIサービス「ラクリプ」に続き、EC運営をトータルでサポートしていくとのことです。

「ラクレポ」は、レビュー分析を高速・定量化することで、低評価対策やリピート施策の立案に役立つ次世代のレビュー解析AIとなっています。

レビューで未来を変える。次世代レビュー解析AI「ラクレポ」

楽天市場には約5万店が出店しており、その多くが少人数での運営を行っています。レビューは購買決定に直結する重要なデータですが、分析には膨大な時間が必要となり、低評価対策やリピート施策に十分活用できていない店舗が多いのが現状です。そこで株式会社ラクダは、ラクリプで培ったAI解析技術を応用し、レビュー分析を高速・定量化する「ラクレポ」を開発しました。

ラクリプのメイン画面に新設された「ラクレポ」ボタンをワンクリックするだけで、「ラクレポ」専用画面が即座に立ち上がり、楽天市場店舗のレビュー分析作業をよりスムーズに、スピーディに行うことが可能になります。

ラクレポが選ばれる4つのポイント

POINT01:最大3,000件を1分で解析
膨大なレビューも高速処理。空いた時間を販促に再投資できます。

POINT02:低評価要因と高評価要因を自動分類
改善点と、訴求すべき強みをそれぞれ抽出し、商品ページの改善や配送フロー見直しに活かせます。

POINT03:キーワード/バリエーション提案
SEO・広告コピーや派生商品のヒントを提示し、施策立案を支援します。

POINT04:リピーター再購理由を可視化
LTV向上に直結する再購入動機を抽出し、CRM施策へ即活用できます。

主な出力項目

項目 活用例
総合評価サマリー KPIモニタリング、社内共有資料
低評価レビューの不満 商品ページ改善、配送フロー見直し
高評価レビューの強み LPコピー、広告訴求軸
よく使われるキーワード SEO、総合評価サマリーリスティング広告最適化
新バリエーションのヒント 新商品、セット販売企画
リピーター再購入理由 同梱チラシ、メルマガの訴求

ラクレポが作成するレビュー分析レポート

ラクレポが生成するレポートは、ショップレビューに加え5件以上レビューがある全商品を対象にそれぞれ分析。Excel や PDF でそのまま共有できるテーブル形式で商品別に出力。左側4列の「商品ID・商品名・総レビュー数・平均評価」で分析対象をひと目で把握し、右側6列にAIが抽出したインサイトが並びます。

開発者コメント

ラクレポ開発責任者 佐伯勝彦

ラクレポ開発者 佐伯勝彦

「レビューには、お客様の期待と失望、そして次なるヒットの種がぎっしり詰まっています。私たちは、このかけがえのない声を未来へつなぐために「ラクレポ」を開発しました。

目指すのは、レビューという"顧客の声"を"継続的な改善のエンジン"へと変換し、忙しい現場でもワンクリック・60 秒で次の一手が見える状態をつくり出すことです。

「ラクレポ」は単なる分析ツールではなく、現場に寄り添い、成長を後押しする「頼れるパートナー」でありたいと願っています。

これからも皆さまのリアルな声を糧に、継続的に機能を磨き上げながら、商品ページ・売上・アクセスログやRPPデータとの連携など新たな価値をスピーディーに実装していきます。「ラクレポ」が、現場の挑戦を加速させる"次世代の標準装備"となることを目指して──どうぞご期待ください。」

代表取締役CMO 西尾勝太

株式会社ラクダ代表取締役 西尾勝太

「中小企業の経営に携わる身として、限られた資源で売上を伸ばす難しさを日々痛感しています。数字を伸ばそうと広告を回し、施策を重ねても、最終的な成否を決めるのは"お客様の生の声"でした。ところがレビューが何千件と溜まるほど、その声はノイズに埋もれてしまいます。

マーケターとして感じたのは「分析コストが高いほど、データは宝の山なのに触れられない」という矛盾でした。そこでラクレポでは、レビューを"文章"ではなく"意思決定の材料"へ瞬時に変換することを目標にしました。キーワードと感情の両方を抽出し、広告コピーやCRM施策にすぐ流用できる形で提示します。

数字と物語をつなぐことで、現場の施策が一本のストーリーとして統合される――その瞬間、チームの自信が生まれ、売上が自然に伸びていく。ラクレポは、その好循環を途切れさせないための相棒であり続けたいと考えています。」

代表取締役CEO 瀬尾健太

株式会社ラクダ代表取締役 瀬尾健太

「私自身も楽天市場でショップ運営を行っています。
日の出前の出荷に始まり、在庫調整、広告運用、問い合わせ対応──気づけば一日が瞬く間に終わる。その渦中で、どうしても後回しになっていたのがレビューのチェックでした。

星の数と短いタイトルをざっと眺め、「良し悪し」を感覚で判断し、本当の声を読み込まないまま埋もれさせてしまう──そこには次のヒットを生むヒントが眠っているのに。 この"もったいない"瞬間こそがラクレポ開発の原点です。

AIは、使い方を誤れば"高速ごみ開発機"に変貌します。だから私たちは、正式リリースまでの間に何度も検証とフィードバックを繰り返し、モデルを磨き込み続けてきました。レビューという雑多なテキストを、60秒で「具体的な改善タスク」と「次の打ち手」へ昇華させる──それが「ラクレポ」の真価であり、他社には到達できない"現場発の強み"です。

レビューを読む時間という壁を取り払い、改善サイクルを止めない仕組みをつくる──それが導入店舗の売上向上とお客様の喜びに繋がる瞬間こそ、私たちにとって最高の報酬です。」

株式会社ラクダについて

社名:株式会社ラクダ
所在地:兵庫県西宮市今在家町2-12
代表者:代表取締役 瀬尾健太 / 西尾勝太
事業内容:EC業務の効率化を支援するAIサービスの開発・運営

出典元: 株式会社ラクダ プレスリリース

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