メイキップの「aunn Personalization」新機能「在庫・類似アイテム」がecbeingと連携開始、購買体験を向上

株式会社メイキップ(東京都新宿区、代表取締役:柄本 真吾)が提供するパーソナライズサービス「aunn Personalization」の新機能「在庫・類似アイテム」において、株式会社ecbeing(イーシービーイング 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:林 雅也)が提供するECサイト構築プラットフォーム『ecbeing』との連携が開始されたことが発表されました。

連携の内容

「aunn 在庫・類似アイテム」は、ユーザーが閲覧したアイテムにサイズ欠品(閲覧アイテムの各サイズにおいて、在庫がないサイズが一つ以上発生している状態)が発生した場合に、代替アイテムを自動で表示する機能です。この機能はメイキップ社が独自開発したAIによる画像類似判定技術と、サイズレコメンドエンジン「unisize」で取得した体型情報、そしてECツールが管理する在庫データを活用しています。

これにより、ユーザーに対して「デザインが類似している」かつ「ユーザーの体型に合うサイズが在庫にある」アイテムを自動で表示することが可能になりました。この機能を先行導入したアパレルECサイトでは、導入前後比でCVR(コンバージョン率)が1.2倍となるなど、ユーザーの購買体験の向上に貢献していることが実証されています。

今回の連携により、1999年のサービス販売開始以来、大手や中堅企業を中心に1,600サイト以上の導入実績がある国内トップシェアを誇るEC構築プラットフォームシステム『ecbeing』と「aunn 在庫・類似アイテム」の連携が実現しました。これにより、ecbeingが提供するAPIを活用して、aunn在庫・類似アイテムが必要とする商品の在庫データをスムーズに取得することが可能となりました。

aunn 在庫・類似アイテム

ECサイト構築プラットフォーム『ecbeing』について

ECサイト構築プラットフォーム『ecbeing』は、1999年のサービス販売開始以来、大手や中堅企業を中心に1,600サイト以上の導入実績があるECのプラットフォームシステムで、国内トップシェアを誇るEビジネスの総合ソリューションです。富士キメラ総研の「ソフトウェアビジネス新市場 2024 年版」によると、ECサイト構築(カスタマイズ型/SaaS)市場占有率において、2023年度実績で国内トップシェアを獲得しています。

『ecbeing』の特徴は、業種や業態を問わず、EC戦略立案から、ECサイト構築、デジタルマーケティング・デザイン支援、EC専用クラウドインフラ・セキュリティまでをワンストップで提供できる点にあります。単にECを構築するだけでなく、顧客ロイヤルティを高める「ファンマーケティング」、魅力的なコンテンツを発信する「メディアコマース」、会員データを活用した店舗連携やアプリ等の複数の接点で最適な購買体験を提供する「オムニチャネル」など、顧客のEビジネスに合わせたサービスの提供を可能としています。

また、最新のニーズに合わせて自社開発してきたMA・CMS・CRM・レビュー・SNS連携・動画・店舗予約・アプリなどの自動バージョンアップする「マイクロサービス」も幅広く用意されています。これらのサービス提供を支えるのは、開発650名、マーケティング300名という充実した体制です。

株式会社ecbeing 会社概要

社名: 株式会社ecbeing
代表者: 代表取締役社長 林 雅也
所在地: 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー

aunn Personalizationについて

aunn Personalizationは、ユーザーの体型や好みを解析し、ECサイトのコンテンツをパーソナライズするサービスです(特許申請中)。

昨年リリースされた「aunn スタッフコーディネート」では、ユーザーの体型にマッチしたスタッフコーディネート表示を最適化することにより、CTR(クリック率)は約3.1倍、CVR(コンバージョン率)が約2.5倍に向上した実績があり、導入企業からも高い評価を得ています。さらに「aunnスタッフコーディネート」は、昨年9月よりスタッフDXサービス「STAFF START」との標準連携を開始し、アパレルECサイトでの導入が加速しています。

aunn Personalization

株式会社メイキップ 会社概要

社名: 株式会社メイキップ
代表者: 代表取締役 柄本 真吾
所在地: 東京都新宿区矢来町126 NITTOビル1F

パーソナライズサービスによる顧客体験向上の意義

近年、ECサイトにおいては単に商品を販売するだけでなく、顧客一人ひとりに合わせた購買体験を提供することの重要性が高まっています。特にアパレル業界では、実際に試着できないという課題を克服するため、顧客の体型や好みに合った商品を的確に提案するパーソナライズ機能が注目を集めています。

「aunn 在庫・類似アイテム」の特徴は、単に在庫がないことを表示するだけでなく、AIによる高度な画像解析技術により、デザインの類似性を判断し、さらにユーザーの体型情報と掛け合わせることで、本当に適したアイテムを提案できる点にあります。これにより、ユーザーは欲しい商品がサイズ切れでも、同様のデザインで自分のサイズに合った商品をスムーズに見つけることができるようになります。

このようなパーソナライズ技術の進化により、ECサイトでの購買体験はより実店舗に近いものになりつつあります。今回のecbeingとの連携により、多くのECサイトでこの機能が活用されれば、ユーザーの満足度向上だけでなく、ECサイト運営企業の売上増加や在庫の効率的な回転にも貢献することが期待されます。

また、ecbeingとの連携は、単なる技術的な連携にとどまらず、両社の強みを生かした相乗効果も期待されています。ecbeingの持つ豊富なECプラットフォーム構築実績とメイキップのAI技術を組み合わせることで、より多くのECサイトに高度なパーソナライズ機能を提供することが可能になります。

今後も両社は、EC市場の発展とユーザー体験の向上に向けて、さらなる機能拡充や連携強化を進めていくことが予想されます。パーソナライズ技術の進化は、ECサイトの可能性をさらに広げ、オンラインショッピングの新たな標準を作り出していくでしょう。

出典元: 株式会社メイキップ プレスリリース

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