
売れるネット広告社グループ株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長CEO:加藤公一レオ、東証グロース市場:証券コード9235)の連結子会社である売れるネット広告社株式会社が、2025年1月より社内に新設した「運用広告チーム」において、Google・Yahoo!・Facebook・Instagramなどのプラットフォームに対応した運用型広告サービスの提供を開始したことを発表されました。本記事では、サービス開始から約3ヶ月経過した現在の進捗状況についてお伝えします。
同社は従来の成果報酬型広告に加え、主要SNSプラットフォームに対応した運用型広告サービスを展開することで、D2Cビジネス支援の幅を広げています。すでに立ち上げ初期ながら14案件の運用を受託し、さらなる拡大フェーズに突入しているとのことです。
この記事の目次
運用型広告市場は2.6兆円規模に拡大
日本国内における運用型広告市場は、2024年時点で2兆6,095億円に到達しています。この数字はインターネット広告費全体の88.1%を占め、D2C(ネット通販)ビジネスにおける最重要チャネルへと進化しています。
このような市場環境を背景に、売れるネット広告社株式会社は新たなサービス展開に踏み切ったとのことです。
進捗状況:拡大フェーズへ突入
売れるネット広告社株式会社は、成果報酬型広告事業で培った豊富な運用型広告ノウハウを活かし、2025年2月に5案件の運用をスタートしました。そして2025年3月には14案件(前月比2.8倍)の運用を受託するまでに成長しています。
立ち上げ初期段階にもかかわらず、複数案件がすでに安定稼働フェーズに移行しており、現在はさらなる受注拡大を目指した拡大フェーズへの突入を目指してサービス提供を行っているとのことです。

成果報酬型×運用型広告の二刀流展開
売れるネット広告社株式会社はこれまで、成果報酬型広告を中心に"売る"ことに徹底的にこだわった支援を行ってきました。今回、運用型広告という新たな武器を加えたことにより、成果報酬型広告×運用型広告のハイブリッドモデルを確立しています。
このハイブリッドモデルにより、D2C支援領域においてクライアント企業への貢献力をさらに高めていくとしています。

運用型広告について
運用型広告とは、広告出稿後にリアルタイムでパフォーマンスを計測・分析しながら、ターゲティング、クリエイティブ、入札単価、予算配分などを柔軟に調整し、最適化を行う広告手法です。
主な特徴
- リアルタイム性
掲載後すぐに効果測定が可能で、日々のデータをもとに即座に改善が行えます。
例:クリック率が悪いクリエイティブは即停止し、別案に差し替えることができます。 - 明確なKPI管理
CPC(クリック単価)、CPA(獲得単価)、ROAS(広告費用対効果)など、数値ベースで評価・改善することが可能です。 - ターゲティング精度の高さ
ユーザーの属性、興味関心、行動履歴などに基づいた精緻なターゲティングが可能です。
結果として無駄な広告費を抑え、投資対効果を最大化することができます。 - PDCAサイクルの高速回転
「出して終わり」のマス広告と異なり、Plan(設計)→ Do(配信)→ Check(分析)→ Act(改善)が高速で回るため、成長施策として有効です。
主な運用対象メディア

D2C(ネット通販)支援企業としてさらなる価値提供へ
同社は今後も、強みである「売る」ことに徹底的にこだわったノウハウを活かしながら、成果報酬型広告のみならず、運用型広告分野においても、D2C事業者様の売上最大化に貢献していく方針です。
なお、本件が売れるネット広告社グループの連結業績に与える影響は現時点では軽微と考えられますが、中長期的には同社の業績・企業価値の向上に資するものと見込まれているとのことです。今後状況が変化し、公表すべき事項が生じた場合には速やかに発表される予定とのことです。

会社概要
社名:売れるネット広告社グループ株式会社(東証グロース市場:証券コード9235)
代表者:代表取締役社長CEO 加藤公一レオ
設立日:2010年1月20日
出典元:売れるネット広告社グループ株式会社 プレスリリース