2025年4月15日 — アメリカ合衆国ニューヨークに本社を置くグローバルメディア計測および最適化のプラットフォーム、Integral Ad Science(以下 IAS)が、新たなソーシャル最適化機能をTikTok向けに強化し、「入札前のビデオ除外リスト」の提供を開始したとの発表がありました。

広告主にとって、デジタルプラットフォーム全般でブランド価値を保ちながら広告効果を最大化するため、TikTokでの入札前ビデオ除外リストのスタートは、より効果的な広告投資の管理手段となるでしょう。

この機能は、TikTokのインベントリーフィルターと組み合わせることで、IASの多様なマルチメディア解析技術に基づき、ブランド独自のニーズに応じた微細な除外設定を可能にします。これにより、広告主はTikTokで広告を配信する際に、配信先のブランド適合性や文脈要件を適切に満たすことができるのです。

さらに、広告主はIASのAI駆動によるTotal Media Quality(TMQ)およびソーシャル最適化を組み合わせ利用することで、ブランドセーフティやブランド適合性、視認性、無効トラフィック(IVT)の検出を30カ国語以上・75以上の市場に展開し、グローバルなTikTokでの広告配信を最適化し、効果評価を一元化できます。これにより、メディア効率とROIの向上が期待されます。

IASのCEO、リサ・アッツシュナイダー氏は次のように述べています。

「TikTokとのパートナーシップをさらに拡大し、広告主のパフォーマンスを向上させるビデオ除外リストを世界中で展開できることを大変嬉しく思います。このIASの技術を活用することで、広告主は急成長しているTikTokの視聴者との接点を持ちながら、無駄を削減し、広告投資からより高いリターンを実現できます。」

IASによるTikTok向けソーシャル最適化の強化により、グローバルな広告主は以下の価値を享受できるとされています。

  • 高度なカスタマイズ:ブランド特有の基準に基づく不適切なコンテンツ除外が可能になり、最適化の精度が向上します。

  • インベントリフィルターの補完:TikTokのインベントリーフィルターを補う追加的な保護レイヤーとして、自社のブランドに最適な適合プロファイルを構築できます。

  • 包括的なグローバル対応:IASの入札後レポート製品であるTMQおよびソーシャル最適化の統合により、TikTokにおける包括的でグローバルな広告ソリューションを活用できます。

  • 簡単なセットアップと柔軟な運用:IASの管理画面からスムーズに導入できます。各キャンペーンのインプレッションは自動で計測・分類され、ブランド基準に適合しないコンテンツが排除されます。また、管理画面やレポートビルダーを通して除外リストの効果を確認し、必要に応じて戦略の見直しが可能です。

  • フレーム単位の詳細な分析:IASのマルチメディア解析技術を駆使して、画像・音声・テキストを組み合わせたフレーム単位の分析を行い、コンテンツを高精度かつ大規模に分類することができます。

TikTokのグローバルプロダクトパートナーシップ責任者、ロリー・デスタインヴィル氏は以下のように述べています。
「私たちの目標は、広告主が安心してブランドを築ける信頼性の高いプラットフォームを構築することです。IASとの提携は、従来的な適合性基準を超える革新をもたらし、広告主がより洗練された管理のもと、信頼を持って投資できる環境を実現します。」

Integral Ad Science(IAS)について
IASは、世界におけるメディア計測および最適化の技術を牽引するプラットフォームです。グローバルな著名広告主、パブリッシャー、メディアプラットフォームに対し、メディア品質に関する最も実用的なデータを提供し、素晴らしい成果の実現を図ります。IASが提供する包括的で豊富なデータは、広告が安全で適切な環境において、実在する視聴者に見られていることを確約し、広告主には広告投資の効果を、パブリッシャーには収益をもたらします。私たちの使命は、デジタルメディア品質の透明性と信頼性の新しい基準となることです。

出典元:Integral Ad Science

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