ジモティースポット岸和田・貝塚のリユース活動による結果について

地域情報サイト「ジモティー」を運営する株式会社ジモティー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:加藤 貴博)が、大阪府岸和田市および貝塚市とのリユースに関する協定に基づき、2025年2月28日に「ジモティースポット岸和田・貝塚」を開設し、運営を開始しました。これによって、持ち込まれた不要品が6,090品に達し、そのうち2,681品がすでにリユースされています。これにより、約6,204kgのごみ減量が見込まれています(注1)。

■ジモティースポットの概要

ジモティースポットは、地域内で「不要になったものの再利用」を支援するサービスで、無償または有償の譲渡が可能です。不要品を持ち込みたい方は、ジモティースポットへ直接持ち込むことで、気軽にリユース活動に参加できます。また、譲り受けを希望する方は、持ち込まれた商品の詳細をジモティー上で確認し、ジモティースポットで直接引き取ることで簡単にマッチングが成立します。

ジモティースポットの仕組み

◆不要品を持ち込む方へのメリット

  • 持ち込みの前に予約が不要で、手軽に参加できる。
  • 簡単に不要品を譲渡できるため、地域のリユース活動に積極的に参加しやすい。
  • 粗大ごみなどを処分する際に発生する費用や指定袋代がかからない。

◆不要品を譲り受ける方へのメリット

  • 手に取りやすい価格でリユース品を購入または譲受けできる。
  • (例:炊飯器300円、椅子0円など)

◆自治体にもたらされるメリット

  • 廃棄物として処理される以外の選択肢を持つことで、リユースの選択肢を広げ、ゴミ削減活動を促進できる。

■リユースの結果についての分析

2025年3月27日までの一ヶ月間で、6,090品の不要品が持ち込まれました(注2)。そのうち2,681品がすでにリユースされています。試算ではごみの減量効果が約6,204kgに達すると見込まれています(注1)。持ち込まれた品々の中で最も多かったのは食器や生活雑貨で、全体の約44%を占め、次いで衣類が約15%となっています。従来は廃棄されていた古い家具や家電製品も、ジモティーの活用によって即座にリユース品として掲載され、多くの人に受け入れられました。

■今後の取り組みに関する展望

今後も地元での資源循環を継続的に推進し、個人、企業、行政が協力して必要なものを融通し合える持続可能な社会の実現に向けて、サービスの運営に努めてまいります。

(注1):持ち込まれた不要品の平均重量を基に、リユースされた件数を基に計算した数値です。
(注2):持ち込み開始日である2025年2月25日から2025年3月27日までの集計です。

ジモティースポット岸和田・貝塚の店舗外観

出典元:株式会社ジモティー

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ