
株式会社クロス・マーケティング(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、全国で20歳から69歳の男女を対象に「賞味期限に関する調査」を実施しました。
この調査は食品ロス削減の一環で、消費者庁が2025年3月28日に食品表示基準の一部を改定したことを受けたものです。賞味期限は食品が安全に食べられる期限を示しており、この期限を過ぎても必ずしも危険とは限りません。この改定では、必要以上に賞味期限が短縮されることがないように対策が求められています。
調査では、賞味期限や消費期限に対する意識、賞味期限の表示が延長されることへの認識や評価、期限を過ぎた食品に対する見解、賞味期限に関する考えや行動について情報を収集しました。
調査結果
調査の結果、賞味期限を「必ず守る」と回答した人は16.9%、消費期限については36.2%が同様の回答をしました。大多数は「多少、期限が過ぎることはある」と答えており、20代と30代の約4割が消費期限を「必ず守る」としています。

さらに、賞味期限の表示が延長されることについては「知らなかった」と回答した人が57.3%でしたが、表示延長が「良いと思う」と感じる人は70%に達しています。

賞味期限を過ぎた食品で「食べられると思う」もののTOP3は「スナック菓子」「冷凍食品」「インスタント食品」であり、逆に「食べられないと思う」ものは「牛乳」「卵」「ヨーグルト」となっています。意見が分かれるのは特に「卵」や「ヨーグルト」で、賞味期限を過ぎても食べられると信じる人と食べられないと思う人の間で意見が分かれています。

食品購入時には「賞味期限を確認する」ことが最も多く、賞味期限が切れた場合は「見た目を確認する」や「においを確認する」といった行動が上位になっています。年齢が上がるにつれて賞味期限を意識し確認する傾向が強くなる一方、60代では賞味期限が切れていても「食べることに抵抗がない」または「一口食べて判断する」という人が他の年代よりも多いことが分かりました。

出典元: 株式会社クロス・マーケティング プレスリリース