メイキップの顔合成AI「FaceChange」、自分の体型に近いスタッフのコーディネート画像に顔を合成できる新機能をリリース

株式会社メイキップ(東京都新宿区、代表取締役:柄本 真吾)が、顔合成AI「FaceChange(フェイスチェンジ)」(特許出願中)において、ECサイトに掲載されているスタッフのコーディネート画像に自分の顔を合成できる新機能をリリースしたことが発表されました。この機能により、ユーザーが身長・体重・年齢・性別といった身体データを登録すると、自分の体型に近いスタッフのコーディネート画像が優先的に表示され、そこに自分の顔を合成することで「本当に自分に似合うかどうか」をよりリアルなイメージで確認できるようになっています。

この新機能は、株式会社パル(大阪府大阪市、代表者:小路 順一)が運営するアパレルEC「PAL CLOSET(パル クローゼット)」の商品ページおよびお気に入りページにて、2025年7月より提供が開始されているとのことです。

「FaceChange」新機能概要

「FaceChange」は、ECサイト上のモデルやスタッフのコーディネート画像とユーザーの顔写真を合成し、「このアイテムが自分に似合うかどうか」を合成画像として可視化できる機能です。これまでは、モデルのコーディネート画像との顔合成のみに対応していましたが、「自分の体型に近いスタッフの着用画像を使って、よりリアルな着用イメージを確認したい」というユーザーの声を受けて、今回の新機能が開発されたとのことです。

オンラインショッピングでは、実際に試着できないことが購入を躊躇する大きな理由の一つとなっています。「FaceChange」はこの課題を解決するために開発され、自分自身が実際に着用している姿をバーチャルに確認することで、購入の意思決定をサポートします。

また、本機能では、ユーザーが身長・体重・年齢・性別といった身体データを登録することで、自分の体型に近いスタッフのコーディネート画像が優先的に表示されるようになっています。その画像に自分の顔を合成することにより、「本当に自分に似合うかどうか」をよりリアルなイメージで確認することが可能になりました。

これにより、モデルとユーザー間の体型の差から生じる「実際に着てみたら想像と違った」といった問題の解消が期待されます。特に、体型や骨格によって着こなしの印象が大きく変わるアイテムを選ぶ際に、この機能が効果を発揮するでしょう。

なお、身体データは「FaceChange」「unisize」「aunn Personalization」のいずれからも登録可能で、登録した身体データは3つのサービスで連動するとのことです。一度登録すれば、複数のサービスをスムーズに利用できる利便性も提供されています。

実際に機能を利用したユーザーの声

「FaceChange」の新機能を実際に利用したユーザーからは、以下のような声が寄せられているそうです。

  • 自分の体型に近いスタッフのコーディネート画像を選べたので、全身シルエットをイメージしやすくなりました。
  • 体型や骨格が自分に近いスタッフの画像を選んで顔合成し着用イメージを確認できたので、アイテム購入の参考になりました。
  • 様々なコーディネート写真で着用イメージの確認が出来ることで、アイテムが自分に似合うかの判断がしやすくなりました。また合成結果の仕上がりも自然で、購入意欲が高まりました。

これらのフィードバックからも分かるように、ユーザーは自分自身の体型に近いモデルの着用画像を見ることで、より正確な着用イメージを把握できるようになっているとのことです。また、顔合成技術の自然な仕上がりによって、没入感のある試着体験が実現され、購入への自信につながっていることがうかがえます。

「FaceChange」新機能の利用フロー

「FaceChange」新機能は商品ページやお気に入りページなど、様々なコンテンツから利用することができます。具体的な利用の流れは以下の通りです。

①「FaceChange」バナーを選択

各ページに設置されたバナーをタップすると「FaceChange」が起動します。「PAL CLOSET」では、商品ページとお気に入りページから利用可能です。商品を閲覧中にその場で簡単に利用できるため、購入検討時にスムーズに着用イメージを確認できます。

②自分の身体データを登録

「似ている体型で並べ替え」をタップして、自分の身体データ(身長/体重/年齢/性別)を入力します。身体データを登録すると、スタッフのコーディネート画像が体型の近い順に自動で並び替えられます。これにより、自分に最も近い体型のスタッフの着用画像を簡単に見つけることができます。

入力したデータはシステム内で安全に管理され、ユーザー体験の向上のみに活用されるとのことです。また、一度登録すれば次回以降は自動的に適用されるため、毎回の入力は不要です。

※本機能はスタッフコーディネートが登録されているアイテムに限り利用できます。

③合成するコーディネート画像を選択

モデルやスタッフのコーディネート画像の中から、一度に最大3枚の着用画像を選択して顔合成を行うことができます。異なる角度や着こなしの画像を選ぶことで、多角的に着用イメージを確認することが可能です。複数のアイテムやコーディネートを比較検討したい場合にも便利な機能となっています。

④合成する顔写真を選択

ガイドに沿ってご自身の顔写真を選択し、登録します。登録が完了すると、選択した画像との合成が開始されます。顔写真は明るく鮮明なものを選ぶと、より自然な合成結果が得られるとのことです。

※顔写真は一度登録すると、2回目以降は再登録の必要はありません。これにより、継続的に利用する場合の手間を省くことができます。なお、登録された顔写真は厳格なセキュリティポリシーのもとで管理され、合成目的以外には使用されないとのことです。

⑤合成結果の確認

合成が完了すると、自分の顔と合成された各アイテムの着用イメージが表示されます。「商品ページへ」ボタンを押すことで、アイテムの商品詳細を確認できます。合成結果は高精度なAI技術により自然な仕上がりとなり、まるで実際に自分が着用しているかのような画像を確認することができます。

FaceChangeの利用フロー画像1
FaceChangeの利用フロー画像2

FaceChangeについて

FaceChangeは、ECサイト上のモデルやスタッフのコーディネート画像とユーザーの顔写真を合成し、自分の顔を合わせた着用イメージを可視化できるサービスです(特許申請中)。

このサービスは、「似合うかどうかわからず購入をためらってしまう」というユーザーの悩みを解決することを目的としています。従来のECサイトでは、モデルの着用画像しか確認できないため、自分自身が着用した際のイメージを正確に把握することが困難でした。FaceChangeはこの課題を技術的に解決し、オンラインショッピングにおける新たな顧客体験を提供しているとのことです。

ユーザーアンケートでは、「自分の着用イメージが確認できることで、アイテム選びの手助けになった」という声が寄せられています。また、「購入後の満足度が高まった」「返品の心配が減った」といった声もあり、ユーザーと企業双方にとってメリットのあるサービスとして評価されているようです。

アパレルECサイトにおける大きな課題の一つが「サイズ感や似合わせの不安による購入躊躇」と「イメージと異なることによる返品率の高さ」です。FaceChangeはこれらの課題を同時に解決することで、ECサイトの利便性と顧客満足度の向上に貢献しています。

今後も「FaceChange」は「自分に似合うかを、より手軽に、より高精度に確認できる」体験の実現を目指し、機能の拡充を進めていく予定だそうです。AIの精度向上や新たなパーソナライゼーション機能の追加など、さらなる進化が期待されています。

FaceChangeのサービスイメージ

株式会社パル 会社概要

社名: 株式会社パル
代表者: 代表者 小路 順一
所在地:大阪市中央区道修町3丁目6番1号 京阪神御堂筋ビル10階

株式会社パルは、アパレル企業として多様なブランドを展開し、「PAL CLOSET」というECサイトを運営しています。今回の「FaceChange」の導入により、オンラインショッピングにおける顧客体験の向上と、購入時の不安解消を目指しているとのことです。デジタル技術を活用した新たな買い物体験の提供によって、ECサイトの競争力強化を図る取り組みの一環として位置づけられています。

株式会社メイキップ 会社概要

社名: 株式会社メイキップ
代表者: 代表取締役 柄本 真吾
所在地: 東京都新宿区矢来町126 NITTOビル1F

株式会社メイキップは、AI技術を活用したファッションテック企業として、顧客のショッピング体験を革新するサービスを提供しています。「FaceChange」をはじめとする同社のサービスは、オンラインとオフラインの垣根を超えた新しい買い物体験の創出を目指しています。顔合成AIやパーソナライゼーション技術を駆使し、ファッション業界のデジタルトランスフォーメーションを推進する企業として注目を集めているようです。

出典元:株式会社メイキップ プレスリリース

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