マーケターが施策決定時に重視する情報源とは?Wellmaが実施した調査結果

次世代型プラットフォーム「Wellma(ウェルマ)」は、2025年3月18日にマーケター100名を対象に「施策決定時に頼りにしている情報源は何か?」と題した独自のアンケートを実施し、その結果を発表しました。この調査により、マーケターが具体的にどのような情報源を参考にしているのか、その背景にある実態が明らかになりました。

調査結果:施策決定の際に頼られる情報源は?

施策決定の際に頼られる情報源についての質問に対する調査結果を見てみると、「外部リソース」への依存度が高く、特に「外部セミナーやイベントの情報(32%)」、「業界内の成功事例(26%)」、「SNSやウェブ上のトレンド情報(25%)」など、いわゆる“外部から得やすい情報”を重視する回答が目立ちました。一方で、「自社のデータ分析レポート(24%)」は比較的低く評価されています

この現象は、企業文化が「自ら蓄積したデータより、外部の成功事例やトレンドに目を向ける傾向が強い」ことを示唆しています。また、外部情報は新鮮で社内プレゼンにも利用しやすいため、実務的な背景があるとも考えられます。

1. トップダウン文化の影響

  • 「社内のトップや上司の意見(27%)」がデータよりも優先されていることは、意思決定プロセスがトップダウンで進む文化を象徴しています。
  • たとえデータドリブンであっても、最終的なGOサインは上司や経営層の承認が必須であることが示されています。

2. ユーザー視点の意見が低調

  • 「顧客やユーザーからのフィードバック(8%)」や「自身の経験・直感(4%)」は非常に低い位置に留まっていることから、実際の施策決定においてユーザーインサイトや個々の創造的なアイデアが主流ではないことがうかがえます。
  • もちろん、「データ分析」や「成功事例」が別に項目としてあり、ユーザーの声もデータとして取り入れられる可能性はあります。しかし、こうして低い位置に見えることから、マーケティングの文化として“ユーザーと直接向き合う”姿勢がまだまだ低調であることも懸念されます。

3. 専門家の意見を頼る割合も限られている

  • 「外部コンサルタントからのアドバイス(18%)」は中間に位置していますが、一定の需要はあるものの、外部の専門家を積極的に活用する企業はまだ一部に過ぎないという印象もあります。

全体的な考察

  • 新たな施策を打ち出す際、組織として“既存の成功事例やトレンドを引き合いに出して社内を説得する傾向が強いのではないでしょうか。そのため、社内決裁において「他社も取り組んでいる」「今が流行している」という根拠が重要とされています。
  • 一方、社内データから導き出されるインサイトや、ユーザーからの定性・定量の意見が活用される機会が不足している可能性も否めません。特に“トップダウン&他社事例重視”の文化が強い場合、ユーザーや現場の声は後回しにされがちです。
  • 現在、データドリブンやユーザーファーストが重要視されている中で、これらの比率を高めるためには、単にデータを集めるだけではなく、分析を担当する者が成果を経営陣に訴えて見せることや、意思決定者がユーザーの声を一緒に聞く機会を設けるなど、“トップや上司を巻き込む形でデータやユーザーを活用する仕組みの構築が課題になるでしょう
  • こうした背景を踏まえると、今後は「外部の事例やトレンドに頼るだけではなく、どのように自社の顧客やデータと向き合い、新たな価値を生み出せるか」が、多くの企業やマーケターにとって重要なテーマになると考えられます。

Wellmaとは?

Wellmaは、1万人以上のマーケティング担当者が集結する、業界特化型の次世代プラットフォームです。

このプラットフォームを利用することで、マーケティング企業は、自社のサービスやビジョンを自由に発信することができ、共感を通じたリード獲得につなげることが可能となります。

企業専用の固定ページや、発信したストーリーを全て格納できるスペースが提供されるため、自社サービスページの代わりや、自社サイトとは異なる切り口のサイトとして活用できます。

Wellmaで解決

Wellmaを通じて、貴社の強みや最新の事例、サービスに対するこだわり、具体的な対応をオープンに伝えることが可能です。

これにより、貴社の魅力を正確にアピールし、集客の機会を最大限に広げることができます。

他社との明確な違いや価値観を示すことで、マーケティングを依頼したい企業に対しても判断しやすい情報を提供できます。

・マーケティング担当者にアプローチ

Wellmaは真剣にパートナーを探している1万人以上のマーケティング担当者が集まるプラットフォームです。

ユーザーがサービスに素早くたどり着ける導線設計が施されているため、作成したページが見られないといった心配は無用です。

これにより、マーケティングの感度が高いユーザーに自社サービスを効果的にアプローチし、ターゲット層に情報を的確に届けられます。

・ホームページ代替としての機能

Wellmaでは、企業のサービス情報を簡便かつ効果的に発信できるため、ホームページやLPの代替にも活用可能です。

自社のホームページを持っていない企業様や、多数のサービスを手がける企業様でも、個別ページへの工数を抑えつつ情報を発信できます。業務にリソースを集中しながら効果的なWeb集客を実現できます。

・月額制で制限なく情報発信

月額固定費用で自社の情報を制限なく発信できるのもWellmaの利点です。サービス面だけでなく、社員紹介や企業文化、成功事例など多様なコンテンツの掲載が簡単に行えます。

さらに、企業の価値観や未来のビジョンを自然に引き出すページ設計により、情報提供を超えてユーザーの共感を生むコンテンツを創出することが可能です。

調査概要

調査日:2025年3月18日

調査対象地域:全国

調査機関:Freeasy

調査方法:オンラインアンケート調査

調査人数:100名

調査対象:マーケティング責任者

出典元: 株式会社eclore プレスリリース

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