
株式会社Hakuhodo DY ONE(東京都港区、会長:田中雄三、社長:小坂洋人)と株式会社True Data(トゥルーデータ、東京都港区、社長:米倉裕之)は、購買データを生かし、広告出稿から購入分析までを効率的に実行できる新サービス「WISE Ads BrandBooster(通称:WISEAds BB)」の提供を開始したことを発表しました。
近年、多くの企業が直面しているのは、ターゲットの特定、広告効果の評価、予算配分の最適化、顧客理解の深化、販売機会の最大化といったマーケティング課題です。これらの課題に取り組むため、両社はHakuhodo DY ONEの広告配信サービス「WISE Ads」とTrue Dataが提供する購買データおよび分析技術を組み合わせ、ターゲティングの策定から広告配信、効果分析までを効率的かつ高品質に実現する「WISE Ads BrandBooster」を発表しました。この新サービスは、ドラッグストアやスーパーマーケットで消費財を取り扱う企業にとどまらず、ユーザーのライフスタイルやライフステージを理解しながら非消費財企業のブランド広告にも大いに貢献します。

サービスの特徴
①True Dataの購買データと分析技術の活用
「Eagle Eye」(ID-POS分析ツール)や「ウレコン」(トレンド分析ツール)を駆使し、ゼロ次分析を通じて厳密なプランニングが可能です。ゼロ次分析では、関連商品や組み合わせを特定する併買分析、顧客の動向を把握するための顧客構造分析など、多次元的な分析を行うことができます。
全国約6,000万人からの購買データを基に、精緻なターゲットプロフィールで広告配信を行い、配信後には効果分析を通じて広告効果を明確に評価し、次の施策に活用することが可能です。
②Hakuhodo DY ONEの広告配信サービスのフル活用
「WISE Ads」のシステムと運用ノウハウを融合することで、広告キャンペーンの目的に応じた最適な設計と運用が実現されます。特に、Google、Yahoo、LINE、Metaなどの主要プラットフォームから得たデータクリーンルームの分析環境とTrue Dataのビッグデータを組み合わせることで、広告効果分析がさらに詳細に行えるようになります。
今後の展開について
Hakuhodo DY ONEとTrue Dataは2025年1月から、Hakuhodo DY ONEのDMP「AudienceOne®」とTrue Dataの広告用購買データの連携を開始する等、協業を進めていく予定です。今後はオンラインデータとオフライン購買データを統合し、新しい配信や分析メニューを開発し、オフライン購入の計測や分析基盤を強化することで、より優れたマーケティング支援サービスの提供を目指しています。
出典元: 株式会社Hakuhodo DY ONE プレスリリース