E-Grant、EC事業者向け経営ダッシュボード「こづちVision」を正式リリース

株式会社E-Grant(東京都品川区、代表者:向 徹、北川 健太郎、以下:E-Grant)は、EC事業者向けの経営ダッシュボード「こづちVision」を正式にリリースしました。

本サービスは、自社ECや楽天市場、Amazonといったモール型ECなど、複数の販売チャネルのデータを統合・一元管理するツールです。売上や顧客、商品分析など、EC運営に必要な指標をリアルタイムで可視化し、経営判断の迅速化を支援します。

開発の背景

E-Grantは、CRMツール「うちでのこづち」やコンサルティング、広告運用支援を通じて、これまで1,000社以上のEC事業者をサポートしてきました。近年のEC業界では、定期販売の規制強化や広告コストの上昇(CPA・CPOの増加)により、販売チャネルの多様化が加速しています。

これまで自社ECに特化していた事業者や、モール販売に注力していた企業も、両方のチャネルを活用しなければ競争が厳しくなる状況にあります。しかし、複数チャネルを運営することで、以下のような課題が生じています。

  • 自社ECとモールのデータ管理が煩雑になりやすい
  • モールでは取得できるデータが限られ、自社ECのデータ資産を十分に活用できない
  • 各チャネルの売上や広告効果の関係性が不明瞭で、最適な経営判断が難しい
  • 顧客のLTV(生涯価値)を最大化するためのデータ活用が進めにくい

こうした課題を解決するために、「こづちVision」が開発されました。

「こづちVision」の主な機能と特長

  1. 経営ダッシュボードによるデータ統合・可視化
    • 自社ECとモールのデータを一元管理し、リアルタイムで可視化
    • 販売チャネルごとのパフォーマンスを比較し、迅速な意思決定をサポート
    • ROAS、LTV、F2転換率などの重要指標を即座に分析可能
  2. データ分析と施策立案の最適化
    • 「うちでのこづち」で蓄積した分析ノウハウを活かし、30以上の指標を搭載
    • 商品ごとのLTVやF2転換率を分析し、チャネルごとに適したマーケティング戦略を策定
    • 高LTV商品の特定を通じて、売上の最大化を図る
  3. レポーティング業務の効率化
    • 手作業での資料作成を不要にし、自動でレポートを作成・リアルタイム更新
    • 経営層や現場担当者向けに、カスタマイズ可能なダッシュボードを提供
    • BIツールと連携し、直感的なデータ分析を実現
  4. OMO戦略の推進(オンラインとオフラインの統合)
    • 実店舗のPOSデータとECサイトの購買情報を統合し、最適な顧客体験(CX)を提供
    • モール経由の顧客データも活用し、LTVの向上をサポート

「こづちVision」は、E-Grantが長年のCRM支援で培ったノウハウを活かし、EC事業者の成長を加速させるために開発された最新のCDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)です。

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