サーキュレーションによる「プロ人材実態調査」:フリーランスや副業の仕事満足度の変化

株式会社サーキュレーション(東京都渋谷区、代表取締役社長:福田 悠)が、27,000人以上の専門家の経験と知見を多くの企業に共有し、経営の課題を解決するプロシェアリング事業を展開しています。2024年11月には、フリーランスや副業、起業を行う500名を対象に「プロ人材実態調査」を実施しました。

■調査結果概要

  • 会社員時代に比べ、仕事に対する満足度が向上
  • 時間単価が上昇すると、満足度が上昇する傾向が示される
  • 満足度が向上した理由は「自分のペースで働けること」、低下した理由は「収入の不安定さ」
  • フリーランス・副業人材サービスに求めるものは「専門知識に基づく適正な価格設定」

■調査結果詳細

<仕事に対する満足度>

会社員時代と比べ、仕事に対する満足度が上昇

調査によると、会社員としての勤務時期と比較して、仕事に関連する満足度には大きな変化は見られず、「非常に高まった」または「高まった」と答えた人の割合は全体の31.6%を超え、「下がった」または「非常に下がった」は5%前後となっています。これにより、会社員時代と比較して満足度が向上していることが確認されます。

<時間単価と満足度の関係>

時間単価が上がると、満足度が高まる割合も増加

時間単価とその満足度の関連については、年収が上がるにつれて「非常に満足」または「満足」とする人の割合も増えています。特に、時間単価が50,000円以上の場合、約半数が「非常に満足」または「満足」と回答しており、報酬の満足度への影響が明確に確認されます。

<満足度が高い理由と低い理由>

満足度が向上した理由は「自分のペースで働けるため」、低下した理由は「収入の不安定さ」

仕事に対する満足度が高まった理由について、2023年と2024年を比較した結果、順位の変動は見られませんでした。

グループごとの比較では、副業の場合「自分の専門知識を活かせるようになった(42.0%)」という理由が最も多く、フリーランスや起業した人々は「自分のペースで働けるようになった(63.2%)」との回答が目立ちます。このことから、それぞれの働き方が満足度に大きな影響を与えていると考えられます。

逆に、仕事の満足度が低下する理由としては、「収入の不安定さ」が最も大きな要因であり、全体の48.4%を占めています。収入の不安定さや減少は2023年と変わらず、物価の高騰の影響を受けていると考えられています。

<フリーランス・副業人材サービスへの期待>

フリーランスや副業の人材サービスに対する期待は、2023年と同様に「専門知識に基づく適正な価格設定」が特に期待されていることが明らかとなりました。

プロシェアリングを通じて、最適なプロ人材と連携することで、企業内のリソースだけでは解決が難しい経営課題を解決する可能性が高まります。サーキュレーションは、外部のプロ人材を活用し、多様な経営課題への解決策を提供し、企業の変革に貢献していく所存です。

出典元: プレスリリース

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ