
AIQ株式会社(東京・文京区、代表取締役社長CEO兼COO:渡辺求)と東芝テック株式会社(東京・品川区、代表取締役社長:錦織弘信)が、ファッションブランド「DISCOAT(ディスコート)」のスタッフアバターに新たなAIチャットサービス機能を追加したことを報告しています。この新機能により、スタッフアバターが感情を表現することが可能となり、インフルエンサーをモデルにしたAI「ファッションメイト」を通じて、顧客とのコミュニケーションがさらに充実しました。これにより、リアルな店舗での接客に近い体験を提供できるようになりました。
背景・目的
2023年以降、PALとAIQは共同で、インフルエンサーの価値観やライフスタイルを学ぶAI「ファッションメイト」を開発し、実証実験を重ねてきました。このAIによって、リアルなコミュニケーションや投稿が実現され、デジタルチャンネルにおける接客の質向上に寄与しています。また、具体的な売上向上の成果も確認されています。こうした実績を背景に、スタッフの個性をより際立たせる取り組みが進められ、新たにDISCOATスタッフアバターとのAIチャットサービスが、東芝テックの協力を得て開発されました。
サービスの概要
新たなサービスでは、AIチャットにファッションメイトを活用し、インフルエンサーを反映したアバターを導入しています。その結果、ユーザーは実店舗で接客を受けているかのような双方向のコミュニケーションを体験できます。アバターはインフルエンサーの個性を表現し、会話に応じて自然な表情(例えば、笑ったり考え込んだり)を見せることができます。このように、リアルな接客さながらのインタラクションを提供し、インフルエンサー本人と対話しているかのような感覚で、ショッピングをより楽しいものにします。

将来的な展望
ファッションメイトは、各顧客に寄り添った深いコミュニケーションを構築し、幅広い業態における顧客体験の改善に寄与することが期待されています。今後もAIQは、個性を価値に変える取り組みを進め、顧客の期待を超える未来の購買体験を創出するために努力を続けていくとのことです。
出典元: AIQ株式会社 プレスリリース