AnyMind GroupとACROがTHREEのインドネシア進出を支援

AnyMind Group株式会社(エニーマインドグループ、CEO:十河 宏輔)は、株式会社ACRO(アクロ、社長:宮崎 稔章)が展開する日常使いのコスメブランド「THREE」が、日本からインドネシア市場に進出する際に、BPaaS(Business Process as a Service)モデルを使用した「グローバルECソリューション」で、包括的なサポートを提供することを発表しました。

このプロジェクトでは、EC管理、ロジスティクス、マーケティング、カスタマーサポートなど、同社の多様なプラットフォームを利用することで、データ駆動型の戦略的な市場展開を実現します。

*1:Business Process as a Serviceの略で、ソフトウェアとオペレーションサポート機能を組み合わせたビジネスモデルです。

背景

THREEは、国産の天然成分を使用したナチュラルホリスティックケア(スキンケア、ヘア・ボディケア、フレグランス)と独自性のあるメイクアップ製品を提供しています。2009年のブランド設立以来、「日本発のグローバルブランド」として、2013年3月にタイ進出を果たし、台湾、中国、マレーシアへも展開しました。インドネシア市場では、百貨店を通じてブランドを広めていましたが、日本の人口の2倍以上を誇るこの市場は平均年齢が30代前後であり、成長の余地があると見なされています。

インドネシアの厳しい輸出入規制、政府への申請手続き、現地法人の設立、在庫管理体制の整備、さらにローカルなマーケティング支援が可能な企業との連携も視野に入れていました。

提供するサービス

AnyMind Groupは、同社のテクノロジーと、インドネシアに自社倉庫を持つ現地グループ企業DDIのソリューション、ローカルネットワークをフル活用し、インドネシア市場での業務展開を包括的にサポートします。商品販売においては、ShopeeやTikTok Shop、TokopediaなどのECモールを活用し、EC管理プラットフォーム「AnyX」にて運用と分析を行います。物流面では、グローバル物流プラットフォーム「AnyLogi」とローカルネットワークを駆使し、日本からの輸入管理から現地流通までシームレスに支援します。さらに、カスタマーサポートは会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」を通じて行い、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」や生成AIを使用したライブコマースプラットフォーム「AnyLive」を通じてのマーケティング施策も計画しています。

ACRO社 代表取締役社長 宮崎 稔章 氏のコメント

この度、AnyMindグループの支援を受けて、インドネシアの皆様にTHREEを届けることができることを非常に楽しみにしております。THREEの独自の「香り」と「色」が、多くの人々のウェルネスに寄与することを願っています。

AnyMind Japan Global eCommerce事業部長 久保 銘中のコメント

THREEがインドネシア市場での販売支援活動に関与できることを非常に嬉しく思います。当社のテクノロジーおよび現地倉庫を活用し、データ駆動型のアプローチで商品販売を全般的に支援いたします。今後、東南アジアでの重要性が増すSNSを活用したマーケティングや販売戦略を積極的に採用し、THREEのインドネシア市場でのさらなる成長に貢献していきます。

THREEについて

心・体・肌の全てにホリスティックにアプローチするTHREE。スキンケアやヘアケア、ボディケア製品には精油などの天然植物成分を豊富に使用し、快適さと効果を追求。メイクアップでは、モードとナチュラルが融合した新しいベーシックを表現し、自然と調和しながら各人の美しさを最大限に引き出します。

出典元: AnyMind Group株式会社のプレスリリース

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