食品の値上げに関する調査結果が明らかに 約9割の人が値上がりを実感

株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)が発表した「食品の値上げに関する調査(2025年)」によると、全国の20歳から69歳の男女を対象にした調査結果が明らかになりました。2019年以降、食品価格は上昇を続けており、特に急激な値上げが顕著な商品も存在します。本調査では、「食品の値上げを実感しているか」、「最近値上がりしたと感じる食品」、「食品の購入方法の変化」、「値上げに伴い購入機会が変化した食品」というテーマに焦点を当て、意見を収集しています。

調査結果まとめ

調査によれば、食品の値上がりを実感している人は9割に達し、その中で「強く感じる」と答えた人の割合は71%です。特に女性や40代から60代の層でこの実感が強く表れています。
<図1>

値上がりを実感する食品については、最も多くの人が「お米」と回答し、その割合は75.6%に達しました。続いて「葉物類」や「卵」が挙げられています。また、「果菜類」、「果物」、「根菜類」も2割を超え、特に野菜や果物の値上がりが目立っています。
<図2>

最近の食品購入においては、「割引や見切り品を意識的に選ぶ」、「より安価な店舗で購入する」、「ポイント還元やクーポンの利用」といった工夫が、約3割の人々に見受けられます。特売やセール情報を調査したり、事前に購入予定を立てて無駄遣いを避ける人が増加傾向にあります。<図3>

値上げにより購入機会が減少した食品には、「お米」、「お菓子」、「キャベツ」がトップ3に挙げられました。一方で、「もやし」、「豆腐」、「パン」の購入機会は増加しており、これらの食品に関しては安価なイメージが強化されています。<図4>

調査項目詳細

  • 属性設問
  • 食品の値上げ感
  • 最近値上がりした食品
  • 最近の購入方法の変化
  • 値上げによる購入機会の変化

調査概要

調査手法 :インターネット調査(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」を使用)
調査地域 :全国47都道府県
調査対象 :20歳から69歳の男女
調査期間 :2025年2月14日(金)から16日(日)
有効回答数:1,100サンプル

※調査結果は、端数処理のため、100%にならない場合があります。

出典元: 株式会社クロス・マーケティング プレスリリース

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