TikTok Shop日本市場、GW期間中にGMV11.19億円に減少も新規ファン数は36%増加―Kalodata調査

株式会社Kalowave Japanが運営するTikTok Shopデータ分析サービス「Kalodata Japan」が最新調査を発表しました。それによると、2026年4月27日から5月3日における日本のTikTok Shop市場は、GMV(流通取引総額)が11.19億円となり、前週比で16.80%の大幅な減少を記録したとのことです。これはゴールデンウィーク期間における外出機会の増加が影響したものと分析されています。

売上は減少も高単価トレンドは継続

今回の調査結果では、平均販売価格が1,847円となり、前週比で1.3%の微減にとどまっています。これにより高単価商品の販売傾向は引き続き維持されていることが明らかになりました。

一方で注目すべき点として、売上商品数が57,558個を記録し、前週比で9.04%増加したことが挙げられます。この数値は過去4週間で最も高い水準となっています。さらに、新規ファン数についても278.23万人と前週比で36.32%もの爆発的な伸びを見せています。

これらのデータから、売上の減少は一時的なものであり、連休明けにおける需要回復に向けて、多様な商品展開と見込み顧客の獲得が着実に進行していると評価できます。

主要指標の推移

前週と比較した主要指標は以下の通りです。

  • GMV:11.19億円(前週比マイナス16.80%)
  • 販売件数:60.58万件(前週比マイナス15.71%)
  • ライブルーム数:10,106件(前週比マイナス10.56%)
  • 新規ファン数:278.23万人(前週比プラス36.32%)

なお、これらの数値はKalodataによる独自の集計データに基づいています。

AI分析機能による市場レポート

本レポートは、TikTok Shopデータ分析ツール「Kalodata」に搭載されているAI分析機能「Kalopilot」により生成された分析結果をベースに作成されています。Kalopilotは、自然言語による質問を通じて市場レポート作成、商品リサーチ、運用分析などを実行できるAIアシスタント機能です。

編集部による総合評価

Kalodata Japan編集部の総合評価によると、4月27日から5月3日の日本TikTok Shop市場は、ゴールデンウィークの影響によってGMVが11.19億円(前週比マイナス16.80%)、販売件数が60.58万件(マイナス15.71%)と一時的な減少傾向を示したとのことです。

しかしその一方で、新規ファン数が278.23万人(プラス36.32%)と急激に増加しており、長期休暇期間中におけるコンテンツ消費が活発化している状況が確認されています。

直近4週間における市場推移

直近4週間の市場推移は以下の通りです。

  • 4月6日週:売上高9.35億円、販売件数53.9万件、平均販売価格1,737円
  • 4月13日週:売上高11.81億円、販売件数71.9万件、平均販売価格1,643円
  • 4月20日週:売上高13.45億円、販売件数71.9万件、平均販売価格1,872円
  • 4月27日週:売上高11.19億円、販売件数60.6万件、平均販売価格1,847円

カテゴリー別売上高ランキング

TOP10カテゴリー別の売上高(単位:億円)は次のようになっています。

  1. 美容・パーソナルケア:2.08億円
  2. レディースウェア・インナー:1.41億円
  3. 食品・飲料:1.37億円
  4. スマートフォン・エレクトロニクス:0.80億円
  5. おもちゃ・趣味:0.63億円
  6. 旅行かばん・バッグ:0.51億円
  7. 日用雑貨:0.47億円
  8. メンズウェア・下着:0.43億円
  9. 自動車・バイク:0.39億円
  10. 健康:0.37億円

商品・コンテンツ関連の各種指標

商品およびコンテンツ関連の指標(前週比)は以下の通りです。

  • 新商品数:42,405件(マイナス1.53%)
  • 売上商品数:57,558件(プラス9.04%)
  • 動画本数:59.1万本(プラス2.80%)
  • ライブルーム数:10,106件(マイナス10.56%)

市場・投資関連指標の動向

市場および投資関連の指標(前週比)については次のようになっています。

  • 全ショップ数:105,974件(プラス0.45%)
  • 広告予算:1,239万円(マイナス6.79%)
  • 新規ファン数:278万人(プラス36.32%)

カテゴリー別のトレンド分析

カテゴリー別のトレンド分析では、「美容・パーソナルケア」がGMV2.08億円でトップの座を維持しています。また「レディースウェア・インナー」も1.41億円で2位をキープしました。さらに「食品・飲料」が1.37億円で3位に上昇し、休日における消費を力強く牽引しています。

ゴールデンウィークの影響により市場全体は縮小傾向にありましたが、食品などの休日需要を捉えたカテゴリーが相対的に健闘し、市場を下支えする形となりました。

Kalodataについて

Kalodataは、TikTok Shopに特化したデータ分析プラットフォームです。カテゴリー、ショップ、クリエイター、商品、動画・広告、ライブなどを横断的に可視化し、セラー、ブランド、クリエイター、アフィリエイターのデータドリブンな意思決定を支援しています。

出典元:株式会社Kalowave Japan

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