ネクスウェイ、バロックジャパンリミテッドに店舗向けコミュニケーションツール「店舗matic」を導入

ネクスウェイがバロックジャパンリミテッドの16ブランドに「店舗matic」を導入

株式会社ネクスウェイ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:松森正彦、以下:ネクスウェイ)は、株式会社バロックジャパンリミテッド(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:村井博之、以下:バロックジャパンリミテッド)が展開する「MOUSSY」「SLY」「AZUL BY MOUSSY」「ENFÖLD」などの16ブランドに、店舗向けコミュニケーションツール「店舗matic(テンポマティック)」を導入したことを発表しました。

「店舗matic」は、流通・小売業や飲食業などのチェーンストアビジネスの中で、本部と店舗のコミュニケーションを円滑にすることを目的としたクラウドサービスです。このツールにより、指示の伝達、店舗状況の把握、報告事項の集計等、さまざまなコミュニケーションが一元管理されるようになります。

バロックジャパンリミテッドは、これまでメールやFAXで行われていた本部と店舗のコミュニケーションを一つに集約するため、「店舗matic」を導入しました。これにより、本部と店舗間での指示や連絡、情報連携の作業を大幅に軽減し、本来の業務である接客や売場づくりに集中することが可能となりました。

直面していた課題

バロックジャパンリミテッドは国内に361店舗、海外に250店舗を展開している中で、本部から店舗への指示をメールやFAXで行っている際に、幾つかの課題が浮かび上がっていました。

【本部の課題】

  • 売価の変更や返品に関する指示が他の連絡と混在してしまい、各店舗での対応に時間がかかり、遂行状況の確認に難航していた。
  • 特定ブランドでは独自のコミュニケーションツールを使用しているため、全体への情報伝達に余計な手間がかかっていた。
  • 各店舗で行われている施策を把握するために、過去のメール履歴を遡る必要があり、手間を感じていた。

【店舗の課題】

  • メールやFAXでの指示を忘れることがあるため、締め切りに間に合わないことがあった。
  • 本部からの作業指示を確認するために、都度メールやFAXを確認する手間を要していた。
  • 他店舗の状況や成功事例などを迅速に確認できない状況にあった。

導入による成果

「店舗matic」を導入した結果、バロックジャパンリミテッドは以下の成果を実現しました。

【本部の成果】

  • 店舗の業務指示の実施状況が一覧で確認でき、店舗への確認が大幅に減少した。
  • 一斉広報の時間を短縮できた。
  • 管轄エリアの施策が視覚的に把握でき、エリアマネージャーの業務効率も向上した。
  • 全店舗に正確かつ迅速に情報を伝えることが可能となり、全社の顧客対応の質が向上した。

【店舗の成果】

  • 期限付きで表示されるタスクによりタスク管理の負担が軽減し、実施漏れが減少した。
  • 他店舗の状況やVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)を把握でき、自店舗の売場作りに活かすことができた。
  • 事務処理の効率が改善し、接客や販売にかける時間が生まれた。

※1 Visual Merchandising(ビジュアルマーチャンダイジング)の略称で、店舗内のビジュアル要素を駆使して商品計画とマーケティングを結びつける戦略です。

バロックジャパンリミテッド 情報システム部門 大島氏のコメント

「店舗matic」導入にあたり、本部及び店舗スタッフからは既存ツールが使いやすいとの意見もありました。とはいえ、「店舗matic」を一度チェックすれば、どのような指示が出ているのか、どの店舗がどの程度の業務を遂行したのかが一目でわかるため、本部も店舗も確認業務が非常に簡素化されます。

また、店舗のスタッフにとっては接客が最も重要な業務であるため、今後はさらに「店舗matic」への業務の集約を進め、接客に専念できる環境を整備していく方針です。

今後の展望

ネクスウェイは、バロックジャパンリミテッドをはじめとするチェーンストア企業の多様なニーズに応じた本部店舗間のコミュニケーション改革を推進し、販売力や収益力の向上、魅力的な店舗作りに貢献してまいります。

「店舗matic」について

「店舗matic」は、流通・小売業や飲食業を含むチェーンストアビジネスにおける本部店舗間のコミュニケーションを効率化するためのクラウドサービスです。

チェーンストアビジネスに特化したお知らせ機能、情報収集機能(回答フォームの作成及び集計)、情報ポータル機能、商売カレンダー(スケジュール)機能、文書管理機能、フォトレポート機能(店舗内の写真や動画の共有・報告に特化したアプリ)を通じて、本部と店舗の情報共有とコミュニケーションを向上させ、店舗スタッフの業務負担を大幅に軽減しています。

商売全体を把握し、効果的かつ効率的なオペレーションを実現することで、販売力や収益力を強化し、魅力的な店舗づくりにおける経営課題解決を支援します。

出典元:株式会社ネクスウェイ プレスリリース

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