家族旅行の宿泊施設選び、74%が「旅行サイトの口コミ」参考に、客室の快適さが最重要視される調査結果

株式会社ファンくる(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口敬人)が、「ファンくる」会員1,502名を対象に実施した家族旅行における宿泊施設選びに関する消費者意識調査の結果を発表しました。調査によると、宿泊施設選びの際に参考にする情報源として「旅行サイトの口コミ」が74%と最も高い割合を占め、価格と立地が同条件の場合は「客室の快適さ」が決め手になることが明らかになっています。

調査結果サマリー

今回の調査では、家族旅行における宿泊施設選びについて以下の3つの重要なポイントが明らかになっています。

  1. 宿泊施設を選ぶ際に参考にするのは「旅行サイトの口コミ」が74%と最も多い結果に
  2. 価格と立地が同じ場合、ホテル選びの決め手となるサービスは「客室の快適さ(広さ・ベッド・清潔感など)」が44%
  3. 子ども向けのアクティビティや遊び場の有無が宿泊施設選びに影響すると回答した人が66%

株式会社ファンくるは、「ファンくる」会員を対象に定期的に消費者の意識調査を実施しているとのことです。今回は家族旅行について、宿泊施設を選ぶ決め手や参考にする情報などを「ファンくる」会員1,502名(男性303名、女性1,199名)に調査を行ったそうです。

調査結果によると、ご家族との旅行が多い方で、宿泊施設を選ぶ際に参考にするのは「旅行サイトの口コミ」が74%と最も高い割合を占めました。次いで「SNS(Instagram、TikTokなど)」が33%という結果でした。

また、価格と立地が同じ条件の場合、ホテル選びの一番の決め手となるサービスについては「客室の快適さ(広さ・ベッド・清潔感など)」が44%と最多となり、「レストランの充実(夕食・朝食・バイキングなど)」21%、「大浴場・温泉」17%と続いています。

さらに、子ども向けのアクティビティや遊び場の有無が宿泊施設選びに「とても影響する」と回答した方は25%、「多少影響する」と回答した方は41%となり、合計66%の方にとって子ども向け施設の有無が宿泊先選択の重要な判断基準となっていることが明らかになっています。

調査結果の詳細

1. 宿泊施設を選ぶ際に参考にするのは「旅行サイトの口コミ」74%

宿泊施設を選ぶ際に参考にする情報源のグラフ

家族旅行で宿泊施設を選ぶ際、最も参考にされている情報源は「旅行サイトの口コミ」で74%と圧倒的多数を占めています。インターネット上の口コミ情報が宿泊施設選びにおいて非常に重要な役割を果たしていることがわかります。続いて「SNS(Instagram、TikTokなど)」が33%となっており、視覚的な情報や実際の利用者による生の声が重視されている傾向が見られます。

2. 価格と立地が同じ場合、ホテル選びの決め手となるサービスは「客室の快適さ(広さ・ベッド・清潔感など)」44%

ホテル選びの決め手となるサービスのグラフ

価格と立地という二大条件が同等の場合、宿泊施設選びの決め手となるのは「客室の快適さ(広さ・ベッド・清潔感など)」が44%と最も高い結果となりました。滞在中の快適性を重視する傾向が強く表れています。次いで「レストランの充実(夕食・朝食・バイキングなど)」が21%、「大浴場・温泉」が17%と続いており、食事や入浴施設も重要な選択基準となっていることがわかります。

3. 子ども向けのアクティビティや遊び場の有無が宿泊施設選びに影響する66%

子ども向けアクティビティの影響に関するグラフ

子ども連れの家族旅行において、子ども向けのアクティビティや遊び場の有無は重要な選択基準となっています。調査では、これらの施設が宿泊施設選びに「とても影響する」と回答した方が25%、「多少影響する」と回答した方が41%となり、合計で66%の方が子ども向け施設を重視していることが明らかになりました。子どもが楽しめる環境が整っているかどうかが、家族旅行における宿泊先選びの大きな判断材料になっていると言えます。

この調査ではこれら以外にも、恋人との旅行で選ぶ宿泊施設や決め手となるサービスなど、全36問にわたって回答を得ているとのことです。

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査対象:一般消費者
回答者:「ファンくる」に登録している全国150万人のユーザー
回答者数:1,502名(男性303名、女性1,199名)
調査時期:2025年7月2日~7月28日
調査項目:宿泊についての消費者調査
設問数:36

ファンくるについて

ファンくるのロゴまたは関連画像

株式会社ファンくるは、お客様や従業員の声を独自の特許技術で分析することにより、店舗運営、商品開発、営業活動、従業員エンゲージメント等の向上を支援する様々なWebサービスをあらゆる業界に対して提供しています。また、体験型情報サイト「ファンくる」の運営や、インターネットリサーチなどのマーケティング支援も行っているとのことです。

会社概要

会社名:株式会社ファンくる
代表者:代表取締役社長 山口敬人
資本金:1億円
創業:2004年8月26日
所在地:東京都千代田区岩本町 1-10-5 TMMビル4F
事業内容:
・来店客調査「Fancrew CR」の運用・開発
・消費者モニター調査「Fancrew MR」の運用・開発
・販促・店頭調査「Fancrew PR」の運用・開発
・契約率向上ツール「Fancrew ICR・CSR」の運用・開発
・従業員満足度調査「Fancrew ES」の運用・開発
・体験型情報サイト「ファンくる」の運用・開発
・インターネットリサーチ/マーケティング支援

まとめ

今回の調査結果から、家族旅行における宿泊施設選びでは、インターネット上の口コミ情報が重要視されており、特に「旅行サイトの口コミ」が大きな影響力を持っていることがわかります。また、価格や立地が同条件の場合は、客室の快適さが最も重要な決め手となり、子ども向けの施設やアクティビティの有無も多くの家族にとって重要な選択基準となっています。

宿泊施設を運営する事業者にとっては、顧客満足度を高め、良質な口コミを獲得することが集客において非常に重要であることが示唆されています。また、客室の快適性向上や、家族連れをターゲットとする場合は子ども向け施設の充実を図ることが効果的であると考えられます。

株式会社ファンくるが提供するサービスは、こうした消費者の声を分析し、事業改善につなげるための支援を行っており、今回の調査結果も宿泊業界をはじめとする様々な業種の事業者にとって有益な情報となるでしょう。

出典元:株式会社ファンくる プレスリリース

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