株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)が、全国の20歳から69歳の男女を対象に、「おせちに関する調査(2024年)」を実施しました。この調査は、正月料理のおせちについての意識や実態を明らかにすることを目的としています。近年、伝統的な和食以外のおせちが増加している中、調査では「おせちの用意の有無・用意する方法」「おせち料理の必要性」「おせちに入れてほしい食材・料理」「購入場所」「おせちセットを購入する際の理想価格」などのデータが収集されました。

■調査結果の概要

自宅でおせちを準備する割合は43.8%で、半数には達していません。特に、「お重などに入った完成品のおせちを購入する」または「一部を手作りし、一部を購入する」といった回答はそれぞれ約1割となっています。
60代層では、おせちを準備している人が60%以上を占めており、「お重などに入った完成品のおせちを購入する」または「一部を手作りし、一部を購入する」との回答が約2割に達し、他の年代に比べても高い値を示しています。

正月のおせち料理が「なくても全く気にならない」と回答したのは45.8%。「あったほうが良い」と考える人は3割弱という結果が出ています。
特に60代では「おせちがあったほうが良い」という意見が4割を超えていますが、20~40代では「気にならない」という回答が5割前後に達しています。

おせちに含まれていてほしい食材・料理は「栗きんとん」「数の子」「黒豆」「ローストビーフ」「伊達巻」がTOP5となっています。
特に年代別では、20代・30代・50代で「栗きんとん」、40代では「ローストビーフ」、60代では「黒豆」が選ばれています。また、「黒豆」「数の子」「紅白かまぼこ」「お煮しめ」といった食材は、年齢が上がるにつれて選ばれやすくなる傾向があります。

おせちの購入場所については、「普段よく利用するスーパー」が過半数を超え、最も多くの回答が寄せられました。他の選択肢として「ネット通販・オンラインショップ」「百貨店」「デパ地下・駅ビルの食品売り場」が続きますが、いずれも1割台の結果となっています。
特に40代女性では「普段よく利用するスーパー」が7割に達し、50代男性では「ネット通販」での購入が3割弱となるなど、年代ごとの傾向が明らかになりました。

おせちセットを購入する際の理想価格については、「3,000円未満」が34.2%と最も多く、全体の5割を超える人が5,000円未満を希望しています。

■調査項目

  • 属性設問
  • ご家庭でのおせちの用意の有無・その方法
  • 正月におけるおせち料理の必要性
  • おせちの購入場所
  • おせちに求める食材・料理
  • おせちセットの理想価格

■調査概要

調査方法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティングのセルフ型アンケートツール「QiQUMO」を使用)
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20〜69歳の男女
調査期間:2024年12月13日(金)~15日(日)
有効回答数:1,100サンプル

出典元: 株式会社クロス・マーケティング プレスリリース

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