
WAFG(アラブ首長国連邦ドバイを拠点)及び株式会社キレイコム(東京)の業務提携が発表されました。
この提携により、『JAPAN HUB』を中心に、日本企業が中東地域での事業拡大を支援します。日本製品の魅力を新たな形で届け、信頼を築くためのプラットフォームを提供することを目指しています。WAFGとキレイコムは、ドバイへの出品手続きを統合的に支援し、商品の輸送から販売まで包括的にサポートします。これにより、日本国内での取引に専念し、企業のリスクを最小限に抑えた環境を整えています。
提携の背景
ドバイは近年、中東地域の経済・文化の中心としての地位を確立し、MENASA地域全体で約38億人の市場にアクセスできるハブとして注目されています。しかし、日本企業が中東市場に進出する際には、輸送や法規制、マーケティングなどの課題が多く、これが進出の障害となることがありました。
WAFGはドバイでのビジネス実績と独自のノウハウを持ち、キレイコムは国内外でのマーケティングや越境ECサービスにおいて豊富な経験を誇ります。この2社が協力することで、日本企業が中東市場にスムーズに進出できるよう支援することが目的の提携が実現しました。
主な提携内容
『JAPAN HUB』の輸送サポート
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ドバイ・アウトレット・モール内に新たにオープン予定の『JAPAN HUB』に関する輸送サポートを行います。
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日本国内での取引を通じて、日本企業のドバイ進出を後押しします。
『JAPAN HUB』の特徴
1. 革新的なハイブリッド型ショッピング体験
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オンラインとオフラインを融合させた販売モデルを導入しています。
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現地での直接販売に加え、オンラインでのリピート購入を可能にし、持続的な市場拡大を目指します。
2. 幅広い商品ラインアップと情報提供
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食品、美容製品、工芸品、キャンプ器具、ファッション商品、電化製品など、多岐にわたる日本製品を取り揃え、現地消費者に日本の魅力を体験させます。
3. 文化交流と体験型イベントの開催
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ショップ内では、日本の祭りや伝統文化に関連する体験型イベントを実施し、単なるショッピングの枠を超えた文化交流の場を提供します。

ドバイ・アウトレット・モールとのシナジー
WAFGはドバイの象徴的な「ドバイ・アウトレット・モール」と連携し、『JAPAN HUB』を日本と世界を結ぶ中継点として位置付けています。このモールは年間1,100万人以上の訪問者を迎える中東地域最大級のショッピング施設で、観光客や地元の人々にとっても大きな魅力を持っています。
『JAPAN HUB』はこの国際的な影響力を最大限に活用し、日本の製品や文化を新たな市場へ届ける重要な役割を果たすこととなります。

出典元:リリース