大阪市北区に本社を置く株式会社イルグルムが展開する日本の広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」は、外部にWeb広告運用を委託している企業のWebマーケティング担当者211名を対象に、Web広告運用の実態について調査を実施したことを発表しました。

調査背景

急成長を見せるWeb広告市場において、多くの企業が外部パートナーにWeb広告の運用を依頼しています。しかし、外部パートナーとのコミュニケーションや広告出稿に関する計測環境において、課題を感じている担当者も少なくありません。そのため、Web広告運用を外部に委託している事業会社の担当者221名に実態調査を実施しました。

調査結果

1. 広告代理店とは「対等なパートナー」としての関係を望む声が6割以上

「Q5.広告代理店との関係性においての最も望ましい関わり方は何ですか?」という質問に対して、63.1%の回答者が「対等なパートナー」を求めていることが明らかになりました。

2. 対等なパートナーに必要な条件について

対等なパートナーとしての条件について問いかけたところ、「定期的な報告・確認のコミュニケーション」が72.2%、「同じ集計ロジックに基づいたデータを使ったコミュニケーション」が68.4%、「広告からの実際の成約までの数値の可視化と共有」が60.9%という結果が得られました。

3. Web広告出稿において約7割が報告レポートを参照

「Q8.貴社ではWeb広告の出稿において、主に参考にする数値やデータはどこから取得していますか?」という問いに対し、66.8%が「広告代理店からの報告レポート」を選択し、その後「GA4等の分析ツール」が50.7%、「アドエビス等の広告効果測定ツール」が45.0%という回答が寄せられました。

4. Web広告運用改善に重要なのは「顧客の購買行動の可視化」

「Q9.Web広告の運用改善において重要だと思う要素は何ですか?」との問いには、「顧客の購買行動の可視化」が65.9%と最も多く、「わかりやすいレポーティング」による数値の把握が51.7%、「正確なCVデータの計測」が49.8%と続きました。

5. 調査のまとめ

本調査では、Web広告運用を外部に委託している企業の担当者211名に対して実施されました。その結果、6割以上が広告代理店との「対等なパートナー関係」を望む声を上げました。特に「定期的な報告・確認のコミュニケーション」が重要視され、さらに「共通のCV数等の指標を用いたデータのコミュニケーション」も求められています。企業側は、外部パートナーとの円滑なコミュニケーションを図りつつ、自社内で高精度なデータの計測と分析環境を整備することで、広告運用の成果を最大化することが可能であると考えられます。

出典元:株式会社イルグルム プレスリリース

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