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■ネットスーパーを利用したことがある人は全体の2割強、現在利用している人は1割強です。利用時に重視するポイントは、「品揃えの充実度」が最も高く、次いで「送料の安さ」が続き、さらに「品質の良さ」「商品の価格」「配送の正確さ」が各30%台を占めています。
■ネットスーパーを利用したいと考えている人は全体の2割弱に留まっており、2022年調査と比べると、非利用希望者が若干増加しています。
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、11回目の『ネットスーパー』に関するインターネット調査を2024年10月1日〜7日に実施しました。
この調査では、ネットスーパーの利用状況、利用したことがない理由などについて回答を収集しています。その結果についてお知らせいたします。
【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター |
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この記事の目次
調査結果
1. ネットスーパーの利用経験
ネットスーパーを利用したことがある人は全体の2割強。現在も利用しているのは1割強という結果が示されています。

2. ネットスーパーを利用する理由
ネットスーパーを利用したことがある人があげる利用理由の中で複数回答形式では、「重たいものやかさばるものを自宅に届けてくれる」ことが47.3%、また「買い物にかかる時間を短縮できる」「出かけたくない時に便利」などが約3割弱を占めています。
定期的に利用している人には「買い物にかかる時間を短縮できる」「普段購入している商品は店舗で選ぶ手間がない」とする回答が多く見られ、週に1回程度の利用者では「計画的に買い物を行える」とする理由も支持を集めています。
3. ネットスーパー利用時に重視する点
ネットスーパー経験者が最も重視する点は、(複数回答)「品揃えの充実度」がとりわけ47.0%で、次いで「送料が安い」が40.2%、さらには「品質の良さ」「商品の価格」「配送の信頼性」が各30%台を示す結果となりました。
定期的に利用している層では、「品揃えの充実度」「品質の良さ」「配送の確実性」「配達時間の正確さ」が優先され、價格面での要素は低めの数字となっています。また、利用をやめた人の中での「送料の安さ」が最も多く挙げられています。

4. ネットスーパーの利用頻度
現在ネットスーパーを利用している人が、過去1年間に利用した頻度では、「2〜3ヶ月に1回」というパターンが最も見受けられます。週1回以上の頻度の利用者は1割強で、月1回以上の利用者は5割を超えています。
5. ネットスーパーに対する利用の意向
ネットスーパーを利用してみたいという意向を持つ人は、「非常に利用したい」と「まあ利用したい」を合わせると全体の2割弱となっています。現在利用している人の8〜9割、利用を中止した人は約25%、利用未経験者ではその割合が8%となっています。
非利用希望者(「あまり利用したいとは思わない」「全く利用したくない」の合計)は5割弱で、2022年の調査と比較してもわずかに増加している傾向が見られます。

6. ネットスーパーを利用していない理由
現在ネットスーパーを利用していない人に訪ねた利用しない理由は、(複数回答)「近隣にスーパーがある」が57.9%、次に「自分で商品を選びたい」、さらに「送料がかかる、送料が高い」が各30%台を占めました。
また、「非常に利用したい」と答えた人の中では「近場でネットスーパーが利用可能な店舗がない、エリアが対象外」と回答する比率も高くなっています。
<< 回答者のコメント >>
☆ネットスーパーの不満点・改善してほしい点(全4,260件)
・配達が有料になり、当日配達の予約が取りにくくなったため利用しなくなった。(男性、64歳) |
・地方に住んでいるため、利用できるスーパーが限られており、生鮮食品が手に入らないことが多いので利用しなくなった。(女性、39歳) |
・利用しない理由:スーパーに行って自分の目で確認したい。気づかない商品や新たに取り扱い開始された商品の確認ができないためネットスーパーではいつも同じものしか購入できない。(女性、42歳) |
・野菜や生鮮食品のサイト掲載画像と実物が異なることが多い。また、すぐに届けてほしいのに混んでいるときは配送時間が選べない。(女性、71歳) |
・高齢者も利用できる仕組みでなければならない。何か困った場合にすぐ電話で問い合わせできるような体制が必要。(女性、28歳) |
・送料や手数料が発生する上に、配達時に自宅にいなければならず不便。(女性、59歳) |
出典元:マイボイスコム株式会社の調査結果