株式会社インテリアオフィスワンが、未就学児を持つ家庭を対象にベッド購入に関するアンケートを実施しました。アンケート内容には購入タイミング、重視するポイント、参考にする情報源などが含まれており、未就学児のお子様のいるご家庭で、ベッド購入について迷われている方々にとって貴重な参考となるでしょう。

【アンケートの概要】

●対象者:未就学のお子様を育てている方々
●対象人数:500名(男性309名、女性191名)

取材された項目は以下の通りです:

  • 現在使用している未就学児の寝具の種類
  • お子様の成長に伴うベッド購入のタイミング
  • ベッド購入時に重視する条件
  • 購入時に重視する機能
  • お子様用ベッド購入時の参考にする意見
  • 情報を得る元
  • 購入時に最も参考になる情報

それでは、結果を詳しく見ていきましょう。

■現在使用している寝具のタイプ

「Q1.現在、未就学のお子様が使用している寝具は何ですか?」という質問に対する結果は次の通りです。

・布団……127名(25.4%)
・キッズベッド……89名(17.8%)
・ベッドで一緒に寝ている……87名(17.4%)
・ベビーベッド……81名(16.2%)
・布団で一緒に寝ている……68名(13.6%)
・通常のベッド……47名(9.4%)
・その他……1名(0.2%)

全体の約4分の1が「布団」を使用していると回答し、「キッズベッド」や「ベッドで一緒に寝る」、さらには「ベビーベッド」も広く利用されていることが分かります。「布団で一緒に寝る」や「通常のベッド」を選んでいる家庭も約10%を占めており、未就学期の寝具選びには多様性があることが窺えます。

合算すると、「ベッドで一緒に寝ている」と「布団で一緒に寝ている」の家庭は31%に達し、親とお子様が同じ寝具で眠っている家庭が約3割を超えることが分かりました。このことから、未就学のお子様はまだ独り寝に不安を感じる場合もあると考えられます。

■お子様の成長に伴うベッド購入のタイミング

「Q2.お子様の成長に伴い、どのタイミングでベッドを購入しようとしていますか?」に対する回答は次の通りです。

・小学校低学年(1~3年生)……105名(21.0%)
・6歳……92名(18.4%)
・小学校高学年(4~6年生)……50名(10.0%)
・2歳……43名(8.6%)
・3歳……38名(7.6%)
・出産前……35名(7.0%)
・0歳……29名(5.8%)
・4歳……29名(5.8%)
・1歳……23名(4.6%)
・5歳……20名(4.0%)
・ベッドは買わない……18名(3.6%)
・中学生以降……17名(3.4%)
・その他……1名(0.2%)

全体の半数強が、小学校1年生から高学年までの時期にベッド購入を考えていることが明らかになりました。特に6歳というタイミングは、小学校入学に合わせてベッドを設置しようとする家庭が多いことが推測されます。

■ベッド購入時に最も重視する条件

「Q3.ベッド購入時、何を重視しますか?(最大3つまで選択)」という質問の結果は以下の通りです。

※回答人数は500名。複数回答のため、割合の合計は100%にはなりません。

・サイズ(部屋に合うか)……303名(60.6%)
・価格……256名(51.2%)
・成長に合わせた長期使用……193名(38.6%)
・デザイン……133名(26.6%)
・衛生面(防カビの有無)……93名(18.6%)
・保証内容……43名(8.6%)
・色……36名(7.2%)
・簡単組み立て……36名(7.2%)
・高さ調節……33名(6.6%)
・その他……2名(0.4%)

最も重視されているのは「サイズ」で、お子様が一人で寝る場合や親と一緒に寝る際に求められるサイズは異なります。ベッドのサイズは非常に重要視されていることが分かります。

■ベッド購入時に重視する機能

「Q4.ベッドを購入する際、重視する機能は何ですか?(最大3つまで選択)」という質問についての結果は以下の通りです。

※回答人数は500名。複数回答により、割合の合計が100%にはならない場合があります。

・耐久性……263名(52.6%)
・寝心地……223名(44.6%)
・通気性……220名(44.0%)
・安全性(転落防止ガードや角の丸みなど)……178名(35.6%)
・収納機能……128名(25.6%)
・軽量……71名(14.2%)
・掃除や洗濯のしやすさ……39名(7.8%)
・その他……0名(0.0%)

機能面では「耐久性」が最も重視されることが確認されました。ベッドは長期間使用されるため、耐久性を求める家庭が多いことが伺えます。

■お子様用ベッド購入の際の参考意見

「Q5.お子様用ベッドを購入する際、誰の意見を最も重視しますか?」に対する結果は以下の通りです。

・パートナー(夫または妻)……275名(55.0%)
・子ども本人……80名(16.0%)
・ネットのレビューや口コミ……58名(11.6%)
・インテリアコーディネーター……38名(7.6%)
・実店舗スタッフ……31名(6.2%)
・友人知人……9名(1.8%)
・相談しない……9名(1.8%)
・その他……0名(0.0%)

多くの方が「パートナー」の意見を最も重視していることが見て取れます。家族全体での意見を尊重し合う傾向が伺えます。

お子様の意見も考慮されますが、未就学児の選定には限界があり、意見を重視する割合は16%にとどまっています。さらに「ネットレビュー」や「インテリアコーディネーターの意見」も利用されており、全体の70%が家族の意見を重視している様子が伺えます。ビッグタスクであるベッドの購入は、家族全員が満足のいく選択を求められていることを示しています。

■ベッド購入時の情報源

「Q6.ベッド購入時に情報をどこから集めますか?(最大3つまで選択)」に対する結果は以下の通りです。

※回答人数は500名。複数回答によリ、割合の合計は100%にならない場合があります。

・インターネット検索(Google・Yahoo!JAPANなど)……307名(61.4%)
・実店舗(家具店・ベッド専門店)……255名(51.0%)
・口コミサイト(価格.comなど)……193名(38.6%)
・友人・知人からの紹介……89名(17.8%)
・インスタグラム……73名(14.6%)
・X(Twitter)……47名(9.4%)
・Facebook……11名(2.2%)
・テレビ……10名(2.0%)
・雑誌……6名(1.2%)
・その他……0名(0.0%)

情報収集の主要な方法は「インターネット検索」であり、「価格.com」などの口コミサイトも人気です。他の家庭のレビューを基に、丁寧な購入判断が見て取れます。

実店舗での情報収集も250以上の回答があり、商品を実際に見たり寝転んだりすることで選択に支えとなっているようです。

インターネットと実店舗の両方を利用する家庭が多数存在する中、テレビや雑誌のような伝統的なメディアを使用している方は少数派という結果も見受けられます。

■ベッド購入時に最も参考になる情報

「Q7.ベッドを選ぶにあたり、最も参考になる情報は何ですか?(最大3つまで選択)」という質問に対する回答結果は次の通りです。

※回答人数は500名。複数回答によリ分、割合の合計が100%にならない場合があります。

・仕様情報(素材や縦横幅・重さなど)……285名(57.0%)
・口コミ……240名(48.0%)
・写真……216名(43.2%)
・保証内容……106名(21.2%)
・クーポンの有無……86名(17.2%)
・運び込み・組み立てのサービス有無……53名(10.6%)
・タレント……11名(2.2%)
・その他……0名(0.0%)

最も重視されるのは「仕様情報」で、必要なサイズや材料の詳細が重要視されていることが分かります。

次に「口コミ」が多く選ばれており、他の家庭の意見を参考に行動するケースが目立つことが示されています。

「写真」も重要な要素として、デザインや配置のイメージを掴むために多くの支持を集めています。

■まとめ

以上の結果から、未就学のお子様を持つ家庭のベッド購入に関する現状が浮き彫りとなりました。

以下が調査から得られた主な知見です:

  • 未就学児が使用する寝具は各家庭によって異なる
  • 小学校入学後にベッド購入を考える家庭は半数を超える
  • サイズ、価格、耐久性や寝心地が重視されており、購入時にはパートナーの意見が重要視される
  • 家族全体が満足のいく選択をするために、インターネットと実店舗の両方で情報収集を行っている

ベッド購入には特別な基準がなく、選択が一筋縄では行かないことも考えられます。他の家庭の取り組みを参考にし、お子様にとって最適なベッド選びを行いましょう。

出典元: 株式会社インテリアオフィスワン プレスリリース

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