株式会社NEXERと株式会社日版プリントのパッケージ印刷通販「スプリック」は、「パッケージと実際の商品とのギャップ」に関するアンケートを実施しましたので、その結果をご紹介いたします。

■パッケージと実際の商品にギャップを感じたことはありますか?

多くの方が「パッケージが魅力的だったので購入したが、中身が期待に反していた」という経験を持っていることでしょう。

商品をより魅力的に見せるためのパッケージですが、時にはその実際の内容物との間にギャップが存在することがあります。

この度、NEXERとスプリックは、日本全国の1000名の男女を対象に「パッケージとのギャップ」に関する調査を実施し、その結果を報告します。

「パッケージとのギャップに関するアンケート」調査概要
調査期間:2024年11月3日 ~ 11月14日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
調査対象:全国の男女
有効回答数:1000サンプル
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:パッケージと実際の商品(味や使用感など)にギャップを感じたことはありますか?
質問2:そのギャップについて教えてください。
質問3:良い方向で裏切られたと思う方には、どのような点が裏切られたかをお聞きします。
質問4:次回も同じ商品を購入したいと思いますか?

質問5:その理由について教えてください。

質問6:悪い方向で裏切られたと思った方には、どのように裏切られたかお尋ねします。

質問7:悪い方向で裏切られた商品は、パッケージの変更が望ましいと思いますか?

質問8:その理由について教えてください。

※小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

■66.2%が「パッケージと実際の商品にギャップを感じた」と回答

まず初めに、パッケージと実際の商品(味や使い心地など)にギャップを感じたことがあるかという質問を行いました。

その結果、66.2%の回答者が「パッケージと実際の商品にギャップを感じた」と答えています。

また、そのギャップの具体的な内容についても伺いました。

「良い方向で裏切られた」と回答したのは17.7%で、一方「悪い方向で裏切られた」は82.3%という結果になっており、パッケージとのギャップを感じた多くの方が悪い方向で裏切られたと認識しています。

■良い意味で裏切られた約8割が「次も同じ商品を買いたい」と回答

また、「良い意味で裏切られた」と回答した方には、具体的にどのように裏切られたのかをお尋ねしました。

「良い意味で裏切られた」という理由

  • 派手な色のパッケージだが実際は美味しかった。(10代・女性)

  • スーパーマーケットで購入したコーヒーゼリーは、甘いだろうと予想したが、苦味と香りがしっかりしていた。(20代・女性)

  • 見た目は美味しそうではなかったが、食べてみたら美味しかった。(20代・男性)

  • パッケージよりも見た目が華やかだった。(30代・女性)

  • 外観以上の高級感があった。(30代・女性)

  • パッケージでイメージしたものよりもかなり美味しかった。(40代・女性)

続いて、再び同じ商品を購入したいかどうかをお尋ねしました。

約8割の方が「次もまた同じ商品を買いたいと思う」と回答されており、その理由についてもご意見を伺いました。

「とても思う」と答えた理由

  • お得感があったから。(10代・女性)

  • 美味しかったから。(20代・女性)

  • 良い意味で裏切られたから。(30代・男性)

  • 予想以上に品質が良かったから。(30代・女性)

  • パッケージからは感じられない魅力を中身に感じたから。(40代・女性)

「やや思う」と答えた理由

  • 良い思い出があったから。(20代・男性)

  • 美味しさに満足したので、再度購入したいと思ったから。(30代・男性)

  • 気に入ったので、また購入したいという気持ちが強くなったからです。(40代・女性)

■悪い意味で裏切られた86.1%が「パッケージを変更するべき」と考えています

逆に「悪い意味で裏切られた」と回答した方には、どのように裏切られたのかをお訊ねしました。

「悪い意味で裏切られた」という理由

  • パッケージの色が好みではなかった。(10代・男性)

  • パッケージは美しかったが、中身が混乱していた。(10代・男性)

  • サツマイモ味と記載されていたのに、実際はサツマイモの味がしなかった。(10代・女性)

  • パッケージの写真よりもサイズが小さかった。(20代・女性)

  • 思っていた味とは異なった。(20代・女性)

  • パッケージを見て質の良さを期待したが、実際は安っぽく見えたから。(20代・男性)

  • パッケージに表示されている味とは異なっていた。(30代・男性)

  • 見た目の差があまりにも酷かった。(30代・女性)

86.1%の方が「パッケージを変更する必要がある」との意見を示しています。

その理由をいくつかご紹介します。

パッケージを変更すべき理由

  • 購入後に損をしたと感じたから。(10代・女性)

  • 同じような被害が出ないようにしたいから。(20代・男性)

  • 裏切られると残念な思いになるから。(20代・女性)

  • パッケージと実際の中身が異なる場合に、期待が裏切られると思うから。(20代・女性)

  • 購入後に騙された気分になり、企業イメージが悪化するから。(20代・男性)

  • パッケージによって期待値が上がり、中身を見た時に失望感を覚えるため。(30代・女性)

これらの結果から、商品の魅力を正確に伝え、消費者の期待を損なわないパッケージデザインの重要性が明らかになりました。消費者の満足度を高め、信頼構築につながるような、より工夫を凝らしたパッケージデザインを考える必要があります。

出典元:株式会社NEXERとスプリックによる調査

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ