
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)が実施した「スニーカーに関する調査(2024年)」の結果が公表された。この調査は全国の20歳から69歳の男女を対象に行われ、近年増加しているスニーカーの利用機会について焦点を当てている。調査では以下のポイントについて質問が行われた。
調査内容:
1. スニーカーの着用頻度
2. スニーカーの所有数
3. ビジネスにおけるスニーカーの利用に対する感情
4. スニーカー着用時の実感
5. お気に入りのスニーカーブランドと選定理由
■調査結果
スニーカーをほぼ毎日履いている人の割合は45.7%で、特に女性の着用頻度が男性よりも高いことがわかった。
「ほぼ毎日」スニーカーを履くと回答した中で、女性の30代から50代はその割合が50%を超えている。しかし、男性の20代から30代では「ほとんど履かない」との回答が約20%に達している。<図1>

スニーカーの所有数に関する結果では、「2足」を保有している人が27.6%と最も多く「3足以内」と回答した人は67.7%だった。
ほぼ毎日スニーカーを着用する人でも、その所有数は「3足以内」が68.8%であることが見えており、必要最低限の数のみを保有している傾向が示唆される。<図2>

ビジネスシーンでのスニーカー着用に関する調査結果では「やはりスニーカーを避けた方が良い」との意見は19.8%に過ぎず、8割以上の参加者がビジネスシーンでもスニーカーの着用が許容できると答えている。
特に男性の50代から60代では3割以上が「ビジネスではスニーカーは控えるべきだ」との意見を持っており、他の年代に比べて強い拒否感を示している。対照的に男性の20代から30代の意見は「全く構わない、自由な服装が求められる」と「スニーカーは避けた方が良い」とが半々に分かれている。<図3>

スニーカーを履くことによる感情については、「緊急時に動きやすい」との回答が46.7%と最も支持を集めている。
また女性は「電車で立っているときの楽さ」や「自然と歩く距離が増える」といった理由も挙げており、スニーカーの利便性や快適性が高く評価されていることが伺える。<図4>

お気に入りのスニーカーブランドに関しては、ナイキ、アディダス、ニューバランス、コンバース、プーマ、アシックスが多く挙げられ、その選定理由には「デザインが魅力的」と「履き心地が良い」という点が特に目立つ。<図5>

出典元:株式会社クロス・マーケティング