
大日本印刷株式会社(DNP)と株式会社トゥ・ディファクトが共同で、ハイブリッド型書店『honto』の運営を開始。
この度、香川県高松市に本社を置く書店チェーン『宮脇書店』とのパートナーシップにより、hontoが新たな取り組みを始めます。これまでhontoは、電子書籍や通販、店舗サービスを組み合わせたハイブリッドサービスを展開し、来店促進を図ってきました。この共同プロジェクトを通じて、書店業界全体への貢献を目指します。
■具体的な取り組み内容
この協業の第一弾として、2024年11月から『honto新規入会促進キャンペーン』が開始される予定です。宮脇書店157店舗と明林堂書店54店舗、合計211の店舗にてポスター掲示としおりの配布が行われ、hontoへの新規入会や電子書籍の購入を行った方に対して、hontoや宮脇書店で利用できる『図書カードNEXTネットギフト』が抽選で進呈され、相互の集客を促進していきます。



■今後のビジョン
hontoは、保有するマーケティングデータを活用し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する計画です。これまでアプローチが難しかった顧客セグメントへの新たな提案を行う方針であり、具体的には購買行動データを基にした需要の高い書籍情報や、リアル書店及び電子書籍ストアのキャンペーン情報を提供します。
また、hontoの専門知識を宮脇書店と活用し、相互に補完し合う形で協業の幅を広げることで、顧客と書籍との接点を増やし、書店業界全体の振興に寄与する考えです。
出典元: 株式会社トゥ・ディファクト