株式会社バニッシュ・スタンダード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小野里 寧晃)が提供するスタッフDXアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」は、10代から60代の男女1200名を対象に、ECサイト上でのスタッフによるコーディネート写真に関する調査を実施しました。

調査の結果、スタッフによるコーディネート投稿が参考になると感じている人が7割以上で、実際にリアル店舗を訪れたいと考える人が多いことが明らかになりました。その中でも6割以上が店舗に訪問したという事実も分かりました。

さらに、店舗を訪れる人々の中には、他の商品にも興味を持ち、スタッフからの接客を受けて新たなコーディネートを考えたいという意向から、LTV(ライフ・タイム・バリュー)の向上に寄与する可能性についても指摘されています。

調査の概要

  • ECで服を購入する女性の54%が、スタッフのコーディネート投稿を参考にしているとの結果が得られました。これは大多数を示しています。

  • スタッフのコーディネート写真を参考にする主な理由は、「自分と似た体型の人のコーディネートが見られるから」という意見が男女共に最多であることが確認されました。

  • スタッフのコーディネートを参考にする利用者のうち、7割以上が実際に店舗へ行きたいと考え、さらに6割以上の人が店舗に足を運んだとの回答が得られました

【Q1. ネットショッピングを利用して服を購入する頻度は?】

ネットショッピングの全体利用者は女性が多いものの、最も多い層は40代男性であり、実に50%が月に1回以上ファッションアイテムをECで購入しているとの結果が出ています。

【Q2. 購入時にスタッフのコーディネートを参考にするか?】

【Q3. スタッフのコーディネートの参考になる理由は何か?】

女性の多くはスタッフのコーディネートを基に服を購入している一方で、男性はその割合が3割強にとどまります。コーディネートを参考にする理由として、男女共に「自分に似た体型の人のコーディネートを見られるから」という意見が多く示されており、これは自身に似合う服を重視している傾向を示しています。また、「同じ服で多様なコーディネートを一度に見ることができるから」という意見も男女共に支持されています。これは商品選びにおいて着回し力も関与していることが伺えます。

【Q4. スタッフのコーディネートを見てそのブランドの店舗に行きたいと思いましたか?】

【Q5. 実際に店舗への訪問歴はありますか?】

スタッフのコーディネートを参考にしている人々の中で、過半数の男女が店舗に行きたいと思い、また6割以上が既に店舗に足を運んだという回答が得られています

【Q6. その店舗に訪れた理由は?】

店舗を訪れた理由について、女性は「購入を考えていた商品を実際に見たい」が最も多く52%を占めており、男性は「他の商品も見たい」という意見が46.2%と最も多く、リアル店舗での偶然の出会いを狙っている傾向が見られます。また、「スタッフに会いたい」「新たなコーディネートを提案してもらいたい」という動機で店舗訪問を考える人も男女共に約1割存在します

【Q7. 訪れなかった理由は?】

店舗に行きたいと考えながらも、実際には訪れなかった人々の理由に関する調査も実施されました。「店舗が近くにない」という地理的要因が半数を占めており、「ネットショッピングの方が得だ」という意見も見られますが、こちらは約3割にとどまっています。

これらの調査結果から、スタッフのコーディネート投稿は実際の店舗に足を運ぶ動機として機能すると考えられます。また、コーディネート投稿が店舗訪問の理由として、単に欲しい商品を検討するだけでなく、他の商品の探索や、スタッフとの接触を通じて新たなコーディネートを提案してもらうという意向が反映されており、その結果としてブランドへのファン化によるLTVの向上も見込まれると考えられます。

出典元:株式会社バニッシュ・スタンダード

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