既存ストックの流通・利活用を推進するリノベーションプラットフォーム運営のリノベる株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山下 智弘、以下 リノべる)は、配偶者との世帯年収が1,400万円以上の男女108名に、パワーカップルの支出に関する意識調査を実施しました。
この記事の目次
- 1 ▼実施背景
- 2 ▼調査サマリ
- 3 ▼調査結果
- 3.1 ■82.4%のパワーカップルは、物価高騰による家計への影響あり
- 3.2 ■物価高騰により見直している支出、第1位「食料品」、第2位「外食費」
- 3.3 ■半数が、物価高騰が続く中でも、高額なモノやサービスを「購入する予定がある」と回答
- 3.4 ■高額なモノ・サービスの選定基準、「トレンドなもの、話題性が高いもの」や「知名度が高い ブランドのもの」よりも、「自分の価値観に合うもの」や「合理的で効率的なもの」など
- 3.5 ■約7割が、現在の住まいに「不満あり」
- 3.6 ■住まいに関する不満、「間取り、レイアウトの使い勝手が悪い」「部屋数が足りない」が上位
- 3.7 ■住まいに関する不満解消のポイント、約半数が「資金的な余裕」「じっくり検討できる時間」と回答
- 4 ▼まとめ
- 5 ▼調査概要
▼実施背景
2024年6月の家計調査(※1)によると、2人以上の世帯が消費に使った金額は、物価の変動を除いた実質で前の年の同じ月より1.4%減少しており、物価高などを背景にした消費者の節約志向が続いています。一方、実収入は前の年の同じ月より3.1%増加しており、夫婦共働きが当たり前となった現代において、パワーカップル世帯も年々増加傾向(※2)にあります。今回は高騰する住宅市場でも存在感を高めるパワーカップルの物価高騰の中での購買行動に注目し、支出に関する意識調査を実施しました。
▼調査サマリ

▼調査結果
■82.4%のパワーカップルは、物価高騰による家計への影響あり
「Q1.最近の物価高騰があなたの家計にどの程度影響していますか。」(n=108)と質問したところ、「非常に影響がある」が47.2%、「やや影響がある」が35.2%という回答となりました。

■物価高騰により見直している支出、第1位「食料品」、第2位「外食費」
Q1で「非常に影響がある」「やや影響がある」と回答した方に、「Q2.物価高騰により、支出の見直しをしている、または見直しを予定している項目を教えてください。(上位3つ)」(n=89)と質問したところ、「食料品」が61.8%、「外食費」が46.1%、「日用品」が25.8%という回答となりました。

■半数が、物価高騰が続く中でも、高額なモノやサービスを「購入する予定がある」と回答
「Q3.物価高騰が続く中で、高額なモノやサービスを購入する予定はありますか。」(n=108)と質問したところ、「はい」が50.0%、「予定はないが、検討している」が13.9%という回答となりました。

■高額なモノ・サービスの選定基準、「トレンドなもの、話題性が高いもの」や「知名度が高い ブランドのもの」よりも、「自分の価値観に合うもの」や「合理的で効率的なもの」など
「Q4.物価高騰が続く中で、購入・利用する高額のモノやサービスを選ぶときに、魅力に感じることを教えてください。(上位3つ)」(n=108)と質問したところ、「自分の価値観に合うもの」が63.0%、「合理的で効率的なもの」が47.2%、「SDGsや環境に配慮しているもの」が24.1%という回答となりました。

■約7割が、現在の住まいに「不満あり」
「Q5.あなたは、現在お住まいの住宅に不満はありますか。」(n=108)と質問したところ、「非常にある」が33.3%、「ややある」が35.2%という回答となりました。

■住まいに関する不満、「間取り、レイアウトの使い勝手が悪い」「部屋数が足りない」が上位
Q5で「非常にある」「ややある」と回答した方に、「Q6.何に不満がありますか。(複数回答)」(n=74)と質問したところ、「間取り、レイアウトの使い勝手が悪い」が47.3%、「部屋数が足りない」が45.9%、「収納量が足りない」が44.6%という回答となり、間取りに起因する悩みが多いことがわかりました。

■住まいに関する不満解消のポイント、約半数が「資金的な余裕」「じっくり検討できる時間」と回答
Q5で「非常にある」「ややある」と回答した方に、「Q7.以下のうち、何があると不満を解消できそうだと思いますか。(複数回答)」(n=74)と質問したところ、「資金的な余裕」が48.6%、「じっくり検討できる時間」が45.9%、「知見があり、信頼できる相談相手」が43.2%という回答となりました。

▼まとめ
今回は、配偶者との世帯年収が1,400万円以上の男女108名を対象に、パワーカップルの支出に関する意識調査を実施しました。物価高騰の中でも、半数が高額なモノ・サービスを購入する予定があり、高額なモノ・サービスを選ぶ際には、トレンドや知名度より、合理的で価値観に合うものかどうかを重視していることがわかりました。住まいについてはパワーカップルの7割が今の住まいに不満があり、その中でも多いのが「間取り」に起因する悩みでした。解消には資金的な余裕、時間、相談相手が必要という回答が多く、予算内でタイパ良く住宅購入の相談ができるソリューションが求められています。
▼調査概要
【パワーカップルの支出に関する意識調査】
調査方法:webアンケート方式
調査対象:全国にお住まいの、配偶者との世帯年収が1,400万円以上の男女
有効サンプル数:108名
調査実施日:2024年8月5日(月)~8月7日(水)
調査主体:リノベる株式会社
出典「リノベる調べ」












